マイリスト 制作した動画【ゆっくり文庫リスペクト】
ふかみどり さんの公開マイリスト 作成した動画を投稿順に掲載しています。
https://www.nicovideo.jp/user/86729353/mylist/73029299
【ゆっくり文庫リスペクト】ABC殺人事件 第1話「A」 (全6話)【アガサ・クリスティ】
"拝啓、エルキュールポワロ氏へ。"ABC殺人事件→series/306979次→sm40217020ふかみどりと申します。よろしくお願いします。約2年前に投稿した動画を何となく消したくなり、ついこの間削除いたしました。しかし、ozean-schloss様より、復刻版動画(sm40175977)を作成していただきました。私の動画を、作り直すほど気に入っていただいているならば、もう一度上げなおそうと思い、パソコンのフォルダを漁りましたが、元動画のデータは消滅しておりました。そこで、一から作り直して投稿しようかと思いましたが、それよりも、この機会に当時の本懐であった本編を作成しようと思い立ち、今回、本動画を作成し、投稿いたしました。1話完結ではなく、無謀にも複数話に跨るシリーズものとして投稿することにしました。ちなみに、本動画シリーズは全6話を想定しております。しかし、2話目以降の投稿予定は未定です。投稿者の気力次第になります。未完に終わる可能性もあります。続きが見たい方は期待しないでお待ちください。追記:ozean-schloss様の動画には本動画を制作するモチベーションをいただき、大変感謝しております。元動画をアップグレードして復刻いただき、ありがとうございました。追記:投稿者のミスで、キャラクター設定の矛盾が出ていることが確認されましたので、この場を借りてお詫びと説明をさせていただきます。動画時間6:35秒において、被害者は夫と離婚していたことが説明されるのですが、動画時間13:41秒においては、離婚していなかったかのような発言がなされています。この矛盾は、被害者の夫が死亡する直前に離婚が成立し、そのことを隣人には知らせていなかったのだと解釈くださいますようお願いします。大変申し訳ありませんでした。2022/3/31追記:動画のサムネイルを変更させていただきました。風景画像で統一しようかと考えていましたが、サムネを見ただけで、どんなストーリーか想像できて、見てみたくなるような画像にしようという判断です。
19:27|2022年03月18日 15:03:02 投稿
【ゆっくり文庫リスペクト】ABC殺人事件 第2話「B」 (全6話)【アガサ・クリスティ】
"親愛なるポワロ氏へ"ABC殺人事件→series/306979前→sm40191174次→sm40251370お待たせしました。第二話です。第一話ではたくさんのコメントをいただき、大変ありがとうございます。第二話だけならすぐに作れるだろうと甘く見込んでいましたが、一話を投稿してからの、丸々5日間を注ぎ込んでしまいました。ペース配分を考えないとですね。一度手をつけると、中途半端にしたままの動画が気になって頭から離れなくなるので、全く作らないか、最後まで一気に作り続けるかの二択になりそうです。作っても作っても終わらない、終わりの見えなさと、作り終えたときの、肩の荷が下りた感覚がすごいですね。ですので第三話はしばらく様子見しようかと思います。個人的には会議室の場面が編集していて一番面白かったです。素材を探してて、写真やイラストを見て思いついたことをすぐ形にしたくなるので、当初の構想とはかけ離れたものができて面白いです。例えば、夏だから、長時間会議をしていると、のどが渇くだろうな、飲み物があるだろうな、と想像したところから、予想外の方向に広がったりしました。それからpixabayの素材はすごく使えるものが多いですね。本動画の背景写真もほとんどpixabayのものを使っています。本家ゆっくり文庫さんに(sm40208957)にて紹介していただきました。ありがとうございます。ゆっくり文庫さんから始まったパチュリーポワロをありがたく使わせていただいています。2022/3/31追記:動画のサムネイルを変更させていただきました。風景画像で統一しようかと考えていましたが、サムネを見ただけで、どんなストーリーか想像できて、見てみたくなるような画像にしようという判断です。
22:51|2022年03月23日 21:33:02 投稿
【ゆっくり文庫リスペクト】ABC殺人事件 第3話「C」(前編) (全6話)【アガサ・クリスティ】
”お気の毒なポワロ氏へ”ABC殺人事件→series/306979前→sm40217020次→sm40639941お待たせしました。第三話(前編)です。第二話の動画説明文にて、ペース配分を考えるとか様子見するとか言いましたが、つい、作り続けてしまいました。慣れてくると、編集作業も楽に感じるようになるものですね。今回は長くなりそうだったので、第三話は前後編に分割しました。今回投稿するのは前編です。作っているうちに、フリー素材には画像だけでなく、動画もあることなどを知ったので、さっそく使ってみました。また、人物写真は著作権フリーでも、肖像権があり、パブリックな場で使用する場合は、被写体に許可をとるか、個人を特定できないように加工する、もしくは最初から特定できない写真を使うなどの配慮が必要になるということです。モデルリリースという、被写体があらかじめ使用を許可している写真もあり、PhotoACなどの一部のフリー素材サイトではモデルリリースの有無が確認できます。しかし、その場合でも、投稿者が被写体に断りなくモデルリリース取得済みにしている可能性があります。また、使用方法も、利用規約で制限されており、被写体の名誉を貶めたり、その写真そのものをメインとするコンテンツにすることも禁じられています。ゆっくり文庫動画で使用する際、個人を特定できる被写体のキャラクターの場合、(1)犯罪行為をさせない(2)モデルリリース取得済みであることをチェックする上記二つを守っております。今回使用した個人を特定できる素材は、PhotoACの運営者自らが投稿した、腕を組んでいる男性(ID:23306262)及び、自転車のそばで腕組みをして立つ男性(ID:22723002)を加工したものになります。その他の人物メインの写真は、顔が隠れているものを選びました。また、今回、全動画のサムネを風景画像から、ストーリーの把握しやすい画像に変更させていただきました。ポワロを知らない人でも、何やら犯罪の捜査をしたり、推理したりする話なんだなということが一発で伝わる画像を選びました。最後に、前回までの動画で、コメント、いいね、マイリストしていただき大変ありがとうございました。視聴者のみなさんの応援が励みになっております。
17:53|2022年03月31日 07:32:02 投稿
【うっかり文庫】黒後家蜘蛛の会1 第3話 「実を言えば」【ゆっくり文庫リスペクト】
"皆さん、ぼくは本当のことを言ってるんです。ぼくは、現金もしくは証券を盗ってはいません。ぼくがそう言うだけで、証拠はありません。でも、僕を知っている人なら、ぼくの言葉を信じてくれるはずです。"2022/04/21追記:15秒でわかる「実を言えば」sm40347495 ←この予告編の続きが見られます。mylist/73029299 今までに作成した動画急に思いついたので、突発的に作りました。その場の勢いで始めて、気が付いたら5時間経っていました。目の前にはこの動画がありました。貴重な時間を5時間も費やしてしまいましたが、これはこれでいいんだと割り切ることにしました。そうでなければやってられませんよ。この説明文を推敲しているうちに6時間になりました。本家ゆっくり文庫様の「黒後家蜘蛛の会」を見て、その小説の存在を知り、5巻まで買って読んだのが4年近く前のことです。当時、「死角」(sm28697641)の動画を見て、『アリスがゲストの会は「実を言えば」っぽいw』というコメントを目にして、何の話だ?と思ったので、この話は印象に残っていました。それで急に、このうっかり文庫のイメージが頭の中に浮かんだので、形にしました。しかし、アリスよりも、誠実そうな妖夢の方が適任だと思ったので、妖夢にしました。モーツァルトのレクイエム「怒りの日」はどんな予告編とも良く合いますね。ABC殺人事件(series/306979)の方はいつになるかわかりませんが、そのうち作ります。マイペースでやっていきます。2022/04/01追記:投稿した直後に、動画の最初に出てくるレストラン・ミラノのスペル間違えてないよね?と不安になり、調べたら、Milanoが案の定、Miranoになっていました。しかし、これはこれでいいんだと割り切ることにしました。そうでないとやってられない。
1:48|2022年04月01日 12:24:02 投稿
【ゆっくり文庫リスペクト】三つの棺(犯人視点)【ジョン・ディクスン・カー】
"おれが行くか、弟を行かせるか、どっちがいい?"mylist/73029299 今までに作成した動画!!!!注意!!!!この動画は、ジョン・ディクスン・カーの推理小説「三つの棺」を”犯人の視点から”、”投稿者の妄想を交えて翻案”したものです。そのため、”事件の真相が最初からネタバレ”されております。ネタバレが苦手な方はブラウザバックをお願いいたします。そうでない方はゆっくりご視聴ください。皆様は「金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿」という漫画をご存じでしょうか。ミステリー漫画の金字塔である「金田一少年の事件簿」に登場する犯人たちが、本編ではスマートに犯行をこなし、ホラー映画並みの怖さを見せつけているにもかかわらず、舞台裏では、自分自身の仕掛けたトリックや、周囲の状況、そして探偵の金田一少年に翻弄される様子を、犯人の視点から描くシュールなギャグ漫画です。その犯人視点を、古典ミステリでやってみようと思い立って作りました。犯人視点をするのに、どの小説がいいか、候補はいろいろありましたが、一番はジョン・ディクスン・カーの「三つの棺」を差し置いて他にないと確信していました。この小説と「犯人たちの事件簿」の親和性は抜群です。なぜそう判断したのかは、本編をご視聴いただければわかっていただけるかと思います。ただ、「犯人たちの事件簿」と違い、本編を読んで、描かれていない部分を補完するというわけにはいかないため、この動画だけで事件の大筋がわかるようにする必要がありました。そのため、「犯人たちの事件簿」の作風とは少し違った形式をとっています。犯人視点をするメリットは他にもあり、文庫で400ページ近くある長編の推理小説でも、翻案次第で一本の動画に収められることです。犯人の犯行と直接関係のない要素をすべて省略できるためです。作りやすくておすすめだと思うので、流行ったらいいなと思います。それから、この動画制作でクロマキー合成を覚えました。ゆっくりムービーメーカー4でできるんですね。おかげでドアを開け閉めするやつが実現できました。あと、大変背中を痛めたので、当面動画制作は見送ろうと思います。
29:54|2022年04月15日 02:34:02 投稿
【第二回10秒動画祭】ネタバレとの闘い【ゆっくり劇場】【ゆっくり文庫リスペクト】
"その小説、知ってるよ。"mylist/73029299 今までに作成した動画!!!!注意!!!!この動画でこーりんがしている行為は大変危険かつ犯罪行為なので、たとえチルノに対して感情的になっても絶対にマネしないでください。本日、ニコニコを見ていたら、第二回10秒動画祭なるものが開催されていることを知りました。ゆっくりボイスだけでも参加できるらしく、10秒ならすぐに作れそうだと思い、急遽思いついたネタで参加することにしました。実際、ほとんど編集に時間がかからなくて、背中にもほとんど負担をかけずに、すぐに終わりました。動画時間が短いと、思いついたネタをすぐに形にできるのはいいですね。短く区切った動画を作った方がいいのかもしれません。前回投稿した動画(sm40318711)でも、たくさんのコメントいただきありがとうございます。体に無理させずにやっていきます。ABC殺人事件(series/306979)の続きは、またそのうち作れそうなときに作ろうかと思います。
0:10|2022年04月16日 19:12:02 投稿
【第二回10秒動画祭】ネタバレとの闘い・第二ラウンド【ゆっくり劇場】【ゆっくり文庫リスペクト】
"その小説、知ってるぜ。"series/314500 ネタバレとの闘いシリーズmylist/73029299 今までに作成した動画!!!!注意!!!!この動画で霊夢がしている行為は大変危険かつ犯罪行為なので、たとえ魔理沙に対して感情的になっても絶対にマネしないでください。再びネタが思いついたので、更に投稿。加えて、明日(4/18(月))、もう一本だけ投稿します。
0:10|2022年04月17日 14:03:03 投稿
【第二回10秒動画祭】ネタバレとの闘い・最終ラウンド【ゆっくり劇場】【ゆっくり文庫リスペクト】
"その小説、知ってるわ。"series/314500 ネタバレとの闘いシリーズmylist/73029299 今までに作成した動画!!!!注意!!!!この動画で咲夜がしている行為は大変危険かつ宇宙の法則に反する行為なので、たとえレミリアに対して感情的になっても絶対にマネしないでください。これにてネタバレ3部作は完結です。望まれないネタバレはやめて、読み終えるまでそっと見守りましょう。ここまでご視聴いただきありがとうございました。
0:13|2022年04月18日 06:47:03 投稿
【第二回10秒動画祭】15秒でわかる「実を言えば」(黒後家蜘蛛の会1 第3話より)【アイザック・アシモフ】【ゆっくり文庫リスペクト】
"「いやあ、俺は何て馬鹿なんだろう」「そうでもございません、トランブルさま。お気を落とされませんように」"予告編 sm40257055今までに作成した動画 mylist/73029299以前、黒後家蜘蛛の会のうっかり文庫を投稿しましたが、この話の本編を15秒に要約できそうだと気がついたので、作ってみました。やはり妖夢配役がしっくりくる。解決前と解決後のギャップがすごい。
0:15|2022年04月21日 01:13:02 投稿
【第二回10秒動画祭】15秒でわかる「Xの悲劇」(犯人視点)【エラリー・クイーン】【ゆっくり文庫リスペクト】
