【観覧注意】2011.3.11東日本大震災を「忘れない、忘れてはいけない」〜映像と被災地の吹奏楽で振り返る当時の記憶と記録〜

【観覧注意】2011.3.11東日本大震災を「忘れない、忘れてはいけない」〜映像と被災地の吹奏楽で振り返る当時の記憶と記録〜

忘れない、忘れてはいけない。東日本大震災。みなさんは、ちょうど10年前の今日起こったあの忌まわしき大災害を覚えているだろうか。14:46、下から何か突き上がるような揺れから始まり私達は平穏な生活を一瞬で奪われた。M9.0と国内観測史上初の規模の地震が発生し、巨大な津波が発生し多くの尊い命が失われた。私は福島県の吹奏楽が大好きで応援させていただいている者です。今回はこの大災害を風化させてはいけないと思い、昨年作成した動画を再編集してニコニコ動画に投稿させていただきます。被災地福島県いわき市の福島県立磐城高校吹奏楽部の魂の演奏とともに流れるのは当時の映像です。大変ショッキングな映像ですので、ご気分を害される可能性があります。〈楽曲について〉・トッカータとフーガ ニ短調BWV565(作曲:J.S.Bach /編曲: 根本直人)〈2011年版〉演奏: 福島県立磐城高校吹奏楽部指揮:根本直人*尚、全国大会では銀賞受賞こちらの音源は全国大会のものではありません。震災で被災した福島県立磐城高等学校吹奏楽部の演奏です。当時音楽監督・指揮者で、この曲の編曲者でもある根本直人(ねもと・なおんど)氏は2011年度のコンクール自由曲の選曲に非常に悩んでいました。この状況で現代的な華やかな曲をやる気になれないと。そこで選曲したのがこの曲。「バッハがなんとか助けてほしいという気持ちをこの曲に込めたように僕もこの曲に僅かながら救いを求めたのが本音です」『祈り』これを伝えられたら…と声を詰まらせながら吹奏楽密着ドキュメンタル番組で根本氏は以前語っていました。磐城高校は困難を乗り越え、見事に全国大会出場を果たしました。演奏前には抱き合い泣く生徒もいました。当日は普門館で私も聴いていましたが、魂のこもった一音一音と祈りの思いが絡まり合い、音のシャワーとなって降り注ぎ、全身にものすごい力がかかり、号泣をしてしまいました。終演後には会場中から割れんばかりの拍手とBravoの声援が飛び交っていました。会場の周りの方々も涙を流しており、「祈り」の思いは伝わったと思います。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38401255