ギャラクティック・ノぴゃ シューティング面

ギャラクティック・ノぴゃ シューティング面

はづきさんが言う事には、今朝方から事務所のトイレに大量のワラジムシが湧いていたらしい。即座に業者に依頼をしたらしく、その為に事務所のトイレは一部を除いて"調整中"を余儀なくされている。「わ、ワラジムシ…ですか…」『幸いにも多目的トイレは被害が無かったから、いつも通り使えるんだけど…。ダブルブッキングがあると怖いからな』『ともかく一日だけとは言え注意してくれ。俺も今日ばかりはコーヒーは我慢してるからさ』「それは殊勝ですね」「あ〜、今日のおやつって特大タピオカなんだ〜」『…雛菜、聞いてたか?』「…え〜? あ〜、聞いてたよ〜」「ね〜、透せんぱ〜い」「え、あー…聞いてたってさ」『…そうか? なら良いんだ、すまんすまん』プロデューサーは、念の為その話を再三すべきだった。或いは、そうせずともこの後に起こる事態は回避出来なかったのかもしれないが。「あ〜、そうだったっけ〜…」事務所にいる間に大量の飲み物を摂取していた雛菜は、その日のレッスンが終わる頃にはそれなりの"蓄積"を有していた。「レッスン終わったらトイレ行こ〜」という彼女の目論見は、今朝のプロデューサーの報告さえなければ完璧だっただろう。ただ一人しか使えない多目的トイレは、雛菜が向かった時には既に使用中であった。「ん〜…。まだかな〜?」扉の前で順番を待つ雛菜は初めこそ落ち着いていたものの、次第に不自然な姿勢や動きを取るようになり、ソワソワした動作が少しずつ増えていった。「ま、間に合った…ぴぇ! し、使用中…!」「あ、小糸ちゃん〜」不自然に両手で前を押さえながら、パタパタと駆け寄ってくる小糸。彼女もまた、ピンチに陥っていたのだ。「あ…ひ、雛菜ちゃんも、トイレ…?」「え〜? あ〜…」ガチャリと、鍵の開く音がした。多目的トイレの扉が開き、中に入っていた全身真っ黒の男は足早にその場を去っていった。「あ、空いた…!」「あ…。ひ…雛菜ちゃん、先に待ってたもんね…。トイレ、使っていいよ…!」「あ〜」「雛菜、別にトイレ使うつもりじゃなかったから〜。小糸ちゃん、いいよ〜」「え…! ほ、本当…!?」「うん〜。気にしないで〜」「う、うん…!」小糸はそそくさとトイレに入っていった。鍵の再び閉まる音を確認すると、最後の余裕を見せた雛菜はとうとうその場にうずくまってしまった。続きはpixivに。今回は書き終わってから使ったので僕は偉いですね。リスぴぇクト⇒ sm38053297

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38829812