"ブルーノさん、あなたにとっては死んでいたことでしょう、警部さん、あなたにとっても死んでいたことでしょう、しかし、わたしにとっては、りっぱに生きていたのです。"今までに作成した動画 mylist/73029299!!!!注意!!!!この動画はエラリー・クイーンの推理小説『Xの悲劇』を犯人の視点から翻案したものです。そのため、最初から事件の真相がネタバレされています。苦手な方はブラウザバックを、そうでない方はゆっくりご視聴ください。一冊400ページ近くある長編小説をどこまで短く翻案できるのか、限界に挑戦してみました。主要な登場人物だとか、事件の詳細だとか、探偵ドルリー・レーンの40ページ以上にわたる推理の解説だとか、ほぼすべてカットし、最低限必要な部分だけ抽出して、10秒動画祭のレギュレーションにギリギリ収まるように翻案してみました。なんだかただのネタバレ動画のようになった気もしますが。制作するより新しいネタが浮かぶ方が早くて作るのが追い付かない。10秒動画はすぐできるので、たくさん作れていいですね。ただ、編集にそこそこ時間がかかったので、また少し背中と腰にきましたが、多分大丈夫です。
0:15|2022年04月22日 22:09:02 投稿
【ゆっくり文庫リスペクト】終わりなき夜に生まれつく 第1部 (全3部)【アガサ・クリスティ】【ソフトウェアトーク劇場】
"わが終わりにわが始めあり"※ネタバレ・考察コメントはお控えください。series/319839mylist/73029299次→未定そろそろABC殺人事件の続きをと思って作り始めた矢先、他にこんな小説もある。あれもある。と次々目移りした結果、いろいろな動画を最初の数秒だけ作って放置する事態に。そんな時に読んだアガサ・クリスティの『終わりなき夜に生まれつく』。クリスティ本人が傑作と評していると聞いて読んでみました。これが凄いと思ったので、他の動画を放置して勢いに任せて作り始めた結果、この動画ができました。勢いで複数の長編小説に手を広げて収拾がつかなくなるかもという気がしていますが、とにかく突っ走ってみます。今回の動画だけで、90ページくらいまではこの小説は進みましたし。ABC殺人事件も、今までの動画で200ページくらいまで来ていますし。また、ちょうどこのころ、sm40296581にてゆっくり文庫の定義が本家様より語られました。その定義の中に『ゆっくりボイスの使用』がないという点から「そういえばゆっくりボイス以外のゆっくり文庫リスペクトはあまり見たことがないな」と思って他の音声合成ソフトを導入してみました。数ある有償・無償のソフトのなかから、キャラクターの役柄と、投稿者の予算を検討した結果、『終わりなき夜に生まれつく』の主人公はcevioのタカハシに決めました。cevioのパッケージ版は三人分のボイスがついて12000円くらいと、有償ソフトの中で最もコストパフォーマンスがいいことも決め手になりました。また、主人公のタカハシに合わせて主要人物の一人にさとうささらを起用。さらにパッケージ版にはさとうささらに歌わせられるソングエディタもついており、ちょうど作中に挿入歌があったことから歌わせてみました。しかし投稿者の調整技術は皆無なため、VOCALOID投稿者ジョニー様の楽曲sm36633864より配布されていたccsファイルをお借りし、歌詞を書き換えて替え歌にしてみました。他にも、VOICEVOXやCOEIROINKなどのソフトを導入してみました。背中と腰は治ったと思ったら治ってませんでした。
27:27|2022年05月08日 15:32:03 投稿
【うっかり文庫】毒入りチョコレート事件【予告編】【アントニイ・バークリー】【ゆっくり文庫リスペクト】
"理論的推理小説"レインボー・クラブにチョコレートが送られてきた。宛名はユーステス卿だ。しかし彼はチョコレートなんて下世話なものを送ってきたことに腹を立てた。それでたまたま居合わせた男にチョコレートをくれてやった。男は妻と一緒にチョコレートを食べた。しかし、チョコレートには毒が入っていた。誰がユーステス卿を毒殺しようとしたのだろうか?警察は犯人を見つけ出すことができず、事件は迷宮入りしかけていた。すると、犯罪研究会が現れた。しかも、メンバーは全員が頭脳明晰な著名人たちだ。犯罪学をこよなく愛する会員たちは独自に調査を行い、推理合戦をすることになった。事件を解決するのは誰だ?毒入りチョコレート事件のシリーズ series/328749今までに作ったもの mylist/73029299<編集後記>というわけで、5月、および6月の頭の、自由に使える時間のすべてを注ぎ込んで完成させました。私生活が色々アレなことになった気がしますが、どうしても早く完成させたくてやめられなかった。頭の中が一日中動画漬けで、作っていないときは早く作りたいということしか考えられないレベルでした。まさかこんなにかかるとは思っていませんでした。全5話で、合計2時間近くあるので、一本の映画並みの長さですね。本来は2話か3話にまとまる予定でした。5夜連続投稿とかも考えましたが、早く投稿を済ませて作品から手を放したいので本日いっぺんに投稿します。作っても作っても終わらない気の遠くなるような感覚と、完成したらすごいものができるだろうなあ、という感情がせめぎ合っていました。ものすごく長いマラソンを休憩なしで走り終えたような気持ちです。でもプロの人とかはこれをはるかに上回る長さのマラソンをしているのでしょうか。それにしても現在進行中のシリーズを放置し続けているのは精神的によくないですね。一度考えだすと、早く完結させないと、という気持ちがどんどん出てきます。でも、次のアイデアばかり湧いてきます。例えば「動物農場」を「どうぶつの森」のコマーシャル風にしたPVでも作ってみようかなとか。名探偵コナンの「ジェットコースター殺人事件」を特に意味もなく動画化してみようかなとか。(さすがにコナンは版権やらなにやらで削除されそうな気がしたのでボツにしましたが。)普通に今までに読んだ古典文学を何か動画化しようかなとか。でも長いのはやめておきましょう。さすがに今回ので疲れました。長編は出来上がるものもすごいですが、費やす労力もすごいですね。短いやつがいいですね。すぐにできそうなものが。
4:56|2022年06月06日 18:04:03 投稿
毒入りチョコレート事件【第一話】書簡用紙と三角関係【アントニイ・バークリー】【ゆっくり文庫リスペクト】
"理論的推理小説"レインボー・クラブにチョコレートが送られてきた。宛名はユーステス卿だ。しかし彼はチョコレートなんて下世話なものを送ってきたことに腹を立てた。それでたまたま居合わせた男にチョコレートをくれてやった。男は妻と一緒にチョコレートを食べた。しかし、チョコレートには毒が入っていた。誰がユーステス卿を毒殺しようとしたのだろうか?警察は犯人を見つけ出すことができず、事件は迷宮入りしかけていた。すると、犯罪研究会が現れた。しかも、メンバーは全員が頭脳明晰な著名人たちだ。犯罪学をこよなく愛する会員たちは独自に調査を行い、推理合戦をすることになった。事件を解決するのは誰だ?毒入りチョコレート事件のシリーズ series/328749今までに作ったもの mylist/73029299sm40582108 予告編sm40582382 第一話 書簡用紙と三角関係sm40582518 第二話 ニトロベンゼンと十二の条件sm40582664 第三話 賭けとウェブスター印刷sm40582742 第四話 フェローズホテル。それから事件解決。sm40582896 第五話(最終話) 多重解決。それからサウサンプトン通りの街灯に照らされて。<編集後記2>この小説を読んでみて思ったのが、推理もののゲームに近いところがあるなということでした。特に、弾丸のように論破するゲームとか、裁判を逆転するゲームとか。大抵の推理小説のように、推理する時点で探偵の頭の中ですべてが解決しているのではなく、推理しながら、まだわからない真相に少しずつ近づいていくというスタイル。それで、そういったスタイルに寄せた動画にしようと考えました。そこで、原作ではどこかの部屋で話し合っていたのですが一人で長々と話しているだけだと非常に退屈になりそうなので、劇場に舞台を移し、一人ずつステージに上がって来るという形式にすることで、推理の発表者 VS 他の会員たち、という推理勝負の構図を強調してみました。さらに左右のスペースが寂しいので、劇場らしくバックダンサーを配置してみました。彼らは推理の発表者にお金で雇われているという設定です。背景が変わるのも、音楽が流れるのも、お金を払って演出家を雇っているという裏設定があります。それから、原作では最初から顔も名前も公開されていたのですが、全員一斉に出てくると視聴者が混乱しそうな気がしたので、シルエットで隠し、一人ずつ正体が判明するという得体の知れなさを醸し出した演出にしてみました。
26:40|2022年06月06日 18:25:02 投稿
毒入りチョコレート事件【第二話】ニトロベンゼンと十二の条件【アントニイ・バークリー】【ゆっくり文庫リスペクト】
"前回までのあらすじ"まず、二人の会員が己の推理を破られ、砕け散った。残る会員は四人。三番手に名乗りを上げた男が舞台に上がった。頭はいいが、冗談の好きな彼は、一体どんな推理を披露してくれるのだろうか?そして、謎の女性が帝国劇場を訪れる…。毒入りチョコレート事件のシリーズ series/328749今までに作ったもの mylist/73029299sm40582108 予告編sm40582382 第一話 書簡用紙と三角関係sm40582518 第二話 ニトロベンゼンと十二の条件sm40582664 第三話 賭けとウェブスター印刷sm40582742 第四話 フェローズホテル。それから事件解決。sm40582896 第五話(最終話) 多重解決。それからサウサンプトン通りの街灯に照らされて。<編集後記3>この作品は事件そのものよりも、推理対決という要素が濃いので、闘う演出を強調するために、登場人物のセリフも、全く原作通りにするのではなく、ほんの少しばかり競争的な性格にしてみました。少年漫画のように、敵と戦い、打ち破ると、より強い敵が出てくるような雰囲気を出すことで、物語の後半に進むにつれて、推理が前の人より高度になっていくという流れを意識してみました。原作では順番はくじ引きで決まりましたが、それを自ら名乗り出た順番に変更することで、なんらかの実力差が反映されているような演出を狙ってみました。それから、原作ではチタウィック氏は最初からメンバーとして加入していましたが、途中参入に変更しました。理由として、一人だけシルエットを外しておくことで、推理の発表者に合いの手を入れる役、要するに狂言回しができると考えたからです。一人で長々と話し続けるより、対話形式の方が、会話の流れがスムーズになりそうだと思ってそうしてみました。それから、原作で犯罪研究会に入会するためのテストは、どういうものなのか説明されていましたが、それを実際にやっている場面が描写されていなかったので、加入するときのやりとりはきっとこんな感じだっだろうなと想像して描写してみました。それから、舞台を劇場にするという演出は、KIRITANNING SHOT(sm39399565)という動画を見ていて閃きました。ここからオープニング曲や、バックダンサーを配置するなどのアイデアが出てきました。
17:46|2022年06月06日 18:51:02 投稿
毒入りチョコレート事件【第三話】賭けとウェブスター印刷【アントニイ・バークリー】【ゆっくり文庫リスペクト】
"前回までのあらすじ"冗談の代償は高くついた。ブラッドレーの肉体は絞首台に消えたのだ。彼は一夜を留置所で明かすことになった。だが、これを好機ととらえる者もいた。会長だ。与えられた猶予は二十四時間。それまでになんとしても推理を閃かなくてはならない。マジレ夫人から重大な情報を手に入れた彼は、サウサンプトン通りを駆け抜け、一つの答えにたどり着いた。毒入りチョコレート事件のシリーズ series/328749今までに作ったもの mylist/73029299sm40582108 予告編sm40582382 第一話 書簡用紙と三角関係sm40582518 第二話 ニトロベンゼンと十二の条件sm40582664 第三話 賭けとウェブスター印刷sm40582742 第四話 フェローズホテル。それから事件解決。sm40582896 第五話(最終話) 多重解決。それからサウサンプトン通りの街灯に照らされて。<編集後記4>第二話で何の説明もなくスマホが出てきましたが、あれは話をテンポよく進めるためです。スマホは話を手短にわかりやすく進める手段として、物語の進行上、非常に便利だと認識しました。昔、手塚治虫の「火の鳥」という漫画を読んでいた時、古墳時代なのに唐突に黒電話が出てきて、連絡事項を伝えていました。そのことを思い出して、「そうだ、物語はリアリティを求めなくてもいいんだ。物語の中の理屈でリアルならそれでいいんだ。」と考えました。よく考えると、本格推理小説みたいな事件も現実ではまず起こりませんが、なぜか現実よりも現実感を持って迫ってきます。ところで、オープニングですが、毎回ほぼ同じ映像だから飛ばす方もおられると思いますが、毎回登場人物のシルエットが外れていく演出があります。加えて、3話からはオープニングにも少し変化があります。よかったら確認してみてください。それから、また話が変わりますが、PowerPointはすごいですね。画像やイラスト素材の加工に大変便利で、お金払ってでも導入する価値があります。グループ化を覚えるだけでもできることが色々増えます。あと、フレミング夫人(ありす)のサングラスが外れているのは、一話で砕け散った時に壊れたので、修理に出しているという裏設定があります。それから、原作のブラッドレーは逮捕されてはいません。しかし、殺人こそ素晴らしい道楽うんぬんという話は原作でも過去に友達に語った話として出てきました。冗談を言ったつもりで破滅する人も結構いるので、それをコミカルに表現してみました。
17:35|2022年06月06日 19:07:02 投稿
毒入りチョコレート事件【第四話】フェローズホテル。それから事件解決。【アントニイ・バークリー】【ゆっくり文庫リスペクト】
