News 2013年11月03日 入間基地 航空祭 2013

News 2013年11月03日 入間基地 航空祭 2013

11月3日、航空自衛隊 入間基地で航空祭が開催されました。入間基地で開催される航空祭は、毎年20万人以上が訪れ 今年はテレビドラマ「空飛ぶ広報室」の影響もあり、多くの航空ファンや家族連れなど、過去最多となる およそ32万人が 航過飛行や機動飛行のほか、地上展示を楽しみました。午前中の飛行展示は飛行点検隊の YS-11FC と U-125Aが航過飛行を行いました。航空総隊司令部飛行隊の 中東練習機 T-4が、編隊飛行・航過飛行・機動飛行を行いました。救難展示では、百里救難隊の CH-47J と U-125Aによる救難デモを行いました。入間基地 ヘリコプター空輸隊の CH-60J 通称「チヌーク」が合計4トンの箱を吊り上げ、力強く安定した飛行を行いました。陸上自衛隊 習志野駐屯地の第1空挺団がC-1輸送機から次々と隊員が空挺降下を行いました。第2輸送航空隊 の C-1輸送機と U-4多用途支援機が 航過飛行を行い、戦後初めて開発された国産の中型ジェット輸送機のC-1が、戦闘機さながらの旋回やコンバットピッチなど、優れた機動性を見せ午前中の飛行展示が終わりました。午後には、航空祭の目玉ともいえる「ブルーインパルス」の曲技飛行が行われましたが、航空祭前日 事前訓練飛行中、4番機がバードストライクに会い、航空祭当日の飛行ができないアクシデントが有りました。そのため航空祭当日は、5機での曲技飛行となりましたが、中盤 空域内で県の防災ヘリコプターの出動が確認されたため、安全に配慮して途中で打ち切られた。入間基地の航空祭で「ブルーインパルス」の曲技飛行は、2年連続で中断となりましたが、高い操縦技術で、一糸乱れぬフォーメーションや、ダイナミックなソロ演技のほか、大空のキャンバスに「ハート」を描き、次々と繰り広げられる驚異のパフォーマンスに、会場から大きな歓声が上がっていました。飛行展示の最後に、小松基地 第6航空団 第303飛行隊のF-15JとF-15DJによる ハイレートクライムと 航過飛行で航空祭の幕を閉じました。 入間基地には多くの司令部が配置され、首都圏・中京・京阪神といった日本の最も広い防空空域を担当する「中部航空方面隊」の司令部もあり、18個の部隊と約4,300名の隊員を擁する航空自衛隊最大級の基地です。

http://www.nicovideo.jp/watch/so22185214