AIきりたんによる Basco Rosso (元ドイツ軍歌のイタリア軍歌 日本語吹替え版 3番まで)

AIきりたんによる Basco Rosso (元ドイツ軍歌のイタリア軍歌 日本語吹替え版 3番まで)

はてさて、今回送り届けます曲はイタリア空挺部隊の歌「赤きベレー帽」になります。(Canto del guerriero parà:パラシュート戦士の歌とも)この歌も前回に引き続き、ドイツ軍歌「コンドル軍団分列行進曲」の旋律を用いたイタリア語版の替え歌という代物になります。イタリアは空挺部隊に関しては先駆者的存在でして、1939年には正式な空挺部隊を設立したりしておりましたが規模は小さく大隊程度でした。設立は早かったのに暫く手持ち無沙汰になった後、ドイツ降下猟兵の活躍に感化され、1942年には「ファルゴーレ師団(稲妻)」へと部隊規模拡大。しかし第二次世界大戦の敗北時の条約によって2個空挺師団が解散、1948年頃になるまでは再編成できない状態となっておりました。(連合軍からみると、かなり手ごわい相手であった為に強制解散させられたようです。)現在は空挺部隊単体というよりは、様々な精鋭部隊と統合され(第3サヴォイア騎兵連隊をはじめ、サルディーニャ擲弾兵機械化旅団やら自走砲連隊等)「フォルゴーレ空挺旅団」として、以前のようにイタリア随一の戦闘力を誇る存在となったようです。なお、フォルゴーレの隊員達が被っている赤いベレー帽は「Basco amaranto」と言い、アマランサスがモチーフだそうです。また、意外な事に赤いベレー帽は第二次世界大戦の時に敵であったイギリス空挺部隊(通称レッドデビル)の赤いベレー帽をインスパイアしたのだそうです。イタリア空挺部隊も、1960年代までは灰緑色でペガサスとアマランサスをあしらった、旧ファルゴーレ師団のベレー帽を被っていたそうですが、この時代になりますとイギリスは敵ではなく味方となりました。彼らは冷戦時代に各種海外での作戦において信頼できる同盟者となったイギリスに敬意を表し、神話の時代のアマランサスのように女神の保護と慈悲をもたらし、羨望と不幸を退ける稲妻の化身として、毎年6月2日のパレードにおいて赤いベレー帽を被りつつ、大声で一斉にこの歌を歌うのだそうです。(何でもこの部隊は定期的にテストがあり、戦闘能力を示せない者は強制除隊だとか・・・いやはや流石イタリア最精鋭部隊・・・。)次回投稿予定:2023年11月16日次弾装填:Dragões do Ar(ブラジル空挺部隊の歌)★本日のうちのMMD的家系図ふらすこ式風きりたん 金子卵黄型

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42972246