"前回までのあらすじ"会長の推理は完璧だったはずだ。彼は事件解決の栄誉を受けるはずだった。しかし、心理分析の名手、ミス・ダマーズが立ちはだかる。どうやら彼女には彼の推理を覆す用意があるらしい。犯罪研究会でもっとも頭が切れる彼女が繰り出す推理とは、果たして…。毒入りチョコレート事件のシリーズ series/328749今までに作ったもの mylist/73029299sm40582108 予告編sm40582382 第一話 書簡用紙と三角関係sm40582518 第二話 ニトロベンゼンと十二の条件sm40582664 第三話 賭けとウェブスター印刷sm40582742 第四話 フェローズホテル。それから事件解決。sm40582896 第五話(最終話) 多重解決。それからサウサンプトン通りの街灯に照らされて。<編集後記5>この小説は、最初は「黒後家蜘蛛の会」という小説に似ていると思って手に取りました。探偵が6、7人出てきて、各々が推理する。目の前で事件が起こるのではなく、すでに起こった事件についてレストランなどの部屋に集まって議論する。(本動画では劇場ですが。)それらの共通点が目について、同じような話が展開されるのだろうと思ってブックオフで購入したのが去年の夏です。しかし、ふたを開けてみるとずいぶん様相が違うと感じました。「黒後家」では協力しあって事件を解決しようとしているのに対して、「毒入りチョコレート事件」では完全に勝負をしていました。捜査情報の共有も推理の発表時まで無し。ゲームに例えると、協力プレイで敵を倒すタイプと、対戦形式タイプという違いを感じました。加えて、「黒後家」では殺人が起きないことが多いのに対して、「毒入り」は殺人事件なので、登場人物が事件を楽しんでいる様子を見ていても、不謹慎度がずいぶん高い気がします。ただ、よく考えると、「黒後家」の会合は本来の目的が単に夕食会なのにたいして、「毒入り」は犯罪学の議論をするための集まりなので、テンションが違うのも当然かもしれないと思いました。各々設定に合わせた良い雰囲気が出ていていいんだと思います。ところで、ゆっくり文庫ではないのですが、本動画はゆっくり動画投稿者『よもぎ餡』様のよもぎ餡ミステリーシリーズ(sm27848319)に影響を受けています。推理方法の違う二人の探偵による、推理対決の形式をとっているのが、本動画と共通しているところだと思います。古典の動画化ではなく、オリジナルですが、大変面白いのでお勧めだと思います。
20:42|2022年06月06日 19:31:03 投稿
毒入りチョコレート事件【第五話(最終話)】多重解決。それからサウサンプトン通りの街灯に照らされて。【アントニイ・バークリー】【ゆっくり文庫リスペクト】
"前回までのあらすじ"事件はミス・ダマーズの手で解決した。これから警察に行って、それからお祝いだ。だが、おめでたいムードに水を差す男がいた。アンブローズ・チタウィックは何かが気に入らないようだ。自分の推理を話したがっている。仕方ない。少しの間だけ聞いてやるか。会員たちはスマホを片手に、観客席に座りなおした。そして、警察署に誰かがやってくる…。犯罪研究会の推理勝負、これにて完結!毒入りチョコレート事件のシリーズ series/328749今までに作ったもの mylist/73029299sm40582108 予告編sm40582382 第一話 書簡用紙と三角関係sm40582518 第二話 ニトロベンゼンと十二の条件sm40582664 第三話 賭けとウェブスター印刷sm40582742 第四話 フェローズホテル。それから事件解決。sm40582896 第五話(最終話) 多重解決。それからサウサンプトン通りの街灯に照らされて。<編集後記6>自分は、推理小説は現実とは何の関係もないものと思っていましたが、この小説を読み返していて、そうとも言い切れないと考えました。原作のセリフで、「何を話し、何を言い残すかを心得ていさえすれば、どんなことでも好きなように、しかも充分に説得力を持って、論証できるものですよ。」というのがありますが、現実でこれがそのまま起きていると実感しました。少し個人的な話に脱線しますが、「FACTFULLNESS 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」という本で、いかに自分の思い込みが根深いかを思い知らされました。例えば、アフリカは今も昔も貧しいと思い込んでいたことなどです。アフリカの状況はだんだん改善されているのですが、世間では悪いニュースばかりが注目されるため、ほとんど語られず、人々のものの見方に影響を与えています。また、更に話が変わりますが、毒入りチョコレート事件は、大げさかもしれませんが、人類の思考の歴史の縮図という気がしてなりません。一つの思想や事実やアイデアが提出され、それが否定され、次が現れる。それもまた否定されて、また次が現れる。哲学でも科学でも芸術でも政治でも、こういったことが起きていると感じました。これがいわゆる弁証法ではないかと思います。それから、原作のラストに続けてオリジナルの演出を加えてみましたが、後になってから、この世には議論なしに事実に直面する人がいて(仏陀の悟りなど)、それを象徴しているように見えました。
29:06|2022年06月06日 19:55:02 投稿
【ゆっくり文庫リスペクト】アングリマーラ経【パーリ仏典経蔵中部 第86経】
"「おい、止まれ!」「君こそ止まりなさい。私は止まっています。」"アヒンサカは偉いバラモンの先生の一番弟子であった。しかしある日、先生から剣を渡される。「明日より、通りで出会った人をこの剣で殺せ。」それからアヒンサカの運命が狂い始めた…。今までに作成した動画 mylist/73029299<編集後記>「毒入りチョコレート事件」の編集を終えてから、長編はマラソンを走り終えたように疲れましたので、今度は軽めのジョギングに、動画一本に収まる程度に尺が短くて、単純なプロットの作品はないものかと考えて、本作を製作することにしました。ミステリーはストーリーの要点をつかみ損ねていると、制作が大変になります。たった一言のセリフや、何気ない描写を省略すると、必要な伏線が消滅して、ストーリーが破綻する恐れがあるためです。原作と細かい設定を変えたために、「あっ、ここで話の整合性が取れなくなった。どうしよう。今から全部書き換えるか?もうこんな終盤まで来ているのに?いや、こっちの設定をこういう風に変えれば、成立する。あっ、だめだ。すると今度はこっちと合わなくなる。こっちも変えるか?」みたいになります。長編ミステリーで見切り発車は禁物だと、作っていて実感しました。結果的にはどうにか辻褄を合わせることはできました。しかし、構成を練りに練って、何度も確認するまではゴーサインを出さないのが賢明です。それで今回はミステリーではなく、すぐに作れる短い古典を選びました。アングリマーラ経は、仏教の経典の中でも有名な話らしく、多くの人に知られているそうです。ただ、自分は今回、原作を直接読んでいません。というのも、この作品が載っているパーリ仏典経蔵中部が、安いものでも六千円以上とずいぶん高くて手が出ず、さらに、ネットで概要が見られるのに、図書館に原作を借りにいくのが面倒だったためです。あるまじきことだとは思いますが、早く作り終えて、すぐに次の動画制作に行きたくて仕方ありませんでした。制作は、信頼性のあるサイトで確認された部分を抜き出し、手元にあった岩波文庫版『ブッダの真理の言葉(中村 元訳)』より引用した格言、および自分の妄想を付け加えて翻案いたしました。仏教徒の修行は瞑想が中心になるそうですが、瞑想にはサマタ瞑想(集中力を上げる)とヴィパッサナー瞑想(五感や、自分の思考を観察する)の二種類があり、実際に本やネットで調べてやってみましたが、結構大変でした。ただ、余計な事はあまり考えなくなり、集中力は上がってきたと実感しました。ヴィパッサナー瞑想は、現在はマインドフルネスとして、科学的な裏付けもあるそうです。
27:57|2022年06月14日 13:29:02 投稿
【ゆっくり文庫リスペクト】ABC殺人事件 第3話「C」(後編) (全6話)【アガサ・クリスティ】
”特別部隊、集結”ABC殺人事件 series/306979mylist/73029299前→sm40251370次→sm40797607<編集後記>大変長らくお待たせしました。第三話(後編)です。現在途中のシリーズは後でやろう、後でやろう、と引き延ばして気がつくと二か月半が過ぎていました。それで今回はABC殺人事件の続きを制作しました。以前に制作した時と比べると、作業スピードは格段に上がったと実感しています。制作するときは疲れないことが大事だとわかってきました。疲れていると能率が格段に落ちます。そのために、睡眠時間に気を使いました。さらに、作りながらセリフを考えるよりも、制作前にセリフを全て文章に起こしておくことが大変有効です。アウトライナーという箇条書きに対応したアプリにセリフや登場人物の行動などを、ト書きのように書き込んでおきました。要するに、脚本があるとそれに従ってセリフを打ち込んだり、キャラや小道具を動かしたりするのに迷いがなくなり、とても速く作れます。その後で、補足するような図やSE、キャラの表情の変化などを追加しています。ただし、制作中に何かイメージと違うと思ったら、脚本と違うセリフや行動に変えるなどの対応を取っています。それから、Pixabayなどで場面に合った素材を探しているときに、思いがけず良い素材を見つけると(よく見つけることが多いのですが)、予定を変更して、その素材に合わせたシーンに変更するなどしています。例えば、もともとは廊下の画像を用意して、そこを歩いている描写をするつもりが、長い廊下の動画と、エレベーターの動画と、ドアの動画を見つけたため、それら三つの動画をつなぎ合わせて移動シーンを表現し、エレベーターで高いところに上がったことに合わせて、高いところにある部屋の画像を使用しました。また、ずっと作り続けると手が止まり、もう作れないと感じる時がありますが、この時は休憩が必要です。自分の感覚では、動画を作ることはアウトプット、要するに、頭の中にあるものを出力することにあたるため、アウトプットができないなら、その逆のインプットをすること、すなわち本を読んだり音楽を聴いたりすることが有効だと実感しました。呼吸の吐くことと吸うことの関係です。交互にする必要があります。実際、作ったり書いたりした後はよく読めますし、読めない時、読んだ後は作れます。眠い時を除いて。
21:30|2022年06月18日 13:23:02 投稿
【ゆっくり解説】徳って教えられるの?(前編)【????】【ゆっくり文庫リスペクト】
"ねえ魔理沙。徳って教えられるの?"このシリーズ→series/334972後編→6/29(水)正午に投稿予定エピローグ→後編と同時投稿今までに作った動画→mylist/73029299<編集後記1>以前に制作した『毒入りチョコレート事件』を、ちょうど開催されていた【ゆっくり茶番劇投稿祭】および【ゆっくり動画投稿祭】に応募してみたところ、第一話を、ニコニコの運営者様から、6/23(木)のニコニコDAILY_TOPICSでご紹介いただきました。すると、それまで2週間近くかけて1800再生くらいだったのが、爆発的に再生数が伸び、一日経過しただけで4500再生くらいにまで伸びました。宣伝の影響の凄まじさを実感しました。そこまで伸びたのも、これまでニコニ広告などで宣伝してくださった視聴者様方からの応援があったから運営者様の目に留まったのだと思います。宣伝してくださった運営者様、並びに応援していただいた視聴者様、特に、動画制作のきっかけをいただいたozean-schloss様ならびに本家ゆっくり文庫様に大変感謝しております。この場を借りて御礼申し上げます。ところで、『毒入りチョコレート事件』は【ゆっくり茶番劇投稿祭】向けに制作していたわけではなく、偶然、茶番劇でもあるなと判断して応募したものです。しかし、今度は、最初から【ゆっくり茶番劇投稿祭】向けの動画を制作してみようと思って、本動画を制作いたしました。ゆっくり茶番劇といえば、やはり、ゆっくり霊夢とゆっくり魔理沙が茶の間で何らかの話題について会話しているという絵面が真っ先に浮かんできます。ですから、その典型的な形式の動画を作ることにしました。また、会話の内容は徳の解説にしました。他のゆっくり解説の動画を見てみると、徳について解説している動画がないなと思ったので、本で調べて、動画にしてみました。内容を盛り込んだところ、1時間近くになったため、前後編30分ずつに分割し、更に3分弱程度のエピローグを加えたため、3本の動画になりました。本で調べているので、【ゆっくり文庫リスペクト】タグをつけても問題ないかと思い、そうしました。適切でなければ、外します。ところで、ゆっくり解説動画は本当にたくさんありますね。その中でも最近投稿されたガッkoyaさんの解説動画(sm40664697)は斬新でした。いつもの二人、充実した解説、オウム返し、さすまた、土下座、グラデーションバック。あまりに高クオリティかつ完璧なため、怖気づきそうでしたが、じゃあこんな解説はどうだ!と思って一石を投げ込むことにしました。
29:50|2022年06月28日 13:05:00 投稿
【ゆっくり解説】徳って教えられるの?(後編)【????】【ゆっくり文庫リスペクト】
"じゃあ、徳は教えられるものではないということになるな。"このシリーズ→series/334972前編→sm40689541エピローグ→今までに作った動画→mylist/73029299
29:58|2022年06月29日 12:00:00 投稿
【ゆっくり解説】徳って教えられるの?(エピローグ)【????】【ゆっくり文庫リスペクト】
"2424年前"このシリーズ→series/334972前編→sm40689541後編→今までに作った動画→mylist/73029299<編集後記2>というわけで今回は、原作【プラトン】による対話篇・『メノン』を動画化しました。原作は約110ページにわたってソクラテスとメノンが徳について延々と対話し続けるという内容です。もともと古代ギリシャを背景に、パチュリーとめーりんで対話させようと制作していましたが、普通の物語を期待して観ると、その単調さに耐えられなくなりそうだと思ったので、それはボツにして、【ゆっくり解説】を装いました。解説を期待して観るなら、一人で長々と話していても、視聴前の予想から大きく外れることはないと思いました。実際、解説はしているので、解説動画でもあると思います。哲学書は何を言っているのかわからないことがほとんどで、カントだとかヒュームだとかウィトゲンシュタインだとか読み進めようとしても、ものすごく時間がかかりますし、何を言っているのかほとんどわかりません。ただ、プラトンは西洋哲学の源流みたいな位置にいるためか、他の哲学書と比べると、言っていることはずいぶんわかりやすいなと思います。あくまで他と比べると、ですが。哲学書は、解説を読むのと、哲学者本人の書いた哲学書を読むことは全然違うので、今回、哲学書を丸ごと一冊動画化してみました。その中でも、短い哲学書として、『メノン』を選びました。対話篇であることが、ちょうど茶番劇とかみ合いました。『ソクラテスの弁明』も考えましたが、肝心の本がどこかに行ってしまって見当たらなかったのと、裁判所で弁明するより、二人で平和に対話している方が、茶番劇の雰囲気にもあっているので、こっちにしました。対話の流れは、一部の詩の解説を省いたことなどを除けば、原作の会話をほとんどそのまま再現しました。実際、プラトンの対話編は、こんな風にずーっとソクラテスが話し続け、対話相手は同意し続けます。ソクラテスは書かれた言葉よりも、話した言葉を重視していたので、ソクラテス本人は一冊も著作を残しませんでした。そのため、プラトンによるソクラテスの思想を代弁した著作も、ソクラテス本人がでてきて対話する形式をとっています。また、哲学の対話は、あまり図やテキストによる補足は助けにならないと考え、幾何学の問題を解く場面以外は、字幕と音声のみにしました。理解が難しくて、視聴を途中で投げ出したくなるかと思いますが、哲学書を読み通すには根気が必要なんだと思います。一本くらいはこんな動画があってもいいかなと。
