【1999年】猛毒の化学物質を足に浴び 指を切断…その後も工場内にガスが広まり…「冷媒アンモニア漏洩事故」【ゆっくり解説】

【1999年】猛毒の化学物質を足に浴び 指を切断…その後も工場内にガスが広まり…「冷媒アンモニア漏洩事故」【ゆっくり解説】

#00:00 冒頭挨拶#00:33 視聴上の注意#1:07 本編開始#1:30 警備員が発見した物#2:37 噴出していたアンモニアとその対処#3:47 作業再開の判断#4:24 異臭#5:51 アンモニア中毒#6:10 被災後の処置が遅かったために#6:57 原因とその要因#8:32 必要だった対策今回紹介するのは、とある食肉加工工場で発生した、アンモニア漏洩事故です。わが国の関西地方某所にあった、食肉加工工場ではこの日、製品を冷却するための冷凍機から、冷媒のアンモニアが噴出し、工場が一時停止されるという騒動が発生していました。漏洩が発覚すると、直ちに作業員によって、機械の停止が行われましたが、その際に1名の作業員が、アンモニアを足などに浴び、凍傷を負い、その後小指を切断せざるを得なくなるという、恐ろしい事故が起こりました。また、ガスが停止され、工場内の換気が行われた後、一時退避させられていた、食肉加工場の作業員たちは、数時間後に再び作業をはじめましたが、工場内には異臭が漂い、しばらくすると、作業員たちが次々と、体調不良を訴え、中には倒れてしまうものまで出ていました。責任者はやむを得ず、工場を再び停止させ、彼らに医療機関を受診するよう指示を出しました。診察を受けた作業員たちは、医師から「アンモニア中毒」の可能性があると診断され、なんとこのとき、20名近い作業員たちが、頭痛、吐き気、目の痛みなどといった、アンモニアの毒性によって引きこされる症状を呈していました。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42655092