【白山】越後国新潟城 令和6年(2024) 晩春

【白山】越後国新潟城 令和6年(2024) 晩春

2024年の4月中旬、新潟県新潟市にある新潟城址を訪れました。天正9年(1581年)、上杉景勝に反旗を翻した新発田城主・新発田重家が築城したと伝わり、一族の新発田綱朝とその息子である新発田綱之が守備していました。天正11年(1583年)、上杉景勝自ら出陣して新潟城を攻めましたが、新発田勢が城を守り抜きました。天正13年(1585年)、徐々に上杉方の圧力が強くなり、計略により内応者が出て、城は落城したと伝わります。白山神社と白山公園の辺りに城があったとされ、正確な位置は分かりませんが、信濃川の河口を抑える要衝の地であることは分かりました。城の遺構は残っていませんが、日本海へ注ぐ巨大な信濃川の姿や、上杉景勝公が白山神社へ戦勝祈願し鏡等を寄進したと伝わるので、上杉勢と新発田勢の戦いの最前線の地であったと思うと感慨深いものがありました。白山公園には新潟最古の石灯籠や道しるべ等もあり、歴史の散策も非常に楽しめました。お城→ mylist/37297571

http://www.nicovideo.jp/watch/sm43678273