2:50|2022年06月29日 12:00:00 投稿
【うっかり文庫】ヴァン・ダイン傑作集PV【ヴァン・ダイン】【ゆっくり文庫リスペクト】
"「犯罪には、芸術作品と同じ基本的要素がすべてそろっているよ――アプローチ、構想、技巧、創作力、表現方法、手法、構成。それに、犯罪にも芸術作品とおなじだけたっぷりと、流儀や様相、総合的な性質に多様性がある。そう、綿密に計画された犯罪というのは、たとえば絵画と同じように、ひとりの人間を表しているんだ。そこにだよ、犯人をさぐり出す大きな可能性があるのは。美学の専門家が絵を分析してそれを描いた画家を教えてくれるのと同じように、心理学の専門家が犯罪を分析してその犯人を教えてくれる――つまり、それがたまたま知っている人物だった場合はね――もしくは、まるで数学の計算のように正確に、犯人の性質や人柄を説明してくれるというわけだ。……そして、ねえマーカム、それが人間の有罪を決定するのに確実で納得のゆく唯一の方法なんだ。それ以外の方法はみな、たんなる当て推量だよ。非科学的で不確実で――危険だ」"今までに制作した動画 mylist/73029299単発動画 series/330979<編集後記>前回、徳の解説動画を制作し、コメントをいただいたところ、いくつかご指摘をいただきました。その際、『長すぎる』、『画面の起伏が乏しい』、『集中力が持たない』というご意見を受けて、「よし、じゃあ短くて画面が動きまくるスピーディーな動画を作ろう」と思い立ち、制作いたしました。今回、このような動画にしようと決めたのには理由があります。以前、VOICEROID系投稿者の妙楽様の動画(sm33324314)を見ていたところ、芥川龍之介の作品を、映像を使ってかっこよく紹介しているなと思って、自分でもこういう一人の作家の紹介動画を作ってみたくなったからです。それで、編集していておもったのですが、画面がどんどん切り替わって、動いていくのは、制作していてすごく楽しいですね。セリフだけをひたすら打ち込んでいく作業と比べると、断然、画が動き回ったほうがおもしろくて作業がとてもはかどりますし、時間が経つのも忘れて集中できます。こういう作業の時は、「え、もうこんな時間か!?」みたいなことがしょっちゅう起きます。やはり読んで字のごとく、動画だからでしょうかね。逆に、どうしても長いセリフをひたすら打ち込み続ける作業をしているときは、単調でしんどいと感じるときが多いです。ところで、ヴァン・ダインは12作の推理小説を残しましたが、そのうち1~4作目までが評価が高く、5~12作目は評判がそれほど良くないそうです。そこで、4作目までを傑作集としてまとめることにしました。ファイロ・ヴァンスの推理手法がこの作品の核だと思います。かなり面白いです。
2:44|2022年06月30日 14:56:02 投稿
【ゆっくり文庫リスペクト】裏切る心臓【エドガー・アラン・ポー】
”ここ、ここだ、ここだ!そうだ、怖ろしい彼奴の心臓なのだ、あの音は!”今までに制作した動画 mylist/73029299<編集後記>新しい動画制作のために、エドガー・アラン・ポーの「モルグ街の殺人」を読み返してみようかと思い立ち、読んでいたところ、併録されていた「裏切る心臓」が目に入り、こちらも動画化してみたくなり、そのうち動画化しようと思っていました。それから、「モルグ街の殺人」は制作しないまま、他動画の制作にかかっていました。しかし、制作の進行が煮詰まり、気分転換というか、息抜きをしようと思ったので、いったん現在の動画制作は中止して、すぐに完成しそうな短めの動画を作ってみることにしました。それで13ページしかない本作を選びました。予想通りスムーズに進みました。10秒動画やうっかり文庫をのぞけば、最短の時間で完成したかもしれません。短くても、『完成する』というのは、精神的に大変よろしいですね。何か、達成感と安心感があります。
14:58|2022年07月07日 14:00:00 投稿
【ゆっくり文庫リスペクト】妖魔の森の家【ジョン・ディクスン・カー】
"わかるだろうな、マスターズ。このさきずっと、わしは気にして暮らすだろうよ。"今までに作った動画 mylist/73029299<編集後記>短編ミステリーというジャンルは、一本の動画に収まりやすく、尺が短いためにプロットもトリックもシンプルで、文庫動画としてかなり作りやすい部類に入るんじゃないかと思います。その中でも今回制作した『妖魔の森の家』は、1947年に書かれた短編でありながら、大変評価が高く、いずれ動画化しようと考えていました。実際、編集していて、構成に困ることもなく、作業もスイスイ進んだので、かなり楽しく作れたと思います。今回の小説に登場するヘンリー・メルヴェール卿は、ジョン・ディクスン・カーの小説を代表する二人の探偵の内の一人(もう一人はギデオン・フェル博士)で、アガサ・クリスティに例えると、ポワロとマープルみたいに、多くのカー作品に登場します。各々の探偵をどのゆっくりに当てはめるかは考えどころですが、今回はきめえまるにしました。探偵が三枚目の要素を持っていると、すぐにきめえまるがしっくりくる感じがします。金田一耕助とかもそうですが、どこか抜けているところがあるキャラクターと役柄が合っているのだと思います。ところで、背景や小道具などの素材を探していて、ちょうどいい素材が見つからないことがあります。そういう時は使える素材に合わせてシーンを変更するなどしています。たとえば、バナナの皮で滑って転んで、屋外の階段から転落するシーンがあるのですが、ちょうどいい階段が見つからなかったため、平たい地面で転んで飛び上がるシーンに切り替えました。この切り替えがうまくいくと、最初からこんなシーンだったような気がしてきます。ちなみになぜバナナの皮が置いてあったかというと、動画では省略されていますが、当時の『《下層階級》の子供たち』が、有名な政治家であればだれでもいいから、保守党上院議員クラブから出てきた誰か(ここでは、ヘンリー・メルヴェール卿)が、それでひっくり返るのを見て喜ぶという、いたずらを仕掛けていたそうです。これは、『選挙演説会で』『候補者を野次りたおす演説妨害者の心理に該当する。』らしいです。なんだか、タイムリーな話題とシンクロしてしまった気がします。
29:59|2022年07月10日 18:00:00 投稿
【ゆっくり文庫リスペクト】ABC殺人事件 第4話「D」 (全6話)【アガサ・クリスティ】
”まだうまくいかないのかい?へっ!へっ!あんたも警察も何をしてるんだろうね。”ABC殺人事件 series/306979mylist/73029299前→sm40639941次→sm40841659<編集後記>また後回しにしていたABC殺人事件の続きに着手しました。一歩ずつ完結に近づいています。今回から、字幕を見やすくなるように太字にしました。たったこれだけでずいぶん見やすさが変わったなと思います。それから、3話で実写の登場人物を出してみたように、今回再び実写の人物写真を起用してみました。今回は『ぱくたそ』(https://www.pakutaso.com)の 大川 竜弥 様(モデルリリース取得済み) の人物写真をお借りしました。差分が複数あるので、感情の変化を表現しやすかったです。さらに、『毒入りチョコレート事件』で出番のなかった、すずきつづみのゆっくり形態を登場させました。『毒入りチョコレート事件』では、当初は全員ゆっくりでそろえようかと思いましたが、シルエットにする都合上、輪郭が全員似ていると見わけがつかなくなりそうだったので、二人はリアル等身で登場させました。最終的に、全員ゆっくりで統一するために、どうにかして、すずきつづみの首を最後のOP前までに切り落とそうかと口実を色々考えましたが(推理中にボルテージが上がり、我を忘れて自ら切り落とすなど)、結局不自然な展開を避けるために、リアル頭身で通しました。それでお蔵入りしていたゆっくりつづみに今回出てもらいました。それにしても画面を暗転させるのに、黒い図形を画面いっぱいにフェードインさせるという方法はすごいですね。素材ごとにいちいちフェードアウトの設定をしなくて済むので、今回はずいぶんスムーズに制作が進みました。テクニックを一つ覚えるたびに作業が効率的になっていきます。それにタカハシ(https://cevio.jp/cevio_character)の、というよりcevioの潜在能力もすごいです。声のパラメータをいじると、おなじタカハシなのに、全然印象が違います。今回は低めの落ち着いた感じにしてみました。ただ、ゆっくりと違って、調声作業が大変です。A.I.VOICEとかならパラメータを一切いじらないベタ打ちでも自然な声が出るそうなので、いつかそれも使ってみようかなあとか考えました。その場合、費用と、どのキャラを導入するかが悩みどころですが。
22:01|2022年07月21日 12:00:00 投稿
(修正まえ)【ゆっくり文庫リスペクト】ABC殺人事件 第5話「A・B・C」 (全6話)【アガサ・クリスティ】
”「私は、エルキュール・ポワロです。」「ほう、そうですか。」”ABC殺人事件 series/306979mylist/73029299前→sm40797607次→sm40864462修正後→sm40841659<編集後記>ABC殺人事件も5話まできました。次で完結です。今回編集していて、思うような素材が見つからず、あの素材があれば、とか、この素材があれば、と思う場面がいくつか出てきました。しかし、自分でも素材が作れるところがあるのではと思って、簡単に作れそうなものは作ってみました。たとえば、ポワロが事件の真相を閃くときに、真っ暗な背景の上に一本の光が差している場面があるのですが、四角の図形に放射光やぼかしのエフェクトを加えるだけで意外と簡単にできました。他にも、ホテルの屋上の素材でちょうどいいものがなかったので、パワポで図形をいくつか組み合わせて、更に、背景に空の画像を配置することで、実現できました。また、留置所での会話の場面で、アルファベットが浮かんでいる描写をするのにも、テキスト+3D回転+反復移動+ノイズの組み合わせでできあがりました。素材をどれだけ自作したり加工したりできるかで、演出の幅が違ってくる気がします。7/29追記:大変申し訳ございません。本動画の18分00秒以降の音量が半分になり、小さくて聞き取りにくくなるというミスが見つかりました。別のファイルをつなぎ合わせた際に、音量の調整を忘れていたことが原因です。自分のミスで皆様に、動画の後半が聞き取りにくくなる不具合を起してしまい、大変申し訳ありません。ただちに修正版をアップロード致しました。しかし、これまでにいただいたニコニ広告および、ギフト、コメントを消去してしまうのは皆様のお気持ちにたいして良くない対応だと感じましたので、修正前のこの動画はこのまま残させていただきます。皆様にご迷惑をおかけし、お騒がせして申し訳ありませんでした。
27:19|2022年07月28日 18:30:00 投稿
(修正版)【ゆっくり文庫リスペクト】ABC殺人事件 第5話「A・B・C」 (全6話)【アガサ・クリスティ】
”「私は、エルキュール・ポワロです。」「ほう、そうですか。」”ABC殺人事件 series/306979mylist/73029299前→sm40797607次→sm40864462修正前→sm40835441大変申し訳ございません。昨日投稿いたしました、「ABC殺人事件 第5話『A・B・C』」を見返していたところ、18分00秒以降の音量が半分になり、小さくて聞き取りにくくなるというミスをしていたのを見つけました。別ファイルで編集したものをつなぎ合わせた際に、音量の調整を忘れていて起きたものです。完全に私の手落ちであり、視聴者の皆様には、後半の会話を聞き取りにくくさせてしまい、申し訳ありません。そこで、大変恐縮ですが、音量を調整しなおした動画を修正版としてアップロードし直させていただきます。アップロードから24時間以内であれば、動画の差し替えができたそうなのですが、気づくのがおくれて、不可能になってしまいました。ここまでニコニ広告のポイントおよびギフトをいただき、コメントしていただいた方には不愉快な思いをさせてしまい、申し訳ないことをしてしまいました。いただいたニコニ広告およびギフト、コメントを消してしまうのは視聴者の皆様のお気持ちに対してよくない対応だと思いますので、修正前の動画はこのまま残させていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
27:19|2022年07月29日 21:54:02 投稿
ABC殺人事件 最終話「解決編」(前編) (全6話)【ゆっくり文庫リスペクト】【アガサ・クリスティ】
