タグ 日本の作曲家 が登録されている動画 : 308 件中 1 - 32 件目
種類:
- タグ
- キーワード
対象:
Separate Ways~2024 AHEAD~
作曲・編曲・演奏・動画制作: Koki Kobayashi
DAW:CubasePro9
Mastering software:Sound It! Pro8
皆さま、よろしく御笑覧くださいますようお願い申し上げます。
ありがとうございました。感謝いたします!
【日本最古の】瀧廉太郎のメヌエットを弾いてみた【ピアノ曲】
【日本最古の】瀧廉太郎のメヌエットを弾いてみた【ピアノ曲】
一番簡単に手に入るのは全音・ピアノピースなんですが……自筆譜や初版譜、全音版の内容の違いについて、さんちろく様が研究なされています。
瀧 廉太郎 作曲 《メヌエット(原曲)》 明治33年作曲
TAKI Rentarou 《Menuetto in h-moll》 composed in 1900
謝辞:さんちろく様「遠い遠い夢の世界...」を参考にしました。
http://draume.g3.xrea.com/
演奏系総合: mylist/18331638
クラシック系マイリスト: mylist/65665149
ポピュラー、ジャズ、その他: mylist/65665165
小倉 朗: 「蛙」- 秋の夜の会話 Op.16-3
作曲: 小倉 朗 (1916-1990)
作詩: 草野 心平 (1903-1988)
「世界大音楽全集 声楽編 第29巻 日本合唱曲集 音楽之友社 1957年初版」より。
音源はiOS GarageBand にて作成。
深井史郎:交響絵巻《東京》
昭和三十一年は太田道灌が江戸城を築城して500年になります。この年東京都は「大東京祭」を挙行し、東京の歴史をオーケストラで描いた作品を清瀬保二と深井史郎に委嘱します。清瀬は江戸時代までの歴史を、深井は明治維新から昭和三十一年までの東京を担当しました。深井は映画音楽の分野で活躍していたのでその練達の技法が存分に発揮されています。本来は「交響絵巻《東京》第2部」というタイトルでしたが深井は第2部を削り自分の独立した作品として発表しなおします。昭和三十四年8月17日、前田幸市郎指揮東京フィルハーモニー交響楽団による演奏、深井史郎追悼のために収録された録音です。尚この音源はNHKFMによるものです。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
宮原禎次:交響組曲《大大阪》
宮原禎次(明治三十二年~昭和五十一年)は山田耕筰の弟子で師匠と同じく歌劇や舞台音楽、宝塚のためのミュージカルに意欲的でしたが山田が断念した交響曲や管弦楽曲も積極的に作曲し、6つの交響曲や協奏曲を遺しています。主に関西で活躍しており、この「大大阪」はその縁で作曲されたものと思われます。昭和十五年に作曲されたこの曲は「淀川に寄す」「大阪の夏祭」「おんごく」「近代都市大阪への讃歌」の4楽章からなり、終楽章では中田章の「大阪市歌」が引用されます。本名徹次指揮大阪センチュリー交響楽団(現・日本センチュリー交響楽団)、ザ・カレッジ・オペラハウス合唱団による平成二十二年8月5日の蘇演。尚この音源はNHKFMによるものです。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
別宮貞雄:万葉集による三つの歌
別宮貞雄(大正十一年~平成十四年)は東京大学物理学科、さらに美学科に学んだ後本格的に作曲家の道を歩んだという異色の作曲家です。パリ音楽院に留学した折、メシアンの講義の留学生枠を黛敏郎と争って手に入れたという伝説の持ち主でもあります。別宮は生涯前衛技法に反旗を翻しつつ古典的な作風の音楽を生み出しました。「万葉集による三つの歌]は昭和三十三年に作曲されたカンタータ的作品で、合唱―バリトン独唱―再び合唱という変わった構成です。岩城宏之指揮NHK交響楽団演奏、大橋国一によるバリトン独唱、二期会合唱団、東京混声合唱団による初演録音。初演時の録音です。尚この音源はNHKFMによるものです。今まで投稿した動画→mylist/34165070
山田耕筰:皇太子殿下行進曲
今上天皇の満20歳をお祝いして昭和二十八年に作曲された行進曲です。ちょうどこの年は皇太子時代の今上天皇が諸外国を歴訪され、英国では昭和天皇の名代としてエリザベス2世の戴冠式に列席されました。それを祝っての行進曲だと思われます。山田一雄(当時は夏精)指揮NHK交響楽団演奏、昭和三十二年十一月二十八日のNHKラジオ第1での放送用録音です。尚この音源はNHKFMによるものです。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
