【三管領】河内国高屋城 令和5年(2023) 初夏

【三管領】河内国高屋城 令和5年(2023) 初夏

2023年の5月初旬、大阪府羽曳野市にある高屋城址を訪れました。築城年代等ははっきりしないようですが、応仁の乱後の文明11(1479)年頃に、畠山義就(はたけやまよしひろ・よしなり)が築城したと推定されているようです。天文21(1552)年、畠山高政(はたけやまたかまさ)が城主となりますが、後に三好氏が落城させ、三好氏が支配しました。永禄11(1568)年、高政の弟の畠山秋高(はたけやまあきたか)が入城しますが、元亀4(1573)年、河内守護代の遊佐信教(ゆさのぶのり)により殺害され、三好康長が入城しました。天正3(1575)年、高屋城の戦いで、織田信長の軍勢が三好方の高屋城を攻め落とし、高屋城は廃城になったと考えられます。城は標高47m程の河岸段丘を活用した縄張りで、最高所にある北の古墳(幅100m、全長122m)を本丸に活用し、本丸の南に二の丸(東西350m、南北200m)、さらに南に三の丸(東西250m、南北250m)と非常に大規模な城でした。現在、城址周辺は宅地化が進んでいますが、所々に土塁の跡等を確認することができます。お城→ mylist/37297571

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42388819