”はじめまして、ABC。”ABC殺人事件 series/306979mylist/73029299前→sm40841659次→sm40864535<編集後記(前編)>ABC殺人事件がついに完結しました。最終話は30分を大幅に超えてしまったので、前編と後編に分割させていただきました。こちらは前編になります。3月中旬に第1話から始めて、ここまで4か月半。よく完成させられたものだと自分でも驚いています。間に毒入りチョコレート事件や短編の動画を何本か挟み、制作を先送りにしつつも、ようやくたどり着きました。正直なところ、1話の時点では、完成できないか、あるいはずっと先になるかもしれないと思いつつ、見切り発車していました。それから、完成させるために、とにかく妥協しようと決意していました。ちょうどいい素材が見つからなくても、ありあわせのもので済ませる、細部まで作りこみすぎない、ある程度の小さなミスは許容するなどです。完成度を求めすぎると、細部にこだわりすぎていつまでも時間がかかって投稿に至れない気がしたからです。実際、あるまとまった期間のうちに完結できたので、その点はよかったと思います。ただ、長いスパンを開けてしまったのは申し訳なく思います。理想的には、3月中旬から4,5日に1本投稿して、4月の中旬に完結できたらとか考えていましたが、今思えばずいぶん甘い見込みだったなと思います。そんな状況の中、動画制作していて、何が原動力になるかというと、やはり視聴者の皆様の反応が大きかったと思います。コメント、いいね、ニコニ広告、ギフトなど、各々の反応がいただけて、もっと作ろうという気持ちが湧いてきました。そのことで非常に感謝しています。それで4話の制作を始めたあたりからは、このまま一気に6話まで完成させてしまおうと思って、そこに注力しました。とにかく手を動かし始めることが大事だと思います。手を動かして脚本を書くか、あるいは編集で色々素材を動かしているうちに、ここはこうしたらいいんじゃないかとアイデアが浮かんできます。浮かんだら、それを形にしてみる。そうしたら、次が見えてくる。また形にする。一通りできたら、修正点をチェックする。修正する。その繰り返しで出来上がっていきました。(後編へ続く)
17:17|2022年08月03日 12:00:00 投稿
ABC殺人事件 最終話「解決編」(後編) (全6話)【ゆっくり文庫リスペクト】【アガサ・クリスティ】
”で、ヘイスティングズ――わたしたちはまた狩りをしましたね、そうでしょう?スポーツばんざい!”ABC殺人事件 series/306979mylist/73029299前→sm40864462<編集後記(後編)>まずは、この動画を制作するきっかけになったozean-schloss様、並びに本家ゆっくり文庫様、およびコメント、マイリスト、いいね、ニコニ広告、ギフトをくださった視聴者様に感謝します。自分で制作している動画は、何十回も見ているうちに、面白いのかどうかだんだんわからなくなってくることがあります。そんなときにozean-schloss様に【うっかり文庫】アガサ・クリスティ『ABC殺人事件』(復刻版)(sm40175977)を制作いただき、その動画を見ていて、「そうか、自分は面白い動画を作れるんだ!」と自信がつきました。それで「じゃあ、作ろう!」と思って作りました。ただ、作り始めた時点では特に構想が決まっていたわけではなく、「とりあえずストーリーを6分割して、まずは最初の6分の1を完成させよう。」ということだけ考えていました。今考えると、ずいぶん衝動的にスタートしたんだなと思います。勢いに任せて2話、3話前半と作り、それから他の動画も作ってみたくなり、色々作ってから、また続きを作りました。作れば作るほど慣れてくるのが自分でもよくわかります。1話を見返すと、「あれもこれも直した方がいいかな」という場面が多くあります。ただ、ほどほどのところで妥協してアップロードし、次の動画に進もう、という方針で制作していたので、そこは割り切って先に進むことができました。それでもアガサ・クリスティの凄さが伝わるかなと思います。制作のために小説を読み返したところ、ストーリーの構成力が尋常ではないことがわかりました。こんな細かいところまでつながっているとは、というか、描写に無駄がない、というか。それでいてごく自然な会話と人物描写。ミステリーにありがちな、状況説明のためのくどいセリフや、ミステリーのためのキャラクターという感じではなく、本当にそういう会話や人間がいるように思えるところがありました。ただ、こうして書いてても今一つピンとこないと思うので、アガサ・クリスティの原作から有名なものを何か一冊買って読んでみた方がいいと思います。2022/08/03追記:サムネを二回ほど変更しました。色々迷いましたが、シリーズの最後であることを示す、The Endの画像を選びました。
23:43|2022年08月03日 12:05:00 投稿
黄色い部屋の秘密 第1話「黄色い部屋の謎」(全5話)【ゆっくり文庫リスペクト】【ガストン・ルルー】【ソフトウェアトーク朗読劇場祭】
"そうだ。まさにそのとおりだよ。本当にそのとおりだ。まさにこれこそがきわめて素晴らしく、この上もなく美しく、そしてとてつもなく奇妙な謎ということだ"タイトル:黄色い部屋の秘密原作:ガストン・ルルー黄色い部屋の秘密のシリーズ series/351369次→sm41013690マイリスト mylist/73029299<編集後記1>お久しぶりです。初めましての方は初めまして。ソフトウェアトーク朗読劇場祭に参加させていただきます。よろしくおねがいします。前作の投稿が8月3日で一段落。ハイペースで進めてきたので、しばらく動画制作はやめて、また気が向いたら何か作ろうと思っていました。それから告知を知って、やっぱりまた作ろう。しかしじゃあ何を作ろうかと色々悩みました。著作権が切れているという縛りのもとで候補に挙がったのは、日本のミステリでは「不連続殺人事件」と「黒死館殺人事件」。しかし前者は登場人物が多すぎて編集が大変すぎる。後者は文章を理解して映像化するのが苦行すぎる。というか可能なのか怪しい。いっそ犯人視点の動画にすれば短く済みそうだとも思いましたが、いや、せっかくまとまった期間があるんだから長編に挑んでみたいなと思いました。海外ものでは、以前PVを作ったヴァン・ダインがありますが、文章やセリフが冗長であることに定評があるこの作品は短くまとめるのが難しそうだったのでボツにしました。いっそミステリーにこだわらずに、自分の好きな「1984年」や、「動物農場」でいってみようかと思って、その本を読み返してみましたが、「1984年」は複雑な概念を一つ一つ説明するのにやはり尺が長くなりそうだと思ったので、期間内にまとまりそうにないとみて見送り。「動物農場」は比較的短めで制作できそうではありましたが、どちらかと言えば同じ作者の「1984年」の方が好みだったので、「1984年」を見送った以上、「動物農場」も見送ろうかなと思いました。しかし、現在は、長編制作の大変さを今回三度目ですが、更に痛感したので、今後機会があれば「動物農場」の方を先に作ろうかなと思います。最終的に、海外古典ミステリの傑作であり、1907年に、前代未聞の密室(密室の巨匠、ジョン・ディクスン・カーはまだいなかった)と、非常に論理的な構成(エラリー・クイーンもいなかった)で、クリスティー並に読者の予想を超えた真相を突きつけた(アガサ・クリスティーもいなかった)、「黄色い部屋の秘密」に決定しました。
26:40|2022年09月01日 12:00:00 投稿
黄色い部屋の秘密 第2話「二人の探偵」(全5話)【ゆっくり文庫リスペクト】【ガストン・ルルー】【ソフトウェアトーク朗読劇場祭】
"僕はあいつを負かしてやる!そうだ、あの大フレッドに勝ってやるんだ!いや、あいつだけじゃない。僕はみんなを打ち負かしてやる。この僕が――ルールタビーユが最強なんだと知らせてやるんだ!"タイトル:黄色い部屋の秘密原作:ガストン・ルルー黄色い部屋の秘密のシリーズ series/351369前→sm41013609次→sm41013727マイリスト mylist/73029299<編集後記2>前回の編集後記で書き忘れたことがあります。本動画は5話構成ですが、9月1日現在、まだ3本しか出来上がっていません。そのため、9月1日、2日、3日の正午に1話、2話、3話を投稿し、続きは出来上がり次第の投稿になります。現在制作中の4話までならなんとか投稿祭の期間中に出来上がりそうです。解決編にあたる5話は間に合わないかもしれないので、それは普通に投稿することになりそうです。はっきり言ってスケジュールを甘く見ていました。動画3本くらいに収まると思っていました。しかし、5本じゃないと無理です。さもないとナレーションでストーリーをどんどん飛ばしまくることになります。編集の手間を考えたらそれがいいかもですが、細かいところを拾いたくなって、動画時間がどんどん膨れ上がっていきました。しかし、それでも一部の登場人物はカットしました。投稿祭に間に合わなくなったら、投稿祭用に短めの動画に切り替えて、そっちを急ピッチで制作して上げればいいとか考えていました。控えの候補として、「阿Q正伝」、「坊ちゃん」、「ジーキル博士とハイド氏」、「大審問官」(カラマーゾフの兄弟より)、「ツァラトゥストラ」の序説などが候補にありました。結局、「黄色い部屋の秘密」を最後まで制作する方向に落ち着きました。やはりここまで手をかけた以上は、最後まで終えたいからです。「黄色い部屋の秘密」のすごいところは、世界的な推理小説家がエドガー・アラン・ポーとコナン・ドイルしかいない時代にこの作品を書いて、先述の二人の作品を乗り越えようとしたことです。ガストン・ルルーは作中で何度かこの二人のビッグネームに対して、挑戦状をたたきつけています。この2話では、その二人の象徴でもあるラルサン刑事と推理対決をします。
29:46|2022年09月02日 12:00:00 投稿
黄色い部屋の秘密 第3話「不思議な廊下の謎」(全5話)【ゆっくり文庫リスペクト】【ガストン・ルルー】【ソフトウェアトーク朗読劇場祭】
"そうだ、さあ歩きだせ……。<不思議な廊下>へ向かうのだ。フレデリック・ラルサンがステッキを支えにしているように、お前は<論理の輪>の中に入る、何か具体的なとっかかりを支えにするんだ。そうすれば、あのラルサンが――偉大なフレッドが、ただの愚か者にすぎないことを証明できるはずだ。"タイトル:黄色い部屋の秘密原作:ガストン・ルルー黄色い部屋の秘密のシリーズ series/351369前→sm41013690次→sm41048618マイリスト mylist/73029299<編集後記3>この編集後記を書いているのは9月1日の深夜なのですが、動画投稿者の霧嶋 様が、あのモルグ街の殺人(sm41002151)を投稿しておりました。リアルな画風とシックな演出で、最後まで見入っていました。ゆっくりには真似できそうにない”味”がありました。それ故に、よりによってこの奇跡的なタイミングで「黄色い部屋の秘密」を投稿し、作中のセリフで「モルグ街の殺人」にいちゃもんをつけてしまったのは申し訳なく思います。エドガー・アラン・ポーは「推理小説」のドアを開けた人物だと思います。推理小説はここから始まりました。ドアの向こうからコナン・ドイルがやってきて、「典型的な探偵像」のドアを開けたように思います。”推理小説の探偵”という言葉だけでホームズ、あるいはホームズみたいなキャラクターを連想するからです。実際、どこかホームズに類似した探偵が大勢います。では、ガストン・ルルーが開いたドアは何かというと、”秘密の抜け穴のない密室”、ではないようです。「黄色い部屋の秘密」は決してこの分野の元祖というわけではなく、例えば「ビッグ・ボウの殺人」(1892年)という前例があります。そうではなく、この小説が開いたドアは、「論理性を重視した長編本格推理小説」だと考えています。この第3話で特にルールタビーユが強調するように、「黄色い部屋の秘密」は論理的に考えて事件の真相を特定するということに強いこだわりが見られます。ここまで理詰めで考えられるのか、ということに舌を巻きました。ところで、ここまで3日連続投稿して参りましたが、4話目以降はまだ製作途中ですので、いったんここで投稿は途切れます。続きは、続きができ次第、アップいたします。4話だけでもどうにか9月8日に間に合わせてみたいと思います。最終話の5話の投稿予定はその後になりそうです。
28:22|2022年09月03日 12:00:00 投稿
黄色い部屋の秘密 第4話「袋小路の謎」(全5話)【ゆっくり文庫リスペクト】【ガストン・ルルー】【ソフトウェアトーク朗読劇場祭】
"あり得ない!こんなことはあり得ない!僕が見たかったのはこの顔じゃない!こんな顔なんて、犬にやっちまえ!"タイトル:黄色い部屋の秘密原作:ガストン・ルルー黄色い部屋の秘密のシリーズ series/351369前→sm41013727次→sm41089719マイリスト mylist/73029299<編集後記4>どうにか4話の投稿は朗読劇場祭の締め切りに間に合いました。最終話となる5話は普通に投稿します。今回、背景画像のいくつかは、一枚の画像ではなく、複数の素材を組み合わせて作っているので、状況に合わせて一部分を差し替えられるのがとても便利でした。例えば、昼の背景と夜の背景を切り替えるのに、昼の空の画像と、夜の空の画像を差し替えるだけで、昼夜の違いを表現できます。ほかにも廊下に足跡をつけたり消したり、素材に穴を開けて窓の代わりにしたりと、応用がききます。作中の登場する黄色い部屋自体も、一枚の黄色い壁紙の画像と、床の画像を3D回転させて貼り合わせるという方法で作りました。これらはYMM4で編集して、いったん動画素材として出力し、それを別の画像処理アプリで開いて、画像として切り抜くことで、一枚の画像素材に変換しています。このテクニックを習得したおかげで、素材を組み合わせる作業を大幅に簡略化できました。同じ背景を使うときは、すでに切り抜いた画像を使いまわすか、少し改変するだけでいいので、大変便利です。画面を上下左右にスクロールするときも、もう一つ一つの素材全部に同じ動きをさせる編集は必要ありません。画像一枚を動かすだけでいいので。一方で、ストーリーの方はどこを省略して、どこを省略しないか、一つ一つチェックする必要があります。省略しないで全部拾おうとすると、動画時間がどこまでも長大になりますし、省略しすぎると、推理ものでは重要な説明を忘れることが起こり得ます。例えば今回、投稿後にコメントでご指摘を受けて気づいたのですが、第1話で、マチルド嬢が襲撃された事件の後、襲われただけで、死んではいないということをはっきり言いきらなかったことで、第1話を見た時点では、生きているのか死んでいるのか、わかりにくくなってしまったと思います。作っている側はわかっていても、ちゃんと説明したかどうかを忘れないことが必要だと思います。
28:52|2022年09月08日 15:00:00 投稿
黄色い部屋の秘密 最終話(前編)「解決編」(全5話)【ゆっくり文庫リスペクト】【ガストン・ルルー】【ソフトウェアトーク朗読劇場祭遅刻】