山田耕筰:歌劇《黒船》:序景
山田耕筰の歌劇「黒船」は皇紀二千六百年奉祝楽曲として上演されましたが、元はシカゴ歌劇場での初演を目指して昭和四年に序景の作曲が開始されました。しかし立ち消えになってしまい、レニングラードで序景の世界初演がされました。外国での上演という環境だったため、日本の風俗を紹介するのがこの序景ですがそれが却って国内上演で省かれる一因ともなっています。砂原美智子(ソプラノ/お吉)、島田恒輔(テノール/火の番)、声(テノール/高田作造)、二期会合唱団、森正指揮東京フィルハーモニー交響楽団による昭和四十三年六月二十八日の放送用録音です。尚この音源はNHKFMによるものです。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
市川都志春:交響組曲《春苑》
市川都志春は東京音楽学校で信時潔に作曲を学び、その後は諸井三郎につきましたがさらに橋本國彦にも学びました。《春苑》は皇紀二千六百年奉祝楽曲としてNHKが主催したコンクールで1位入賞を果たした作品です。大伴家持の和歌「春の苑紅にほふ桃の花下照る道に出で立つ美人」を主題にした作品で、「陽光を浴びて」「星夜」「戦を想う」の三曲からなる組曲です。金子登指揮東京フィルハーモニー交響楽団による昭和三十二年一月二十五日の放送用録音です。尚この音源はNHKFMによるものです。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
細川碧:交響組曲《富士》
細川碧(明治三十九年~昭和二十五年)はウィーンへの留学途上、船で初代N響事務長となる有馬大五郎と知り合います。ウィーンではフランツ・シュミットの下で音楽を学び、交響詩《法の夕》は師から「日本のストラヴィンスキー」と賛辞を受けウィーン・フィルでの演奏を日本へ生中継で放送する計画もありました。戦後は戦争協力者として東京音楽学校を追われ、若くして亡くなり作品も散逸しています。《富士》は昭和十六年の外国向け観光宣伝映画につけた音楽から富士の麓での生活、村祭り、スキー遊び、富士巡礼の場面の音楽をまとめた組曲です。山田夏精(一雄)指揮東京フィルハーモニー交響楽団による昭和三十五年九月十九日の放送用録音です。尚この音源はNHKFMによるものです。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
小林研一郎:パッサカリア
小林研一郎(昭和十五年~)は指揮者として有名ですが、藝大生時代は石桁眞禮生の指導を仰ぎ作曲家となることを夢見ていました。しかし前衛技法が一世を風靡する中にあって師の石桁も十二音技法を使った作品を発表するなどの事情により、前衛に否定的だった小林は指揮者に転向し藝大に再入学して勉強しなおすことになります。「パッサカリア」は日本とオランダの交流400周年を記念して委嘱された作品で、ヨーロッパと日本のテーマが時に絡み合い、時に離れて少しずつ歩み寄りをしていくという性格の曲です。作曲者指揮ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団、2000年11月8日のブダペストでの演奏会録音です。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
山田一雄:大管弦楽のための《おほむたから》Op.20
題名の「おほむたから」は一般には「おおみたから」と発音され、「日本国民」という意味の古語です。昭和十九年に作曲され、翌二十年一月に新年祝賀のための曲として初演されました。マーラーを敬愛していた山田はこの曲をマーラーの第五交響曲第一楽章「葬送行進曲」を下敷きとして作曲し、そこに日本的要素としての天台宗の声明を盛り込みました。葬送行進曲を下敷きとしたのは、当時の一億玉砕の念に取り憑かれていた大日本帝国や国民への思いがあったのかもしれません。現田茂夫指揮東京フィルハーモニー交響楽団演奏、平成二十七年九月三十日、渋谷のNHKホールでのライブ録音です。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
岩代太郎『世界の一番遠い土地へ』(井上道義/雲井雅人/新日フィル)
