緑ルピー福丸BB

緑ルピー福丸BB

その日、俺達は初めてオーディションで負けた。流行の推移も予想通りだったし、それに合わせて指導・レッスンを行ってきたつもりだった。しかし最終的に求められるのはその練習量でなく、"本番のパフォーマンス"そのものに尽きる。当事者以外にとっては、結果が全てなのだ。俺は、雛菜の魅力や技能を十二分に発揮させる事が、伝える事が出来なかった。会場で結果が発表された時、雛菜はそれ程気にしないでいるように見えた。それどころか自責の念に駆られていた俺を慰めてすらいた。どっちが大人なのかわからないくらいに。『やっぱり雛菜は強いな…』 件のオーディションから数時間経って、今は事務所にいる。雛菜は戻るなり早速特等席にごろ〜んしていたが、俺はトイレで1人気持ちを落ち着かせ、今回の反省点をまとめつつ今後の青写真を描いていた。『雛菜、悪い。待たせーー』すすり泣く音。それは窓際に立つ雛菜が出していたものだった。『雛菜…!』続きはpixivで。大乱闘シャニマスブラザーズに新ファイターが参戦するみたいですね。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38471044