【釘貫き】尾張国奥田城 令和5年(2023) 晩冬

【釘貫き】尾張国奥田城 令和5年(2023) 晩冬

2023年の1月上旬、愛知県稲沢市にある奥田城址を訪れました。応永年間(1394~1428)頃に斯波氏(奥田氏)によって築城されたと伝わります。戦国時代には、織田信長の一族である織田(飯尾)定宗が城主でしたが、城主・飯尾定宗は桶狭間の合戦で鷲津砦を守備し、今川軍の攻撃を受け砦は落城。討死にしました。定宗の死後は、子の重宗が継いだようですが、加賀国に移った後、廃城となったようです。現在、城の遺構はなく、堀畑神社辺りが城の跡地と伝わりますが、大門町や堀畑、馬場町等の地名に城の名残を感じることができます。また、城主の斯波(奥田)氏種の子孫が堀(奥田)直政と伝わり、越後村上藩堀氏に所縁のある地でもあるようです。親戚の野瀬氏の初代・右近である野瀬氏吉はここ奥田村から奉公に出たと野瀬家の家伝に伝わっているので、親戚に所縁のある所を訪れることができました。お城→ mylist/37297571

http://www.nicovideo.jp/watch/sm41646143