菱形戦車Mk.Ⅷ(TANK MARK.8)

菱形戦車Mk.Ⅷ(TANK MARK.8)

菱形戦車の最終形態ともいえる機体。エンジンの強化に始まり様々な改良が施された傑作機。1918年にイギリス、フランス、アメリカの三ヶ国によって発動したプロジェクトによって作られた。イギリスが技術の粋を集めて新鋭戦車を設計し、フランスにある工場で1500両を大量生産。その大量生産は、マスプロダクション技術に優れたアメリカ主導で行うという大規模な計画だった。しかし100両分の部品が揃った時点で、ドイツが降伏。この時点で揃っていた100両分の部品は、イギリス、フランスが計画から抜けたためアメリカ軍が引き取った。戦車開発経験の未熟なアメリカは組み立てに苦労したが、独自のエンジンを組み込んで完成させ、1930年までアメリカ陸軍の重戦車として制式採用された。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm8207152