"裁判長、僕です。僕がジョゼフ・ルールタビーユです。"タイトル:黄色い部屋の秘密原作:ガストン・ルルー黄色い部屋の秘密のシリーズ series/351369前→sm41048618次→sm41090212マイリスト mylist/73029299<編集後記5>お待たせしました。最終話が完成致しました。今回も最終話を30分以内に収めることができず、前後編に分割する羽目になりました。大体1時間弱と、すさまじい分量になりました。どうも動画時間の見積もりに甘いところがあるようです。今回の解決編は、原作では法廷で推理を説明するという流れなのですが、本動画ではラルサン刑事との対決を強調しようと考えて、二人で推理対決をします。その過程で、犯人が判明してからは、犯人とも対決します。本来はルールタビーユと裁判長のやり取りで進む解決編ですが、この流れを選んだ理由としては、どうもテンポが悪くなって動画時間が伸びそうだなと思ったのもありますし、ラルサン刑事と犯人のセリフを増やして推理や動機などを補完したかったのもあります。この小説を読んでいて、ガストン・ルルーがやたらとエドガー・アラン・ポーやコナン・ドイルを折りに触れて批判しているのを見て、まだどの推理小説でも書かれていない、革新的なことをしようとしているのだなと考えましたが、それだけでなく、作品のテーマ(ネタバレ防止のため伏せる。)ともつながっていると感じました。それでこの構成でいくことにしました。ところで、本動画の元にした原作は、ハヤカワ文庫版で、あとがきで本作について解説があります。それによると、黄色い部屋の秘密は新聞連載小説(十九世紀に生まれたフランスのものを指してフィユトンと呼ぶ)で、当時はメロドラマ要素をちりばめたドラマチックな話運びが典型的な形だったそうです。そのため、ガストン・ルルーは数々の本格推理作家に絶賛されながらも、読者にフェアに情報を提供したり、パズラーとしてのルールなどは念頭になく、謎というものを、読者を惹きつけるための要素として使っていた節があります。こうしてみると、黄色い部屋の秘密は、論理性を重視した作風から、意図せずパズラーとしての推理小説の発展に貢献した小説なのではないかと思います。それで、今回の解決編では、できる限り推理を補完する翻案を目指してみました。
24:59|2022年09月17日 00:08:59 投稿
黄色い部屋の秘密 最終話(後編)「解決編」(全5話)【ゆっくり文庫リスペクト】【ガストン・ルルー】【ソフトウェアトーク朗読劇場祭遅刻】
"「黒い貴婦人の香りか……。君はよくそのことを口にするね。ずいぶん気になっているようだけど……。黒い貴婦人というのは誰なんだい?」「そのうちね。そのうちに、君にも話せるかもしれない、たぶんだけど……」"タイトル:黄色い部屋の秘密原作:ガストン・ルルー黄色い部屋の秘密のシリーズ series/351369前→sm41089719マイリスト mylist/73029299<編集後記6>黄色い部屋の秘密を最初に知ったのは、ジョン・ディクスン・カーの三つの棺を呼んでいて、探偵のフェル博士が密室について講義をする場面でのことです。フェル博士の口を借りたカーが、過去の推理小説に出てくる密室を分類し、評論家のように講評します。その中で歴代最高の推理小説として、黄色い部屋の秘密があげられています。そこで、そんなにすごいなら見てみようと思い、小説ではなくネタバレを見てしまいました。その時の感想としては、あまり面白くなさそうだなとしか思いませんでした。しかし、ネットでネタバレを見るのと、実際に読んでみるのは全く違うのだと思い知らされました。話運びだとか、読者をうまくミスリードさせるテクニックだとか、真相の巧妙な隠し方だとか、人間ドラマだとか、細かいところまで気配りが行き届いていて、それは実際に読まないとわかりません。ネタバレだとすごく単純な話に見えてしまう。エラリー・クイーンのYの悲劇だとか、アガサクリスティのそして誰もいなくなっただとか、オリエント急行だとか、アクロイド殺しだとか、綾辻行人の十角館の殺人だとか、超有名な傑作のネタバレがつい見たくなり、見てしまっています。かなり損なことをしているなと思います。それでいて、ネタバレを知りつつも読んでみると、どの小説もネタバレを見ただけの時とは印象がガラッと変わりました(Yの悲劇は読んでいませんが)。読書体験というものは最初から最後まで実際に読まないと身につかないんだということがよくわかります。しかし、どうしてもネタバレだけで分かった気になってしまう。真相を知っているのに500ページ近くあるハヤカワ版黄色い部屋の秘密を読むのが面倒くさい。それよりまだ真相を知らない「幻の女」とかを読みたい、などと考えて、つい他の知らない本に手が出ます。とにかく読み始めることだと思います。それも一回だけではなく。「再読に耐えられる本にだけ読む価値がある」とかなんとか、どこかで読んだ覚えがあって、まったくそうだなと思いました。古典は特にそういう傾向が強いものの集まりだと思います。作品によっては読むたびに読者に新しい印象を与えます。
30:43|2022年09月17日 01:17:02 投稿
遊☆戯☆王・第一話より『神のパズル』【高橋和希】【ゆっくり文庫リスペクト】
"「闇のゲーム」によって人間の本性は暴かれ、運命が決定する!!"マイリスト mylist/73029299遊戯王と言えば、カードゲーム。初代遊戯王と言えば、ブルーアイズ・ホワイトドラゴン。ニコニコの遊戯王動画と言えば、バーサーカーソウル、もしくは「城之内、死す」。それが遊戯王に対して真っ先に浮かんでくるイメージではないかと思います。しかし、知っている人もいるかもしれませんが、実は、原作の遊戯王では最初はカードゲームをやっていませんでした。まず、悪いことをする人が出てきて、主人公が考えたオリジナルのゲームを挑んで、ゲームに勝ったら罰ゲームを与えるという様式で話が進行していました。そのゲームの一つとしてカードゲームが出てきて、それが反響を呼んでOCG化したのが現在の遊戯王です。それからテコ入れによって遊戯王はカードゲーム漫画に移行し、DDMをする漫画になって、またカードゲーム漫画に戻り、それからファラオの記憶をめぐるゲームになって、また最後にカードゲームをします。しかし、初期のゲームにも、カードゲーム化した後にも共通するのは、自分の心との闘いです。原作でも繰り返し出てくるテーマですが、この漫画では、ゲームに勝つためにイカサマをしてくる敵が多いです。ブルーアイズを盗んだり、ブルーアイズを手に入れるために人を自殺に追い込んだり、ブルーアイズを破り捨てたり、ダイスを洗脳したり、エクゾディアを海に捨てたり、暴力でスターチップを奪ったり、迷と答えても宮と答えても外に出られなかったり、リストバンドにカードを仕込んだり、ミレニアム・アイで心を読んだり、エクゾディアのコピーカードを使ったり、対戦相手の手札を覗いたり、対戦相手のデッキに余計なカードを仕込んだり、ブラックマジシャンを刻んでデッキの上に来るようにしたり、負けたら両足切断って言ったのに仕込んだ鍵で助かろうとしたり、負けたらビルから転落って言ったのにパラシュートで助かったり、ラーの翼神竜で城之内の魂を焼き尽くしてデュエル続行不可能にさせようとしたりします。これらは敗北を恐れる心の弱さゆえです。主人公は自分のカードと仲間を信じて戦っています。心を強くもとうと戦っており、その姿勢はオレイカルコスの結界とかいうアニオリを除けば最後まで一貫しています。そのため、重大な場面で都合よくエクゾディアを引いたり、クリティカルを連発したり、カオスの儀式を引いたり、オシリスの天空竜を引いたり、見ないで伏せたカードがデビルズ・サンクチュアリだったりしますが、やっぱり確率論的におかしいし、強いカード持ってる人には勝てなかったし、ルールも複雑で、カードの効果も最近のはもうわけわからないし。
22:59|2022年10月01日 18:48:02 投稿
遊☆戯☆王・第九話、第十話より『牙を持つカード』【高橋和希】【ゆっくり文庫リスペクト】
"そして本当に大切な宝物には心が宿るんじゃよ。このカードにもの!何者にもかえられない"心"がの!だから海馬くんも、そのトランクケースいっぱいのカードを、一枚一枚大切にしてあげることじゃ!このゲームの本当の"強さ"とは、そーいうコトなんじゃよ。"マイリスト mylist/73029299<編集後記>まず、高橋和希先生のご冥福をお祈り申し上げます。今回、遊☆戯☆王を翻案しようと思ったきっかけは、高橋和希先生の訃報をニュースで知ったことで、昔の遊☆戯☆王を思い出したためです。皆様が遊☆戯☆王に親しんでいたかどうかは、年代などにもよりますが、自分はOCGを含め、ずいぶん遊☆戯☆王にハマっていた時期がありました。そもそも遊☆戯☆王はカードゲーム漫画の元祖と言って差支えないのだし、高橋和希先生は推理小説に例えると、カードゲーム漫画界のポーやコナン・ドイル並の作家です。医療漫画に例えると、カードゲーム漫画界の手塚治虫です。それで、遊☆戯☆王を古典として動画に翻案してみたいと思いました。さすがに全編動画化は厳しいので、第一話と、記念すべき最初のデュエルだけを翻案することにしました。当時は原作オリジナルの粗削りなルールや、ドミノ町の治安は特に気にならず、OCGの細かいルールも把握しないまま、遊戯や城之内や敵が繰り出す戦術やコンボに関心を持って見たり、友人とデュエルしたりしていました。ひたすら罠カードで身を固め、「団結の力」で攻撃力を飛躍的に上げて殴る。相手の罠カードは「サイクロン」で無効化する、負けそうな時は除去カードでなんとかする、というデュエルライフを送っていました。しかし、いつのころからかOCGから離れ、以降はニコニコの遊戯王MADが流行っていたころに見ていたくらいで、実際のアニメ本編やOCGからは遠ざかってしまいました。それから本動画を作るにあたって、久しぶりに原作文庫版第一巻を電子書籍で読み返してみて、狂ってたんだなあとか、警察は何をしてるんだろうなあとか、倫理観とか、思うところはありましたが、この作品のメッセージって、デュエルの様子が面白いということ以外に何かあるのだろうかと、考えました。自分が思うに、"敗北を覚悟して勝負するのが強さである"ということだと思います。牛尾さんはナイフを離せず、海馬君は自分のカードに賭けて勝負できなかった。しかし遊戯は覚悟を決めてカードを引き、デーモンの召喚を、そしてエクゾディアを引き当てました。強い心が宿ったのだと思います。あと最近の遊戯王はついて行けないです。とにかく効果が複雑で、何がなんだかわからない。
21:12|2022年10月20日 04:26:02 投稿
漁夫とその妻の話【グリム童話】【ゆっくり文庫リスペクト】
"こぞさん、こぞさん、たすけておくれ、かれいや、海のかれいさん、わしのにょうぼのイルゼビルはわしの思よになってくれぬ。"マイリスト mylist/73029299単発作品 series/330979<編集後記>いつの間にか何も投稿しないまま5か月近くが過ぎていました。特に理由はないのですが、なんとなくその気にならないまま、やろうと思ったことをどこまでも先延ばしにする癖があります。まあ締め切りがあるわけではないので、無理せずマイペースでやっていこうと思います。今回はグリム童話から、気に入った話を選んで動画化してみました。短くてまとめやすいし、すぐに出来上がるだろうと思ったからです。しかし、当初の見込みは甘く、作っていくうちに思いついたことを詰め込んでいくうちに、動画時間はどんどん延びて、岩波文庫の「グリム童話集(一)(金田鬼一訳)」でわずか20ページ程度の話が20分以上の動画になっていました。しかも、これまで以上に画像の切り替わりが多いため、編集にもだいぶ手間がかかりました。短くまとめて、なおかつ簡にして要を得るのが難しい。このお話は、無欲で現状維持を望む漁夫と、それとは反対に欲望の権化でどこまでも進み続けるおかみさんとの対立が主軸になっています。人の欲望はどこまで行くのか、その結果どこに行きつくのか、それがこの作品の教訓なのだと思います。ただ、昔のヨーロッパ人の価値観と、現代日本人の価値観では、行きつく先は同じでも、途中で欲しがるものが違ってくるのではないかと考えたので、現代風に翻案してみました。その結果SFみたいになりましたが、究極的には人類はこういう方向に行きつくかもしれない気がします。お話の中で、漁夫は何度もおかみさんを止めようとしますが、結局毎回折れてしまいます。自分が思うに、この二人はどちらが勝ってもならず、夫婦という関係性から考えて、手を取り合っていかなければうまくいかないのだと思います。漁夫が勝てば最初の状態のまま何も得られず、おかみさんが勝てばこのお話の結末を迎えることになります。誰であっても、人の心の中には漁夫とおかみさんがいて、どちらかが勝ったり負けたりしているのではないかと思います。脳科学の見地からも、人間はドーパミンのような脳内物質に突き動かされ、欲求を狩りたてられると言われています。それから最後に、「鶴の恩返し」や「蜘蛛の糸」のように、助けてくれた人に尽くすかれいは、お話のラストで、一言も願いをかなえないとは言っていません。おかみさんの最後の願いはかなったのかも知れません。その結果、自らあの結末を決めたのかもしれません。ローマ法王が仕える神ならそうしたかもしれません。
21:39|2023年03月18日 12:51:02 投稿
ねずみとり・予告編【アガサ・クリスティー】【ゆっくり文庫リスペクト】
"三匹の めくらのネズミがかけてきたチュッチュのチュばあさんおこって包丁でネズミのしっぽをチョン切っためくらのネズミが逃げていくチュチュッチュのチュ"ねずみとり series/400133マイリスト mylist/730292991話→sm42044140<編集後記>しばらく前、アガサ・クリスティーの戯曲、ねずみとりを読んだのですが、この戯曲の舞台設定が、雪で閉ざされた山荘で殺人が起こるというもので、どことなく雰囲気が「かまいたちの夜」というゲームに似ている気がしました。ちょうどそのころ、ゆっくり文庫リスペクト投稿者のタガメホタルさんが「かまいたちの夜」の実況動画(sm41792595)を投稿しており、その動画を見ているうちに、昔、かまいたちの夜の動画を見ていたのを思い出しました。それで、急にかまいたちしたくなり、この動画を制作しようとしましたが、途中で折れて、放置していたものを、制作再開し、完成させました。全6話です。本動画は予告編になります。それから、よく考えると、こうして動画情報欄に動画制作の感想を書くよりも、あと語り動画を制作したほうが、ネタバレを気にせず感想を書けるのではないかと思ったので、そのうちあと語り動画を制作し、そこで感想などを述べようと思います。・タイトル:ねずみとり(戯曲版)・著者:アガサ・クリスティー・編集ソフト:YukkuriMovieMaker4・お借りした素材 きつねゆっくり ニコニ・コモンズ Pixabay いらすとや 効果音ラボ
7:05|2023年04月06日 18:00:00 投稿