岩代太郎(1965- )の管弦楽作品です。この作品で1991年のシルクロード管弦楽作曲コンクールで最優秀賞(応募総数287曲)を受賞しています。タイトルは寺山修司の詩から霊感を受けて、とのこと。昔、この模様がテレビで放送されていましたが、確か賞金が500万円で、募集をみた当時の彼女に、このお金で旅行云々と言われて応募した、という話があったような(うろ覚えなので間違っていたらごめんなさい)。指揮:井上道義 ソプラノサックス:雲井雅人 演奏:新日本フィルハーモニー交響楽団
黛敏郎:カンタータ《只管打座》
永平寺の二祖、懐奘禅師の七百回大遠忌にちなみ、全国曹洞宗青年会の委嘱によって昭和五十五年に作曲された作品です。「本来ノ面目」「只管打座」「孝順心」「山雲喜気」の4部から成り、第2部「只管打座」では永平寺で日常行われている鳴らし物の法を引用することで禅の雰囲気を再現してみたと作曲者は語っています。芦田伸介の語り、原田茂生のバリトン独唱、全国プロ合唱団連合、作曲者指揮東京交響楽団による福井市文化会館での奉讃特別奉納演奏会初演ライブ録音です。LP音源のため音質は保証しません。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
團伊玖磨:祝典序曲
「祝典序曲」は昭和四十年、駿河銀行(現・スルガ銀行)創立70周年を記念した作品で、当時の頭取である岡野喜一郎に献呈された3管編成の作品です。作曲者指揮読売日本交響楽団による演奏。LP音源のため音質は悪いです。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
兼田敏『吹奏楽のためのバラードⅡ』(高倉正巳/ヤマハ吹奏楽団東京)
兼田敏(1935-2002)の吹奏楽作品です。委嘱団体であるヤマハ吹奏楽団東京による全国大会での演奏です。(1982年職場の部、銀賞。)当然ながら、時間の都合上一部カットされております。いろいろ残念なところはありますが、資料的な意味で貴重かと思います。指揮:高倉正巳 演奏:ヤマハ吹奏楽団東京
八洲秀章:交響詩《開拓者》
八洲秀章(大正四年~昭和六十年)は北海道生まれの日本の作曲家です。上京してからはYMCAの開催するオラトリオの演奏会に参加するなどした後、山田耕筰と小船幸次郎から音楽を学びました。八洲は「毬藻の唄」や「赤色エレジー」のような歌謡曲でヒットしましたが、いくつか管弦楽曲も作曲しており、この交響詩もその中の一つで、開拓者の次男として生まれた八洲が彼らの誇りと北海道の未来への希望を曲にしたものです。「荒野に挑む」「犠牲」「憩い」「コタンの歌」「海幸山幸」の5楽章から成る大作です。作曲者指揮札幌交響楽団・札幌二期会合唱団による演奏。LP音源のため音質は悪いです。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
兼田敏『吹奏楽のためのバラードⅡ』(山下一史/東京佼成W.O.)
兼田敏(1935-2002)の吹奏楽作品です。1982年、ヤマハ吹奏楽団東京の委嘱により作曲されました。(同年の全日本吹奏楽コンクールで自由曲として演奏されております。)作曲者が「バンドの為の歌、というようなものを意図した」との言葉通り、甘く美しい歌を時に切なく、時に朗々と歌い上げる作品です。他の作品に比べ演奏機会の少ないですが、出版譜としてスコアが入手しやすくなったこともあり、今後この作品が多くの団体に取り上げられることを期待しております。日常の合奏練習での歌う訓練として使用するのもいいのではないでしょうか。なお、この作品において使用されている打楽器はTimpaniとSys.Cymのみです。指揮:山下一史 演奏:東京佼成ウィンドオーケストラ
市場幸介:交響曲
市場幸介(明治四三年~平成十四年)は奈良県に生まれました。大阪音楽学校を卒業後は宝塚交響楽団でチェロ奏者として働き、指揮者のヨーゼフ・ラスカから薫陶を受けます。満洲国建国後に設立された新京音楽院の作曲部長に就任しますが敗戦で崩壊、戦後は映画音楽を中心に活躍しました。「交響曲」は昭和五三年に着手され、同五七年に完成した一楽章制の作品です。本来は第3番なのですが、第1番「大陸」が紛失し、第2番はソ連の満洲侵略で略奪されたということです。佐藤菊夫指揮東京交響楽団による演奏。 LP音源ですが音質は良好だと思います。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
安部幸明:シンフォニエッタ
