上海長興島の菜の花畑(2)

上海長興島の菜の花畑(2)

上海長興島は長江デルタ河口に浮かぶ中州島である。崇明島、横沙島とともに崇明区を構成する崇明三島と呼ばれる。百年ほど前は、まだまだ小さな面積に過ぎなかったが、長江の織り成す沖積作用によって成長を続けてきた。数千万年程度の後には対馬方面にでも到達し、長興島が日本への陸路の起点となるかもしれないという崇明三島対馬到達説の根拠である。留まることのない変化こそが自然の摂理であり、地球もまた変化し続けている。まして国なぞ、人類が人為的に編み出したものであり、栄枯盛衰を繰り返している。そのような中にあって、たとえ遥か先の未来にようやく実現できるものだとしても、世界連邦政府や世界中央政府といった国を超えるという方向性を明確に指し示すことが重要であり、そうした枠組みの下で、領土紛争なんてものは無意味なものになることだろう。なお、動画の中に見えるのは対岸の崇明島とを結ぶ上海長江大橋である。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38518770