ヴィドール:オルガン交響曲第9番 ハ短調 作品70「ゴシック」

ヴィドール:オルガン交響曲第9番 ハ短調 作品70「ゴシック」

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=i_WXRoyR6PI )。1890年、フランス屈指のオルガン製作者カヴァイエ=コルは、ルーアンにあるサントゥーアン教会に新しいオルガンを製作しました。ヴィドールはこのオルガンの響きに魅了され、オルガンの響きを最大限に生かせる楽曲の作曲に取り組みます。そして1895年に完成した作品が、オルガン交響曲第9番 ハ短調 作品70「ゴシック」です。この題名は、ルーアン大聖堂の礼拝堂が広大な「ゴシック様式」の建築物であったことに基づいていますが、曲自体はグレゴリオ聖歌による主題を元に作曲されています。ヴィドールは生涯で10曲のオルガン交響曲を作曲しましたが、本作が一番のお気に入りで、自作の演奏会で頻繁に演奏したといわれています。Helene von Rechenberg(オルガン)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm37861911