ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」(クレメンス・クラウス指揮 1953年8月12日実況録音)

ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」(クレメンス・クラウス指揮 1953年8月12日実況録音)

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=SVGZvz5-IkM )。1953年のバイロイト音楽祭における、クレメンス・クラウス指揮による「ニーベルンクの指環」四部作より、8月12日に上演された楽劇「神々の黄昏」の実況録音です。この年の「指輪」はクラウスの楽曲解釈やオケの統率力だけでなく、ジークフリート役のヴォルフガング・ヴィントガッセンやブリュンヒルデ役のアストリッド・ヴァルナイ、そしてヴォータン役のハンス・ホッターなどの歌手陣の歌唱も優れたもので、録音が今一つ不鮮明なものの、名演であったことは疑いありません。それはバイロイト音楽祭の主宰者ヴィーラント・ワーグナーも同意見であり、クラウスが戦後の「新バイロイト様式」による演奏を実現したクラウスを翌年以降の音楽祭でも続投を望んでいました。しかし残念なことに、クレメンス・クラウスは翌1954年に心臓発作で急死し、彼のバイロイト音楽祭出演は1回だけで終わってしまいました。クレメンス・クラウス指揮バイロイト祝祭管弦楽団バイロイト祝祭合唱団

http://www.nicovideo.jp/watch/sm40925703