Erika (RareVersion) [ドイツ軍歌 60FPS・FHD] エリカ [レアバージョン] 歌詞コメ付き

Erika (RareVersion) [ドイツ軍歌 60FPS・FHD] エリカ [レアバージョン] 歌詞コメ付き

つべで消えたんでこっちに来ました今回は前にクッソバズったエリカです余り知られていない曲来歴を説明をするとこの曲は1930年代(正確な年数は不明)にヘルムスニールが作詞作曲した曲で1938年にカール・ロース・エステル(Carl Louis Oertel)というドイツ帝政時代の軍楽隊長が使った音楽会社からリリースされ瞬く間にドイツでも有名な軍歌兼歌謡曲として一世を風靡しました同時期に出た諸外国の似たような曲としてはカチューシャ(Катюша 1938)がソ連で作られており此方も男女の恋愛がテーマですただし歌詞に関してはエリカがハーレム感を出している明るい曲なのに対してカチューシャは割と現実的な渋い歌詞と曲調ですどちらの曲も作られた国の陣営に属する国や組織で翻訳版や替え歌が多くが作られエリカはハンガリー版(ロージカ・Rózsika)やフィンランド語版(カーリナ・Kaarina)等が作られ、チリでは近年でも軍の行進曲として使われていますカチューシャに関してもベトナムや東ドイツ、その他各国の共産組織やその関連で外国語版が数多く存在します次はエリカの作曲についての経緯や歌詞の内容についてですが歌詞に手で来るエリカとはツツジ科の花(有名なものではジャノメエリカなど)のことで、歌詞に出て来るヘザー(英国ではヒース)はドイツ北部やイギリス北部及びアイルランドなどにある農業に不向きな荒れ地の名称でエリカ属の花はこれらの荒れ地に700種ほどが生息しています、その為ヘザーやヒースには荒れ地以外にもエリカ属の花を挿す単語としての意味がありますこれらヘザーの土地は先にも述べた通り農業で使えない為、ドイツでは古くから軍の演習場として使われてきた経緯があり軍隊経験を持つヘルムスニールはそこから着想を得て、多くのドイツ兵士が見慣れたヘザーやそこに自生するエリカ属の花とメジャーな女性名であるエリカを組み合わせてこの曲を作曲したと思われます、そのため2番の歌詞では(ヘザーが赤紫に染まる時 Wenn das Heidekraut rot-lila blüht,)という部分があり、ヘザー(Heidekraut)が持つ花としての意味と荒れ地としての意味をメロディーの語呂に合わせてはうまくはめ込んでいる詩があり、これらの点でもヘルムスニールがレベルの高い音楽家作曲者であることが分かります

http://www.nicovideo.jp/watch/sm43067962