騙されてはいけない!ショック・ドクトリンとdisease mongering~不安を煽り利益をむさぼる企業や権力に気付こう~クリニック開設への思い~

騙されてはいけない!ショック・ドクトリンとdisease mongering~不安を煽り利益をむさぼる企業や権力に気付こう~クリニック開設への思い~

ショック・ドクトリン:惨事便乗型資本主義Disease mongering : 病気喧伝ショック・ドクトリンが話題のようですが、医療の世界ではこれと根底が同じようなdisease mongeringという言葉がずっと前からあります。私は精神科医として働くうちに、製薬会社の宣伝や、病気で居続けようとする一群の人々と居続けさせようとする医療のもたれあいともいえる現状に強い違和感を覚えるようになりました。もちろん、本当に重度の精神疾患には集中的な治療が必要になります。ですが、病院で働いていると『本当にこの人はこれほど長期間の通院が必要だったのだろうか』と思うことが多いのです。『こんな症状があれば病院へ!』の宣伝を鵜呑みにせず、自分の身体は自分で守る。自分の身体の声を聴き、本当に『病気』なのか?『病院にいかなければならないのか?』を自分で考えなければなりません。ですが残念ながら、今の日本の精神医療の世界は製薬業界の営利主義とあまりに強く結びつき、心を病んでしまった人の真の回復を考えているとは言えない状況でした。病院を辞めクリニック開設を決めた想いも語ります。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42375489