ねずみとり・第1幕「五人の宿泊客」【アガサ・クリスティー】【ゆっくり文庫リスペクト】
"人間はみんなおもしろい。だって人のことって、ほんとのところ、わからないんだ。どういう人間なのか、何を考えているのか。"ねずみとり series/400133マイリスト mylist/73029299予告編→sm420440142話→sm42044168
17:27|2023年04月07日 18:00:00 投稿
ねずみとり・第2幕「三匹のめくらのネズミ」【アガサ・クリスティー】【ゆっくり文庫リスペクト】
"雪はものごとをむずかしくするよね。でも、ときにはたやすくもする。そう、とてもたやすくする。とても。"ねずみとり series/400133マイリスト mylist/730292991話→sm420441403話→sm42044302
13:51|2023年04月08日 18:00:00 投稿
ねずみとり・第3幕「二匹目のネズミ」【アガサ・クリスティー】【ゆっくり文庫リスペクト】
"おや、何をするの?なぜ消してしまったんですか?"ねずみとり series/400133マイリスト mylist/730292992話→sm420441684話→sm42044237
12:24|2023年04月09日 18:00:00 投稿
ねずみとり・第4幕「尋問」【アガサ・クリスティー】【ゆっくり文庫リスペクト】
"犯人は……私だ。"ねずみとり series/400133マイリスト mylist/730292993話→sm420443025話→sm42044264
11:04|2023年04月10日 18:00:00 投稿
ねずみとり・第5幕「誰も信じてはいけない」【アガサ・クリスティー】【ゆっくり文庫リスペクト】
"おそらく、ひとを信じちゃいけないのよ。みんなけっきょくは赤の他人で。"ねずみとり series/400133マイリスト mylist/730292994話→sm420442376話(完)→sm42044315
22:20|2023年04月11日 18:00:00 投稿
ねずみとり・第6幕(完)「正体」【アガサ・クリスティー】【ゆっくり文庫リスペクト】
"たいへん、せっかくのパイが!"ねずみとり series/400133マイリスト mylist/730292995話→sm42044264
26:54|2023年04月12日 18:00:00 投稿
ねずみとり・あと語り【アガサ・クリスティー】【ゆっくり文庫リスペクト】
"これだから、古典を読むのはやめられない。"ねずみとり series/400133マイリスト mylist/73029299
30:58|2023年04月20日 12:01:02 投稿
【第三回10秒動画祭】犯人との戦い・一回戦【ゆっくり劇場】【ゆっくり文庫リスペクト】
"人間性への信頼を失ってはならない。人間性とは大海のようなものである。ほんの少し汚れても、海全体が汚れることはない。(マハトマ・ガンジー)"犯人との戦い series/403521マイリスト mylist/73029299
0:10|2023年04月21日 00:00:00 投稿
【第三回10秒動画祭】犯人との戦い・二回戦【ゆっくり劇場】【ゆっくり文庫リスペクト】
"新らしい時代のコペルニクスよ余りに重苦しい重力の法則からこの銀河系統を解き放て(宮沢賢治)"犯人との戦い series/403521マイリスト mylist/73029299
0:10|2023年04月22日 00:00:00 投稿
【第三回10秒動画祭】犯人との戦い・三回戦【ゆっくり劇場】【ゆっくり文庫リスペクト】
"ようこそ、ジュラシック・パークへ。(ジョン・ハモンド)"犯人との戦い series/403521マイリスト mylist/73029299
0:10|2023年04月23日 00:00:00 投稿
【第三回10秒動画祭】犯人との戦い・四回戦【ゆっくり劇場】【ゆっくり文庫リスペクト】
"正面の千里先を見るのは、背後の1寸先を見るより容易である。そのような理由で、表面を見ることは難しくなく、内面を見るのが難しいのだ。目につく物を見るのは難しくなく、目につかない物を見るのは難しい。これは世間全体の迷うところであり、智者だけができる芸当である。(呂坤)"犯人との戦い series/403521マイリスト mylist/73029299
0:10|2023年04月24日 00:00:00 投稿
【第三回10秒動画祭】犯人との戦い・五回戦【ゆっくり劇場】【ゆっくり文庫リスペクト】
"幸せな子供時代を送った人は、もっとも幸運な人だといえます。(アガサ・クリスティー)"犯人との戦い series/403521マイリスト mylist/73029299
0:10|2023年04月25日 00:00:00 投稿
【第三回10秒動画祭】犯人との戦い・六回戦【ゆっくり劇場】【ゆっくり文庫リスペクト】
"自動運転車はアクティブセーフティーの自然な延長であり、明らかに私たちがするべきことである。(イーロン・マスク)"犯人との戦い series/403521マイリスト mylist/73029299
0:10|2023年04月26日 00:00:00 投稿
【第三回10秒動画祭】犯人との戦い・七回戦【ゆっくり劇場】【ゆっくり文庫リスペクト】
"償いの始まりは、それが必要だという感覚である。(ジョージ・ゴードン・バイロン)"犯人との戦い series/403521マイリスト mylist/73029299
0:10|2023年04月27日 00:00:00 投稿
【第三回10秒動画祭】犯人との戦い・最終戦【ゆっくり劇場】【ゆっくり文庫リスペクト】
"兵は詭道なり(孫氏)"犯人との戦い series/403521マイリスト mylist/73029299
0:10|2023年04月28日 00:00:00 投稿
ある殺人者の告白【サキ】【ゆっくり文庫リスペクト】
"誰にだって、あんなことが降りかからんともかぎらん"マイリスト mylist/73029299単発動画 series/330979<編集後記>今回、短編祭に参加するにあたって、短編祭参加作品を7本タイマー投稿しました。それぞれ5月1日~7日の深夜0時に一本ずつ公開されます。15分ギリギリの動画もあれば、3,4分くらいで終わる短い動画もあります。5月6日だけ、昼12時に、短編祭参加作品ではない朗読動画が投稿されます。5月6日の短編祭参加作品に登場する本を朗読したものになります。短編は長編と違って短く区切りがつくので、精神的に楽ですね。一つ仕上げるごとに達成感があり、いつまでも終わりが見えない状態に陥らなくて済みます。これだけ制作しても、長編(「ねずみとり」など)の時ほどの大変さは感じませんでした。そのうち短編祭と、10秒動画祭と、まとめてあとがたり動画を投稿しようかと思います。
14:59|2023年05月01日 00:00:00 投稿
掟の門【フランツ・カフカ】【ゆっくり文庫リスペクト】
"この永い年月のあいだ、どうして私以外の誰ひとり、中に入れてくれといって来なかったのです?"単発動画 series/330979マイリスト mylist/73029299
4:37|2023年05月02日 00:00:00 投稿
スリル(「酒場より」を改題)【ルイス足永リスペクト】【ゆっくり文庫リスペクト】
"…飽きた、平凡な日常。欲しい、強烈なスリル!"シリーズ series/330979マイリスト mylist/73029299※この動画は、ゆっくり文庫リスペクト投稿者、「ルイス足永」様のフリー素材ショートショート「酒場にて」(im9907104)を改題した二次創作動画です。
3:36|2023年05月03日 00:00:00 投稿
天邪鬼【エドガー・アラン・ポー】【ゆっくり文庫リスペクト】
"人の心の原動力(プリーマム・モビレ)たるもろもろの能力、衝動の考察において、骨相学者たちの見落としているある性癖ーー"単発動画 series/330979マイリスト mylist/73029299
14:56|2023年05月04日 00:00:00 投稿
俺と二分前の世界(「腕時計」を改題)【ルイス足永リスペクト】【ゆっくり文庫リスペクト】
"おい、そこのお前。それは俺のだ!"シリーズ series/330979マイリスト mylist/73029299※この動画は、ゆっくり文庫リスペクト投稿者、「ルイス足永」様のフリー素材ショートショート「腕時計」(im8898255)を改題した二次創作動画です。
14:59|2023年05月05日 00:00:00 投稿
自分の頭で考える【ショーペンハウアー】【ゆっくり文庫リスペクト】
"読書は自分で考えることの代わりにしかならない。自分の思索の手綱を他人にゆだねることだ。"単発動画 series/330979マイリスト mylist/73029299朗読版 sm42151124
14:59|2023年05月06日 00:00:00 投稿
【ソフトウェアトーク朗読】自分の頭で考える【ショーペンハウアー】【ゆっくり文庫リスペクト】
"真実と生命は、もともと自分の根っこにある思想にだけ宿る。私たちが本当に完全に理解できるのは、自分の考えだけだからだ。"単発動画 series/330979マイリスト mylist/73029299ゆっくり劇場版 sm42135886※本作品はショーペンハウアーの著作「自分の頭で考える」の朗読になります。短編祭参加作品ではありません。投稿者の別作品「自分の頭で考える」とはストーリーのつながりは一切ありません。「自分の頭で考える」を読みたくなった方へ、cevioのタカハシによる朗読という形で読み上げます。
22:41|2023年05月06日 12:00:00 投稿
安全マッチ【アントン・チェーホフ】【ゆっくり文庫リスペクト】
"たった一つの真実見抜く、見た目は大人、頭脳も大人、その名は……名探偵、デュコーフスキイ!"単発動画 series/330979マイリスト mylist/73029299<編集後記>今回、本動画を制作するにあたって、YOUTUBEにて名探偵コナン メイン・テーマ DTMカバー(https://www.youtube.com/watch?v=x0EQuTSCFTU)をお借りさせていただきました。権利関係を調べてみたところ、YOUTUBEにアップロードされた曲は、JASRACとの許諾契約をしている曲であり、かつ、CDなどのレコード会社が制作したものではない音源であり、かつ権利者(投稿者)が利用を許可しており、かつ投稿先のサイト(ニコニコ)での利用が認められていれば、ダウンロードおよび素材としての使用が可能になるそうです。今回はこれらの条件すべてに該当すると判断し、利用させていただくことにしました。
14:59|2023年05月07日 00:00:00 投稿
【前編】第三回10秒動画祭&短編祭 あと語り【ゆっくり文庫リスペクト】
"いかがでしたでしょうか。どの程度視聴者に予想外を提供できたでしょうか。"単発動画 series/330979マイリスト mylist/73029299<編集後記>皆様、いかがお過ごしでしょうか。短編祭から一か月以上間が空いてしまいましたが、ようやくあと語りが完成し、投稿に至りました。制作に時間がかかったというよりは、制作を先延ばしにした面がかなり大きいです。前後編合わせて45分を超える動画になりましたが、言いたいことを思いつくままに書いていって、それが終わったら、画像を貼りつけていっただけなので、思っていたほど手間はかかりませんでした。大体動画で言いたいことは言いつくせたかなと思います。とにかく早くあと語りを終えて、次の動画制作に向かいたい気持ちが強い。もうアイデアだけは頭の中にあるので。早く実現したい。何か月も実現を待っている。しかし先にあと語りを投稿するのが先。あと語りを先延ばしして、すでに制作を進めている他の動画もありますが、とにかく投稿はこっちが先。しかし、作りたいのはあと語りよりも、新しい作品。それで結構延期されました。ともかく、これで次の制作に取り掛かれます。ただ、気分次第で投稿がずいぶん先になるかもしれませんが。調子がいいなと思っていたら、作れなくなる時が急に来るので。
21:04|2023年06月13日 21:16:02 投稿
【後編】第三回10秒動画祭&短編祭 あと語り【ゆっくり文庫リスペクト】
"楽しみが一番です。"単発動画 series/330979マイリスト mylist/73029299
28:02|2023年06月13日 21:38:03 投稿
盗まれた手紙【エドガー・アラン・ポー】【ゆっくり文庫リスペクト】
"かくもむごき企みも、ティエストには、まこと応報なれ、アトレには当らずとも。"単発動画 series/330979マイリスト mylist/73029299<編集後記>久しぶりの動画投稿です。今回は、短編祭で制限時間内に収められそうになく、お蔵入りさせた動画を、もったいなくて最後まで完成させました。今回制作した盗まれた手紙は、特に何か他の作品とコラボするということはなく、普段の過剰な演出を抑えて、静かでミステリアスな雰囲気を重視しました。どうやらこの作品は私にとって、何かとコラボするより、作品から感じ取った雰囲気をそのまま伝えた方が面白くなりそうな動画のようです。私がこの作品を読んでいて面白いと思ったのは、手紙の隠し場所にたどり着く推理の過程です。この作品を知っているという方は、推理の答え、すなわち手紙の隠し場所については、有名な作品ですから、知っている方もたくさんおられるのではないかと思います。しかし、なぜそこに隠してあるのか、なぜそこに隠したか、そこに至るまでの各々の理由も含めての『盗まれた手紙』だと思います。ここの説明がしっかりしているから面白い。答えよりもそこが気に入りました。推理の過程に説得力のある作品はどれも面白いし、逆に強引な推理だと(一部の例外を除いて)面白くならない。しかしその過程には横道にそれる話も多く、全てを描写することはできそうにありませんでした。それで、主要だと思われる部分を中心に、推理と事件解決の構成を組み替えました。とにかくこのすごい古典作品を動画化したかっただけです。好きな作品を動画化するのが一番作業が捗ります。本作品から何か教訓が得られるとすれば、何かうまくいかないことがあるとき、G署長のように、ずっと同じ原則で行動していないか、自分の行動の原則がうまくいっていないんじゃないか、それが何なのかを見つけて、変えるべきじゃないのか。それができたら、求めるものはすぐそこに………。最後に一言。ゆっくりムービーメーカー4の機能で、新しく使ってみた機能があるんですが、グループ制御はスゴイ!
