シューベルト(ウェーベルン編):6つのドイツ舞曲 D820(管弦楽版)

シューベルト(ウェーベルン編):6つのドイツ舞曲 D820(管弦楽版)

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=BPs62L-s3bg )。シューベルトがピアノのために作曲した舞曲の多くは、友人たちの前で即興的に演奏したフレーズを元に作曲され、実際に曲に合わせて人々が踊ることを想定して、親しみやすく短いメロディで構成されています。そんな中、1824年10月に作曲された「6つのドイツ舞曲」D820は例外的にピアノ技巧を凝らした作品です。当時のシューベルトがジェリズのエステルハージ家に滞在して、その家の姉妹にピアノを教えており、彼女たちの練習用に作曲されたと推測されています。この作品の自筆譜は妹のカロリーネが所有していたことから、長らく存在が知られていない曲でしたが、シューベルトの死後100年以上が経過した1931年5月にようやく楽譜が出版されました。このあと、すぐに本作はウェーベルンによって管弦楽版に編曲されており、この年のうちに管弦楽版の楽譜が出版されました。ピエール・ブーレーズ指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38194216