【アメリカ軍歌】Over There& Good-Bye Broadway, Hello France【日本語訳付き】

【アメリカ軍歌】Over There& Good-Bye Broadway, Hello France【日本語訳付き】

Over Thereは第一次世界大戦中に作られたアメリカの軍歌です。歌詞が韻を踏んでいてとってもテンポよく歌いやすいです、ぜひ歌ってみてください。タイトルのOver Thereは直訳すると「向こう側」とかになるわけですが、アメリカ兵がフランスへ出征していくという背景を考慮して「海を越える」と訳してみました。またこうやって訳すと「We'll be over, we're coming over,And we won't come back till it's over, over there」の部分が訳しやすいんです。overを「海を越える」と「苦難を乗り越える、終える」の二つの意味で掛けてる表現なんですね。作曲者のGeorge M. Cohanは有名な劇作家で、アメリカのコメディミュージカルの父と呼ばれているそうです。タイムズスクエアには銅像があります。後半の2曲目、Good-Bye Broadway, Hello Franceはパッシングショーという大衆演劇のフィナーレで歌われた曲のようです。が、あんまり情報がありませんでした。1917年のヒットチャートでは一位を獲得しているそうです(ウィキペディア情報)。最後の歌詞、「We're going to square our debt to you」は独立戦争で支援してくれたフランスに借りを返しに行くんだという意味と思われます。詳しくはこの曲に影響を受けた「Goodbye, France」を訳した時に。歌詞の中で1000万人と言ってますが、実際のアメリカ外征軍は200万人ぐらいでした。ちょっと盛ってますね。2曲ともアメリカが参戦した1917年に作られ国中が熱狂したわけですが、1年もすると実際は悲惨な戦争であることが分かったのでした。アメリカの参戦、民衆の不満、スペイン風邪の流行などで戦争を継続できなくなったドイツは11月11日に停戦を発効、第一次大戦におけるアメリカ軍の死傷者は約32万人に上ります。ようつべ版の方の概要欄に歌詞を掲載してあります。そっちの方が一緒に歌いやすいかも。 https://youtu.be/fFWm3GmTOc4 参考・ウィキペディア・ https://www.loc.gov/item/ihas.200000015/

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41479529