トランプ、勝敗左右する重要6州のうち5州でバイデンをリード

トランプ、勝敗左右する重要6州のうち5州でバイデンをリード

(関連)トランプ氏、激戦州支持率でバイデン氏をリード-有権者は経済を懸念Nancy Cook、Gregory Korte2023年10月19日 21:10 JST7州の有権者、経済政策でトランプ氏をより信頼-世論調査移民政策やインフラ、外交でもトランプ氏支持が上回る再選を目指すバイデン米大統領を、トランプ前大統領が激戦州でリードしている。ブルームバーグ・ニュースとモーニング・コンサルトの世論調査で分かった。有権者は経済を巡るバイデン氏のメッセージを拒否している。アリゾナ州、ジョージア州、ミシガン州、ネバダ州、ノースカロライナ州、ペンシルベニア州、ウィスコンシン州の激戦州(スイングステート)7州合計の支持率は、トランプ氏が47%、バイデン氏は43%だった。調査結果の誤差率はプラスマイナス1ポイント。大統領選挙を1年1カ月後に控えた今、バイデン氏は7州のうち5州でトランプ氏に後れを取っている。全国で両候補はほぼ互角だが、大統領当選に必要な選挙人票を獲得する上で、これらの激戦州はとりわけ重要になり得る。Trump Leads in Five of Seven Swing StatesHead-to-head results in battleground state pollNote: Poll conducted of 5,023 registered voters online, Oct. 5 through Oct. 10.7州の有権者の51%が、トランプ政権時代の方が米経済は良かったと回答。今後の経済に関してトランプ氏を信頼するとの回答は49%に上った一方、バイデン氏は35%にとどまった。無党派層では経済政策に対する信頼の差はさらに開き、トランプ氏が22ポイント上回った。移民政策やインフラなど、その他の幾つかの重要な争点でもトランプ氏の方が信頼されている。米中関係やウクライナ戦争など、バイデン氏の得意分野と見なされることの多い外交でも、トランプ氏支持が勝った。調査期間の半ばに起きたハマスによるイスラエルへの攻撃は、バイデン氏の大統領在任中で最も困難な瞬間の一つとなった。ミシガン州行われた選挙イベントで演説するトランプ前大統領(9月27日)Photographer: Emily Elconin/Bloomberg 大統領選の結果を最も大きく左右するのは、経済認識かもしれない。7州の有権者が最も重要な問題として挙げたのは、経済だった。株式市場や住宅、日用品の価格、金利、税金など具体的な金銭問題についても、トランプ氏への信頼を示した回答者の方が多かった。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42990124