数学の難問ABC予想 京大教授が証明 30年以上未解決

数学の難問ABC予想 京大教授が証明 30年以上未解決

数学の難問「ABC予想」について、京都大学は、数理解析研究所の教授が証明したと発表した。30年以上にわたり未解決だった数学の難問を証明したのは、京都大学・数理解析研究所の望月新一教授(51)。ABC予想は、1980年代にヨーロッパの数学者たちが提唱した整数の性質についての予想で、整数の足し算と掛け算の関係にまつわるものだが、その証明は極めて難しいとされてきた。望月教授は2012年に、このABC予想を証明したとする論文を公開していた。論文は600ページにもおよび、京都大学では、専門家による特別編集委員会で8年にわたる審査の結果、証明は正しいとして学術誌に掲載されることが決まった。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm36621268