安部幸明(明治四四年~平成十八年)は軍人の息子として広島に生まれました。東京音楽学校でチェロを専攻し作曲をプリングスハイムに学びます。安部は「わかりやすい音楽」を作曲することを心がけ、政治的な主張や前衛技法を曲に盛り込むことを断固として退けました。「シンフォニエッタ」は昭和三九年に作曲された3番目の交響曲で最後のオーケストラ編成楽曲です。本来は交響曲と名付けるところを、軽い曲想だからということでシンフォニエッタと名付けられました。ソ連の名指揮者アルヴィド・ヤンソンスはこの曲に惚れ込み、レニングラード交響楽団を指揮してソ連初演を行いました。佐藤菊夫指揮東京交響楽団による演奏。LP音源ですが音質は良好だと思います。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
黛敏郎:ルンバ・ラプソディ
「ルンバ・ラプソディ」は昭和二三年、当時東京音楽学校に在籍していた19歳の作曲者が完成させた作品です。指導教官だった伊福部昭に楽譜を預けたものの演奏してくれる楽団がなく、後に曲の一部を「シンフォニック・ムード」の第2部に転用するなどして日の目を見ることがなかった幻の曲ですが、近年注目されだしています。黛は進駐軍のキャバレーでジャズ・ピアノの演奏をする等のアルバイトを通じてジャズやルンバといった最先端の流行音楽に触れており、この曲にもその体験が反映されています。齊藤一郎指揮セントラル愛知交響楽団による演奏。尚この音源はNHKFMの放送によるものです。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
菅原明朗:交響写景《明石海峡》
菅原明朗(明治三十年~昭和六三年)は菅原氏の末裔の家に生まれ、武井守成男爵が組織したマンドリン・オーケストラ「オルケストラ・シンフォニカ・タケヰ」で音楽のキャリアを積みました。作風は初めフランス印象派に影響を受けていましたが、昭和十年代からはイタリア近代音楽とグレゴリオ聖歌に接近し、イルデブランド・ピツェッティとは特に親しい仲でした。「明石海峡」はJOAKが募集した「国民詩曲」の一つとして作曲されたもので、明石の舟唄を素材にラヴェルの「ボレロ」よろしく繰り返しながら高まり、やがて静かになっていくことで舟の近づきと遠ざかりを表現しています。指揮者不詳、東京フィルハーモニー交響楽団による演奏。 尚この音源はNHKFMの放送によるものです。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
市川都志春:日本旋法を基調とした交響曲
市川都志春(明治四五年~平成十年)は合唱曲で知られ、音楽教科書の出版社、教育芸術社を創業した経営者でもありますが、管弦楽曲の作曲に終生意欲を燃やし続けました。この交響曲は昭和五ニ年に作曲されましたが、昭和六十年に大規模な改訂を施しました。この音源は改訂版に基づいています。戦争体験と「陰の美学」を表現した第1楽章「陰の章」、日本古来の様々なうたを用いた第2楽章「陽の章」から成ります。画像はCDですが、全曲盤はレコードしかありません。外山雄三指揮NHK交響楽団による演奏。LP音源ですが音質は良好だと思います。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
團伊玖磨:慶應義塾創立百年祝典曲
昭和三三年、慶應義塾創立百周年を記念して作曲された合唱と管弦楽のための作品です。堀口大學の詞を佐藤朔が手を加えたもので、「百年余」と歌われるところは時期を経るにつれて「百五十年」「二百年」と変えていくことが指定されています。また慶應の応援歌「若き血」のメロディーも取り込まれています。芥川也寸志指揮慶應義塾ワグネル・ソサエティー及び慶應義塾混声合唱団楽友会による慶應義塾創立百二十五年記念式典における演奏。LP音源ですが音質は良好だと思います。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
林光:ラジオ・オペラ「裸の王様」
林光(昭和六年~平成二四年)は幼少の頃から尾高尚忠に師事し、長じてからは様々な分野で活躍しましたがとりわけ日本語オペラの可能性を追求しました。この「裸の王様」もその一つで、アンデルセンの原作を英文学者・倉橋健が脚色した台本に基づいています。林はまた左翼運動にもコミットしており、このオペラにもそのスタンスが色濃く表れています。作曲者指揮東京放送管弦楽団演奏。ソリストは王様(荒木宏明)、大臣(小島琢磨)、侍従(高木清)、うそつき(宮本正)、うそつき(畑中良輔)、警察署長(木崎豊)、合唱は芸術劇場の皆さん、二期会合唱団、東京放送児童合唱団。尚この音源はNHKFMの放送によるものです。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
