【SynthVクラシック】 隠者の歌 (Hermit Songs) / サミュエル・バーバー【Eleanor Forte AI】

【SynthVクラシック】 隠者の歌 (Hermit Songs) / サミュエル・バーバー【Eleanor Forte AI】

(ピアノ伴奏の歌曲は)初投稿です。現在「弦楽のためのアダージョ」だけが突出して知られているサミュエル・バーバー。しかし優れたバリトン歌手でもあった彼が最も力を注いだジャンルは歌曲でした。この「隠者の歌」は中世アイルランドの神学者、修道士が残した詩に曲をつけており、全10曲からなります。今回は冒頭の「聖パトリックの煉獄」、単独で歌われることも多い「はりつけ」「修道士と猫」の3曲を選びエレノアさんに歌ってもらいました。1曲目の聖パトリックの煉獄とは、アイルランドのダーグ湖(Loch Derg)に浮かぶステーション島にまつわる伝説のこと。ここには煉獄に通じる洞窟があり、責め苦を受けることで罪を浄められる、と言われていました。洞窟は15世紀に破壊されましたが、今でも巡礼地兼観光スポットとして人気なんだとか。Hermit Songs Op. 29 (1952-1953)曲: Samuel Barber (1910 - 1981)歌詞:8世紀から13世紀にかけてのアイルランド詩(O'Faolain, Jones, Auden英訳, JASRACデータベースによるとPublic Domain)日本語訳:やしろ声: Eleanor Forte AI (Synthesizer V)是非全曲盤も聴いてみてください。初演時の録音(レオンティン・プライス独唱、バーバー伴奏)も古いモノラル録音ですがなかなか良いです。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm40638162