伊福部昭 合唱頌詩「オホーツクの海」混声合唱ver (作詞 更科源蔵)

伊福部昭 合唱頌詩「オホーツクの海」混声合唱ver (作詞 更科源蔵)

指揮 手塚幸紀 演奏 東京交響楽団 合唱:東京音楽大学/東京家政大学フラウエンコール/共立女子大学合唱団/明治大学グリークラブ  滅亡していく民族の叫びを詠った暗く重い歌詞と旋律です。LPをカセットテープに録音した物の為、音質が良くありません。 暗澹たる空の叫びか 滅亡の民が悲しい喚声の余韻か オホーツクの風モシリバの巨鳥は今もなお羽搏くのだ 民族は何だ種族とはと 海は風にのみググウンと怒るのか 逆立つ牙は恥ずべき不徳の足跡を削ろうとするのか 非道の歴史を洗い拭おうとするのか オホーツクの海 石器は滅び骨は朽ち 興亡の丘に蝦夷百合は乱れる 暴風雨(あらし)は遠い軍談(サコロベ)を語り 敗北の酋長(オッテナ)が眠る森蔭の砦(チャシ)に 穴居の恋を伝えて咲く浜薔薇(はまなす)は赤く 濡れた海鳥の歌うのは何の挽歌だ オホーツクは怒る

http://www.nicovideo.jp/watch/sm6356511