ダグ(NC)のディズニーセンバー 美女と野獣

ダグ(NC)のディズニーセンバー 美女と野獣

美女と野獣(1991年公開)ハイ皆さんこんばんわ。突然ですが、アニメ映画が名作になる決め手は、何でしょうか?映画の寿命か?新しい世代に語る能力か?芸術性か?アニメーションか?シナリオか?キャラクターか?音楽か?売れ行きか?それとも、もっと単純でしょうか?もっと純粋、ピュアなもの、心の底でなんともいえんものがうごめいて、"ああこれは正真正銘の名作だなぁ "とささやくんですね。『美女と野獣』は、ディズニーアニメーションの宝物とされてきました。理由がありますね。その手描きアニメの優美さ、心に残るラブストーリー、心揺さぶる音楽が、絶賛されてます。この映画、童話の映画化というより、かつてのディズニー映画の伝統と、モダンな感覚の間で、絶妙なバランスを保っています。ベルは"プリンセス"だそうですが、かよわい乙女でも、甘やかされたお嬢様でもありませんね。といっても、その時代の産物でもない。監督のゲイリー・トルースデールとカーク・ワイズ、ふたりの丁寧な仕事が見えますね。どちらかに傾きすぎず、軽やかに一線を越えてますね。一方、野獣は、ディズニーの中でもとてもとても悲劇的ですね。ただの誤解された怪物ではありませんね。ベルは、野獣の心を掘り起こすために、積もった憎しみと怒りを掃除します。切り刻みます。そこから芽生えたラブストーリーは、まぁ驚くほど複雑。信憑性高く、インパクトがありましたね。野獣のお城と、その住人たちも魅力的で、考えられてますね。踊る食器、おしゃべりな燭台、普通なら笑ってしまいますが、このチーム、見事成功させましたね。お城自体も野獣の延長線上にありますね。一見暗くて不吉、しかしその中には暖かさが溢れてます。お城も野獣と同じように変化していきます。絵から、動きから、アーティストの情熱が伝わってきますね。コンピューターで完璧に作れる時代に、線が必ずしもシャープでない、プロポーションが必ずしも完璧でない、クラシックな作品に戻ること、これが実はとても新鮮なんですね。すべてが息を呑むような美しさ。アラン・メンケンの音楽と、ハワード・アシュマンの歌詞も、同様に、いやそれ以上に夢中にさせられますね。視覚的な驚きと同様に聴覚的にも優れたこの作品が、ノミネートされたり賞を獲得したりしたこと、少しも驚きではありません。現代は数多くアニメ映画ありますが、ここまでの偉業はなかなか達成できませんね。まだ見てない?死刑ですよ。必ずごらんなさい。ジャン・コクトー監督の美女と野獣、こちらも気品高い古典です、合わせてどうぞ。また会いましょうね。元動画  https://youtu.be/uMIJioaWZ_E 前  sm39215067  次  sm39282437

http://www.nicovideo.jp/watch/sm39238287