深井史郎:交響絵巻《東京》

深井史郎:交響絵巻《東京》

昭和三十一年は太田道灌が江戸城を築城して500年になります。この年東京都は「大東京祭」を挙行し、東京の歴史をオーケストラで描いた作品を清瀬保二と深井史郎に委嘱します。清瀬は江戸時代までの歴史を、深井は明治維新から昭和三十一年までの東京を担当しました。深井は映画音楽の分野で活躍していたのでその練達の技法が存分に発揮されています。本来は「交響絵巻《東京》第2部」というタイトルでしたが深井は第2部を削り自分の独立した作品として発表しなおします。昭和三十四年8月17日、前田幸市郎指揮東京フィルハーモニー交響楽団による演奏、深井史郎追悼のために収録された録音です。尚この音源はNHKFMによるものです。 今まで投稿した動画→ mylist/34165070

http://www.nicovideo.jp/watch/sm31835986