SS版LUNAR OP AIアップスケール比較

SS版LUNAR OP AIアップスケール比較

今回はSS版LUNAR シルバースターストーリーのOPでAI高解像度の比較を作ってみました。元ソースは3:2なんですがPSP版のLUNARを見た限り4:3のほうがアスペクト的に正しいと思ったので、元ソースを4:3に変更しそれをAVIUTLのリサイズフィルタでの単純なアップスケーリングとAIツールを使った同サイズでのアップスケーリングの比較になります。左上には4:3に変更したソースも表示しています。AIアップスケーリングに使っているツールは『Topaz Video EnhanceAI』です。このツールは細かい設定があるわけじゃないのですが、素材によってAIモデルは適切な物を使う感じですね。使った感じではArtemis-HQが1080p以上向け・MQが720p向け・LQが480p向け・AAが3DCG向けって感じです。他にGaia-HQとGaia-CG、Theia-DetailとTheia-Fidelityがあります。この辺になると480p以下のソース向けな感じですね。Theiaはデノイズ・デブロック・シャープネスを自分で設定もできます。ちなみにこのツールはIntel製CPUやNVIDIA製GPUで最適化していますのでIntelCPUやNVIDIAGPUを使うと幸せになれます。うちの環境はどちらもAMD製なんで幸せになれませんでしたがw動画内でも説明していますが、今回使ったAIモデルはTheia-Fidelity v4でパラメーターはデフォルトで使いました。Artemisを使うとドットの粗い輪郭に沿って綺麗になるので輪郭がカクカクして綺麗に補正してくれませんが、Theiaだと想定している輪郭に補正して綺麗にしている感じですね。なので多少オリジナルより違和感がある場合がありますが、ある程度綺麗に輪郭を維持したままアップスケーリングします。元々HDサイズやFullHDサイズを4kや8KにSDサイズをFullHDにするのがメインで、かつ実写や3DCG向けなツールなので実はそっちのほうがAI補正がかなり効きます。アニメも昨今のTV放送みたいな720pやDVDなんかのSDまでなら綺麗にしますが、やっぱりちょっと古いゲームで低解像度のはソースを選ぶ感じがします。なんだかんだ言ってもAVIUTLの各種フィルタで高画質化するよりは楽なんですがね(笑)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38033511