「チャイナフェスティバル2019」が東京で開催、文化交流を強化

「チャイナフェスティバル2019」が東京で開催、文化交流を強化

 中日両国民の相互理解を深めるプラットフォームとして、「チャイナフェスティバル2019」が21日と22日、東京の代々木公園で行われている。 中国を体感する日本国内最大級の交流の祭典として、「チャイナフェスティバル2019」の会場には約50店もの飲食店に、雑貨の販売や企業のブースなどもあわせ、合計約100の業者が出店。来場者らが各飲食店の前に並んで餃子などのグルメと四川料理など特色料理を堪能。また、中国四川省と黒竜江省から来た芸術団体を含む中日両国の芸術家らによる、地域や民族の特色を生かした演目が披露される。 開幕式の挨拶で孔鉉佑駐日中国大使は、「国の間の交流は国民が親しくなることにある。チャイナフェスティバルを開催する目的は、人々に近い距離で中国を知ってもらい、中日の民間交流を行うプラットフォームを提供していくことにある」と挨拶した。  また、「今年が新中国成立70周年を迎え、日本も『令和』の時代に入った。今年の『チャイナフェスティバル2019』は、両国民が交流の中で理解を深め、友情を発展させ、中日関係に新たな活力とプラスのエネルギーを注入するよう役立つことを望んでいる」と述べた。 さらに、チャイナフェスティバル2019実行委員会最高顧問を務める福田康夫元首相は、挨拶の中で「このチャイナフェスティバルが、人と人の交わりや文化交流の一環であり、文化交流もまた国と国の交流の基礎となる」と述べたうえで、「新中国成立70周年を迎えるにあたり、日中関係のさらなる発展を図るにはいかに交流を強化していくかを考えるべきだ」と指摘した。 4年連続の開催となる「チャイナフェスティバル2019」は、在日本中国大使館とチャイナフェスティバル2019実行委員会が共催するもので、今年は15万人の来場者を見込んでいる。

http://www.nicovideo.jp/watch/so35721058