【うっかり文庫】ヴァン・ダイン傑作集PV【ヴァン・ダイン】【ゆっくり文庫リスペクト】

【うっかり文庫】ヴァン・ダイン傑作集PV【ヴァン・ダイン】【ゆっくり文庫リスペクト】

"「犯罪には、芸術作品と同じ基本的要素がすべてそろっているよ――アプローチ、構想、技巧、創作力、表現方法、手法、構成。それに、犯罪にも芸術作品とおなじだけたっぷりと、流儀や様相、総合的な性質に多様性がある。そう、綿密に計画された犯罪というのは、たとえば絵画と同じように、ひとりの人間を表しているんだ。そこにだよ、犯人をさぐり出す大きな可能性があるのは。美学の専門家が絵を分析してそれを描いた画家を教えてくれるのと同じように、心理学の専門家が犯罪を分析してその犯人を教えてくれる――つまり、それがたまたま知っている人物だった場合はね――もしくは、まるで数学の計算のように正確に、犯人の性質や人柄を説明してくれるというわけだ。……そして、ねえマーカム、それが人間の有罪を決定するのに確実で納得のゆく唯一の方法なんだ。それ以外の方法はみな、たんなる当て推量だよ。非科学的で不確実で――危険だ」"今までに制作した動画  mylist/73029299 単発動画 series/330979<編集後記>前回、徳の解説動画を制作し、コメントをいただいたところ、いくつかご指摘をいただきました。その際、『長すぎる』、『画面の起伏が乏しい』、『集中力が持たない』というご意見を受けて、「よし、じゃあ短くて画面が動きまくるスピーディーな動画を作ろう」と思い立ち、制作いたしました。今回、このような動画にしようと決めたのには理由があります。以前、VOICEROID系投稿者の妙楽様の動画( sm33324314 )を見ていたところ、芥川龍之介の作品を、映像を使ってかっこよく紹介しているなと思って、自分でもこういう一人の作家の紹介動画を作ってみたくなったからです。それで、編集していておもったのですが、画面がどんどん切り替わって、動いていくのは、制作していてすごく楽しいですね。セリフだけをひたすら打ち込んでいく作業と比べると、断然、画が動き回ったほうがおもしろくて作業がとてもはかどりますし、時間が経つのも忘れて集中できます。こういう作業の時は、「え、もうこんな時間か!?」みたいなことがしょっちゅう起きます。やはり読んで字のごとく、動画だからでしょうかね。逆に、どうしても長いセリフをひたすら打ち込み続ける作業をしているときは、単調でしんどいと感じるときが多いです。ところで、ヴァン・ダインは12作の推理小説を残しましたが、そのうち1~4作目までが評価が高く、5~12作目は評判がそれほど良くないそうです。そこで、4作目までを傑作集としてまとめることにしました。ファイロ・ヴァンスの推理手法がこの作品の核だと思います。かなり面白いです。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm40699604