バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻(ワンダ・ランドフスカ)

バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻(ワンダ・ランドフスカ)

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=bvh6D7hyKP0&t=6428s )。バッハの平均律クラヴィーア曲集の世界初の全曲録音は、ピアノによるエトヴィン・フィッシャーの演奏( sm40150820 )ですが、つづく2番目の、そして世界初のチェンバロ演奏による全曲録音を成し遂げたのは、ワンダ・ランドフスカでした。このうち、第1巻は1949年に、第2巻( sm42039952 )は1952年に録音されました。ランドフスカは、いったんは過去の遺物とされたチェンバロを20世紀に復興させた立役者で、バッハのクラヴィーア作品はチェンバロで演奏されるべきとの持論を持っており、その信念に基づいて数多くのバッハ作品をチェンバロで演奏・録音しました。とはいえ、彼女が演奏で使用したチェンバロはグランド・ピアノの構造を利用して製造されたモダン・チェンバロであり、現在では一般的な古楽器としてのチェンバロとはかなり音色が異なっていて、チェンバロ復興の過渡期を偲ばせる録音となっています。ワンダ・ランドフスカ(チェンバロ)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42007024