バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻(ワンダ・ランドフスカ)

バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻(ワンダ・ランドフスカ)

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=pKunRRke0xQ&t=1308s )。バッハの平均律クラヴィーア曲集全曲を世界で初めて録音したのは、ポーランド人のチェンバロ奏者ワンダ・ランドフスカ(1879 - 1959)です。彼女は1903年に24歳でチェンバロ奏者としてデビューすると、早くも翌1904年にチェンバロによるバッハ演奏会を開き、以降はチェンバロによる優れたバッハ作品の演奏者として活躍しました。ランドフスカは半世紀に及ぶ演奏活動において、バッハのクラヴィーア作品を多数チェンバロ演奏で録音しています。そして平均律クラヴィーア曲集は1949年に第1巻( sm42007024 )、そして1952年に第2巻の録音が行われ、これが彼女のバッハ作品演奏の総決算となりました。ただし、ランドフスカの演奏は20世紀に現代ピアノの製造技術を活用して作られたモダン・チェンバロによるもので、現代の古楽器演奏家の間では高く評価する意見はあまりないようです。とはいえ、その演奏が優れていることに疑いはなく、使用する楽器で評価を下げるのは適当ではないと思います。ワンダ・ランドフスカ(チェンバロ)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42039952