小六禮次郎:交響詩《橋のない川》
小六禮次郎(昭和二四年~)はすぎやまこういちの弟子で、主に劇伴音楽の分野で活躍しています。交響詩《橋のない川》は、同名の小説を音楽と朗読で描いたもので、原作者の住井すゑが第8部の構想を練っていたことからそれを応援する形で作曲を依頼されたということです。竹本泰蔵指揮東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団演奏、倍賞千恵子による朗読。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
服部良一:おおさかカンタータ
服部良一(明治四十年~平成五年)は大阪が生んだ国民的作曲家です。「おおさかカンタータ」は大阪弁で歌われるカンタータを書きたいと思った服部の提唱により大阪府の官民が総力を挙げて支援した作品です。作曲中服部は脚気になりますが創作意欲が衰えることはありませんでした。第1楽章「動くおおさか」と第4楽章「明日へのおおさか」は喜志邦三が、第2楽章「郷愁のおおさか」と第3楽章「祭りのおおさか」は坂田寛夫が作詞しました。朝比奈隆指揮大阪フィルハーモニー交響楽団、樋本栄(ソプラノ)、石橋喜代子(アルト)、五十嵐喜芳(テノール)、東保(バリトン)、大阪フィルハーモニー合唱団及び大阪放送児童合唱団による演奏。LP音源のため音質は悪いです。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
金井喜久子:交響曲第1番ハ短調
金井喜久子(明治三九年~昭和六一年)は沖縄の宮古島で生まれた、日本の女性作曲家第1号です。上京して東京音楽学校(藝大)選科作曲科を卒業した後も呉泰次郎の下で作曲を学びました。呉は門下生の曲を、プロの交響楽団を借り切って演奏させるという進歩的な手法もとっていました。「交響曲第1番」は昭和一四年に作曲され、翌一五年に初演されました。呉はドイツロマン派の権化のような人で、沖縄色あふれる曲を書きたかった金井にまでその路線をおしつけました。そのせいか金井はこの交響曲に触れることを嫌がり、第3楽章までしか完成されていません。作曲者指揮中央交響楽団(現東京フィルハーモニー交響楽団)による演奏。SPからの復刻音源のため雑音がひどいです。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
三善晃作曲 交響詩「連禱富士」
三善晃作曲 交響詩「連禱富士」■演奏:東京交響楽団■指揮:秋山和慶■1991年10月24日 国連コンサート
吉松隆:ドーリアンOp.9
吉松隆(昭和二十八年~)は前衛が席巻する楽壇にあって、シベリウスとロックに立脚した作風でもって「現代音楽撲滅」を掲げ今に至っています。「ドーリアン」はドーリア旋法のことですが、名前の元となったドーリア人(スパルタ人)は屈強な戦闘集団であったことから、「力で調性(ドーリア旋法)を勝ち取る」という夢から名付けられたといいます。昭和五十四年に演奏されたきりでしたが、平成二十五年、作曲者の還暦を祝うコンサートで蘇演されました。藤岡幸夫指揮東京フィルハーモニー交響楽団による演奏。尚この音源は、FM放送を録音したものです。 今まで投稿した動画→mylist/34165070
交響組曲《青年の歌》第2番
昭和四十一年、うたごえ運動会員の求めに応じて外山雄三と間宮芳生が編曲しました。「第1番」は昭和三十年に編曲され、各地のうたごえ祭典や労音例会でも演奏されてきましたが、第2番は当時の沖縄返還運動やベトナム戦争を題材にした歌も含めています。第1曲「この勝利ひびけとどろけ」(荒木栄)、第2曲「沖縄を返せ」(荒木栄)、第3曲「みんなが笑う日まで」(林学)、第4曲「しあわせの歌」(木下航二)、第5曲「統一列車は走る」(毛永一)、第6曲「星よお前は」(荒木栄)、第7曲「自由ベトナム行進曲」(ドアン・クァンハイ)、第8曲「心はいつも夜明けだ」(荒木栄)から成ります。外山雄三指揮大阪フィルハーモニー交響楽団による演奏。LP音源のため音質は悪いです。 今まで投稿した動画→mylist/34165070