30:47|2023年06月21日 12:00:00 投稿
【ゆっくり文庫10th】江戸川乱歩『心理試験』【うっかり文庫】
"ぼくは生まれつきの悪人だったのかもしれない。"単発動画 series/330979ゆっくり文庫様『心理試験』 sm34642963<編集後記>まずはゆっくり文庫様、10周年おめでとうございます。今回、10周年をお祝いする企画において、どんな動画を作ったらいいか、何も思いつかず、色々迷っているうちに、どんどん時間が過ぎて期限ぎりぎりになってしまいました。しかしある時、「そうだ、『ナイルに死す』を犯人視点で動画化すれば面白いのでは!」と思いついたのですが、制作に時間がかかりそうで、取りかかろうか迷っているうちに時間がなくなり断念。いっそ、今回は投稿を見送ろうかと考えていましたが、昨夜急に『心理試験』のうっかり文庫を制作できそうな気がしたので、一晩で制作しました。『心理試験』はゆっくり文庫の中でも私のお気に入りの動画の一つで、人気投票でも投票しています。推理小説において、いわゆる『倒叙もの』と呼ばれるジャンルですが、つい最近、『クロイドン発12時30分』という、同じ倒叙ものの名作を読んで、このジャンルでは、犯人の心理描写、および読者・視聴者から見て完璧に見えるはずの犯行を暴く過程が、重視されていると思いました。要するに、犯人は犯行の前・途中・後で何を考えるのか、なぜ犯行は暴かれるのか、この2点に倒叙ものの面白さが詰まっていると思います。『心理試験』において、後者は絶妙の一言ですが、前者、すなわち犯人の思考については、一見するとあまり掘り下げられていないように見えます。しかし、そうは思えません。この動画をきっかけに原作に目を通してみましたが、主人公の蕗屋は、犯罪を成功させること、ただそのことに強い執着を持っています。それでよく動画をふり返ってみると、蕗屋の行動は、犯罪の成功から来る利益よりも、成功した犯罪者になることにひたすら向けられています。だからこそ長い準備期間をかけたり、良心の呵責を感じなかったり、金を半分しか盗まなかったり、金を交番に届けたり、嫌疑がかかっても強い動揺を見せずに心理試験の練習に励んだりできたのだと思います。そうして明智小五郎によって犯行が暴かれて初めて精神が折れてしまいました。犯罪を目的のための手段としてではなく、犯罪の成功そのものを目的としているところが、『罪と罰』のラスコーリニコフや、『クロイドン発12時30分』の犯人・チャールズと違う点です。蕗屋の本当の動機は、犯罪の成功者になりたかったということだと思います。
2:28|2023年10月29日 06:30:00 投稿
【第2回_没動画供養祭】動物農場 第1話【ジョージ・オーウェル】【ゆっくり文庫リスペクト】
"1.二本足で立つ者はすべて敵。 2.四本足で立つか、翼がある者は友。 3.すべての動物は服を着てはいけない。 4.すべての動物はベッドで寝てはいけない。 5.すべての動物は酒を飲んではいけない。 6.すべての動物は他のどんな動物も殺してはいけない。 7.すべての動物は平等である。"ノン・シリーズ series/330979<没理由>2023年9月に開催された第二回ソフトウェアトーク朗読劇場祭に向けて制作しておりましたシリーズものの動画です。しかし、制作中に投稿者の精神が折れて、制作を放棄。締め切りにも間に合いませんでした。それが没理由です。現在も完成しているのは第1話のみで、第2話以降は完成しておりません。製作予定の目途もたっておりません。<編集後記>本動画は2023年の7月に制作した動画です。第1話はこれで完成とさせていただきます。しかし、第2話以降を制作するかは未定です。結局制作しないまま終わるかもしれません。ただ、せっかくここまで作ったのに最後までお蔵入りさせておくのはもったいないと思ったので、未完成でも投稿可能な本投稿祭に出させていただきます。動物農場はいつかやりたいとおもっていたお気に入りの小説で、1984年とともに愛読していました。しかし、ここ数ヶ月、読書や映画(AmazonPrimeで見放題のやつ)やPythonプログラミングなどにハマっていて、動画制作が完全にストップしています。まあとにかく自分の納得いくように時間を使えればそれでよしと割り切ることにしています。ヒッチコック映画をひたすら見続けた時間は楽しかった。それはそれでよかった。それはそれとして、動画制作は何を作ろうか、あれでもない、これでもないといろいろ作っては放棄し、作っては放棄し、いつの間にか制作しなくなっていました。とりあえず今一番いいのはお蔵入り動画を供養することだと考え、投稿に踏み切りました。しかしこの投稿もそのうちやろう、そのうちやろうと先延ばしし続けた結果、締め切りぎりぎりになってしまいました。他にも投稿したい動画が何本かあります。とりあえず投稿してみます。今後のことは投稿してみてから考えます。他の動画は、時間内に少しばかり手直しして、時間に間に合う範囲で修正した動画を投稿してみます。
23:58|2023年12月31日 03:11:02 投稿
【第2回_没動画供養祭】歯車 一 レエン・コオト【芥川龍之介】【ゆっくり文庫リスペクト】
"僕はいまもそのホテルの部屋に前の短編を書きつづけている。真夜中の廊下には誰も通らない。が、時々戸の外に翼の音の聞えることもある。どこかに鳥でも飼ってあるのかも知れない。(昭和二・三・二三)"ノン・シリーズ series/330979<没理由>動物農場と同じく、2023年9月に開催された第二回ソフトウェアトーク朗読劇場祭に向けて制作しておりましたシリーズものの動画のpart1です。こちらは全シリーズ通して8割方できあがっていたのですが、途中からいまいち制作に身が入らず、制作をなんとなく停止したまま祭の期間を過ぎてしまい、そのままお蔵入りしていた動画です。全体を制作してみて、エンタメとしてあまり面白くないのではないかと少し不安になり、投稿を見合わせていたというのもあります。<編集後記>芥川龍之介の『歯車』は、何度も読み返して、その意味するところをいくらかでも自分なりに解釈することができたと感じたので、制作してみました。しかし、かなり退屈する場面が多そうだと感じたので、表現方法を工夫してみようと思い立ちました。そこで、一話目は文字によってほぼすべてのアイテムを表現し、二話目はきつねゆっくりといらすとや中心で、三話目はシルエットと実写中心で、四話目は図形中心で、五話目は文章中心で、六話目はこれらすべてを組み合わせて表現してみようと考えて、制作してみました。ただ、なんだか奇をてらいすぎて、視聴者が置いてけぼりになっているような気がしてきました。だんだんそういう感情が強くなってきたので、ボツにしようかと思っていましたが、ちょうど没動画を投稿できる祭があったので、この場をお借りして投稿してみることにしました。没動画供養祭ではシリーズものはpart1のみ投稿というレギュレーションであるため、とりあえずpart1だけ公開します。part2以降の公開の予定は未定です。もっとも、公開する場合は、シリーズを最後まで完成させることが前提の話ですが。話は変わりますが、歯車はとにかく暗示が中心となる小説です。様々なメタファーがちりばめられているのですが、一回読んだだけでは到底理解しきれないほどの分量に満ちています。そこには少しずつメタファーに追い詰められていく芥川龍之介の苦悩が見て取れます。何がどう芥川龍之介を追い詰めているのか、一話目ではまだあいまいで漠然としています。後半に進むにつれて、次第にくっきりと浮かび上がってきます。その様子をお届けできるかどうかは未定です。予定は未定。また何か月か先延ばしするかもしれません。先延ばしが染みついた習慣になってしまっているので。
17:24|2023年12月31日 05:28:02 投稿
真昼の決闘【フレッド・ジンネマン】【ゆっくり文庫リスペクト】
"それがこの町の本音だ。口では法律だ秩序だと何とでも言うが、腹の中の別物だ。どうでもいいのだ。"ノン・シリーズ series/330979マイリスト mylist/73029299<編集後記>ここ最近小説よりも映画ばかり見ていて、ふと映画をゆっくり文庫化したくなりました。動画化できそうな映画は色々ありましたが、その中でもフレッド・ジンネマンの西部劇映画『真昼の決闘』が一番気に入ったので、動画化することにしました。他の西部劇は現時点で『シェーン』と『駅馬車』しか見たことがないのですが、それぞれ全然違う作風で、見ていて面白く、飽きません。いずれもアマゾンプライムで見ることが出来ます。『真昼の決闘』では、孤独な戦いを強いられる一人の保安官の苦悩を通して、町が抱える病が浮き彫りにされます。この映画で描かれているのは、どこの社会でも起きる問題、"誰が社会のためにリスクを引き受けるのか"という問題だと思います。"誰が犠牲を払うのか"と言い換えることができるかもしれません。半ば進んで、半ば強制的にリスクを引き受ける主人公の保安官、ケーンは命がけの戦いに向かいます。戦いを引き受ける人間が多ければ多いほどリスクは分散される。しかし自分はリスクを背負いたくないという者がいる。あるいはリスクを立身出世のチャンスと捉えて利益を引き出そうとする者がいる。リスクを自覚できていない者もいる。戦う必要のない者がいる。戦いに反対する者がいる。そもそも戦えない者もいる。そうした人々の中で、ケーンはリスクを一身に背負って戦いに向かいます。誰かが引き受けなければ社会は崩壊しますが、人に押し付けるばかりではこの映画のようになります。ただ、実際自分がこの状況に置かれたとして、とてもケーンと一緒に戦えそうにありません。しかしほんの少しのリスクと犠牲なら払えそうです。つまり生きるか死ぬかという極端な選択ではなく、その中間があったらいいなと思っています。大勢の人々がほんの少しずつリスクを引き受けられるなら、ケーンのような状況にある人々の助けになれそうです。身近な例でいえば、お金を然るべきところへ寄付することだと思います。この映画の事例ではそういった解決は不可能ですが。ところで、話は変わるのですが、終盤の戦闘シーンを制作した後、何かそのシーンにちょうどいいBGMはないかと探していたのですが、とてもぴったりなBGMを見つけ出したので採用しました。さらに当初の予定を変更して、エンディングまでそのBGMを流し続けました。偶然にもぴったりハマりました。動画制作は、素材との偶然の出会いに支えられているんだと改めて自覚しました。
29:47|2024年02月02日 07:00:00 投稿
【第四回10秒動画祭】30秒探偵・上
"この事件、30秒で解決してやる!"マイリスト mylist/73029299第四回10秒動画祭 series/470534次→sm43704692
0:10|2024年04月26日 00:00:00 投稿
【第四回10秒動画祭】30秒探偵・中
"事件解決に必要な証拠はすべて出そろった。さあ、画面の前の探偵たちよ、推理せよ!"マイリスト mylist/73029299第四回10秒動画祭 series/470534前→sm43704653次→sm43704702
0:10|2024年04月27日 00:00:00 投稿
【第四回10秒動画祭】30秒探偵・下
"犯人は○○、あんただ!"マイリスト mylist/73029299第四回10秒動画祭 series/470534前→sm43704692<編集後記>今回初めて自分で推理ものを制作してみました。当初は去年や一昨年のように1話完結の話を3本作ろうかと思っていましたが、以前と違う方向性の動画を作ってみたくなり、挑戦してみました。10秒動画×3でできることを、ああでもないこうでもないと小一時間考えて思いつきました。推理ものは今まで読むだけでしたが、超短編とはいえ作ろうとすると大変ですね。絶対にこの人しか犯人はいないという理屈を作るのも大変ですが、矛盾がないように情報を整理するのもなかなか骨が折れます。今回の犯人特定の決め手になる要素は自分で思いついたネタですが、過去の小説などの中にこれと同じネタが使われていることはあるんでしょうか。ネタがかぶっていなければいいんですが。
0:10|2024年04月28日 00:00:00 投稿