【2021年】費用をケチった手抜き建築を40件以上…10年以上に渡り杜撰な手抜き建築を行ってきた建設会社の闇 『八王子市階段崩落事件』【ゆっくり解説

【2021年】費用をケチった手抜き建築を40件以上…10年以上に渡り杜撰な手抜き建築を行ってきた建設会社の闇 『八王子市階段崩落事件』【ゆっくり解説

#00:00 冒頭挨拶#00:26 視聴上の注意#00:51 本編開始#1:02 アパートで女性が転落#2:12 何故階段が落ちていた?#3:23 腐食による崩落と防腐処置#4:24 施工していたのは神奈川県の会社#5:00 実は他にも…#5:52 信じられない杜撰な施工#6:49 10年前にも…#7:37 元社員の証言#9:03 オーナーにも責任が及ぶことも#10:28 法改正へ今回紹介するのは、以前リクエストがありました、八王子市階段崩落事件です。2021年4月。東京都八王子市南新町の住宅街に「ガァァァン!」という、大きな音が響きました。この音は木造三階建てのアパートの階段が崩落し、女性が地上2メートルの高さから墜落した音でした。すぐに救急車が呼ばれ、女性は近くの医療機関へと搬送されていきましたが、意識不明の重体となり、五日後に静かに亡くなりました。女性はあのアパートに暮らす50代の住人で、アパートの外階段を上っている最中、突然階段が崩落し、地面に墜落。彼女は頭を強打し、外傷性脳挫傷によってこの世を去りました。警察は当初、事故として捜査を行っていましたが、施工会社の手抜き建築であったことが分かり、事件に切り替え捜査を開始。このアパートの施工していたのは、神奈川県相模原市にあった「則武地所」という建築業者で、警察の調べに対し会長は「費用を削減するために、階段に防腐措置をとらなかった」と供述しており、警察は業務上過失致〇の容疑で、会長を書類送検しました。さらに調べを進めると、この事業所が過去施工した二階建て以上の建造物の多くに、本来必要だった防腐措置が省略されていたことが判明。恐ろしい杜撰な施工が明らかになりました。その後、この則武地所は破産しましたが、国土交通省は事態を重く見て、建築基準法の施行規則の改正にまで発展していきます。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm43371643