GT選手権 「CRASH」

GT選手権 「CRASH」

1998年5月3日、雨の富士スピードウェイで開催された全日本GT選手権第2戦。決勝レース開始時のフォーメーションラップにおいて、先導するペースカーが通常より速い約160km/hで走行したため隊列が整わず、更に1周ペースカーランが続いた。レース車両が巻き上げた水幕により視界は最悪の状況で、後方を走行するGT300クラスのマシン数台がレースのスタートと誤認し加速した。その後 状況を把握した数台が減速したところへ加速してきた更に後方のマシンが衝突、数台を巻き込む多重事故となった。その中で、太田の前方を走っていた砂子智彦のポルシェが、前方の車輌に追突しコース外のエスケープゾーンに放り出される。その直後、前方の車両への追突を避ける為に同ゾーンへ逃げた太田の車輌(TFCJフェラーリF355GT)が衝突した。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm6925470