令和5年度藤沢市総合防災訓練(PART3)

令和5年度藤沢市総合防災訓練(PART3)

『令和5年度藤沢市総合防災訓練』シリーズ第3弾は昨年藤沢市消防局が配備した『遠距離送・排水システム車』を軸とした放水訓練の動画をお送りします。阪神・淡路大震災における大規模火災対応での苦い経験から開発された『高性能ポンプ⁺大口径ホース』で海や河川から大量の消火用水(概ね1分間に2tから4t程度)を1㎞から2㎞先に送水する所謂『スーパーポンパー』で、かつては藤沢市消防局も送水車⁺ホース延長車を1セット装備していましたが出動実績に対してコストが合わないため廃車となっていました(平成15年十勝沖地震の石油タンク火災に応援出場)。しかし近年はゲリラ豪雨など水害が頻発していることもあり水害対応を兼ねてこの車両が導入されました。この車両は換装式無蓋荷台コンテナに大口径ホース格納庫⁺回収装置を艤装しポンプユニット(油圧発生装置⁺水中ポンプ)を積んだ東京都水防訓練の常連である葛西消防署・資材輸送車の『送排水コンテナ』の強化型に当たり送水なら1分間に3.5t、排水時は水中ポンプを換えて1分間に15tを送排水する事が出来ます。訓練ではアダプターを活用して通常消火ホースに分岐放水から最近の消防装備トレンドの一つ放水銃『クロスファイアー』に切り替えての大量放水を披露していました。そしてこのシリーズは今回で終了となり、次回からはこの時期恒例のシリーズへ移行します。関連動画平成29年度東京都・調布市合同防災訓練(消防編B) sm32025111

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42742445