マツダ、ディーゼル搭載の新型デミオ=ガソリン車上回る燃費

マツダ、ディーゼル搭載の新型デミオ=ガソリン車上回る燃費

 マツダは11日、排気量1500ccクラスの小型車としては国内で初めて環境性能が高いクリーンディーゼルエンジンを搭載した主力車「デミオ」を発表した。7年ぶりの全面改良。同日から予約を受け付け、10月23日に発売する。ガソリン価格が高止まりする中、割安な軽油を燃料とするディーゼル車の普及拡大を狙う。 独自の燃費改善技術を採用した新開発のエンジンで、ディーゼル特有の高い駆動力を維持しながら大気汚染の原因となる有害物質の発生を大幅に抑えた。燃費は軽油1リットル当たり30.0キロと、ハイブリッド車と軽自動車を除く全てのガソリン車を上回った。 小飼雅道社長は発表会で「国内のディーゼル市場をこの車で開拓していきたい」と語った。防府工場(山口県防府市)に加え、タイ、メキシコでも生産し、世界で販売する。  価格は178万2000~199万8000円。排気量1300ccのガソリン車もあり、今月26日に135万~171万7200円で発売。四輪駆動車も12月に投入する。

http://www.nicovideo.jp/watch/so24444803