石正麗研究員、圧力に邪魔されず研究を展開

石正麗研究員、圧力に邪魔されず研究を展開

中国科学院武漢ウイルス研究所の石正麗研究員は、研究者らが根拠もないデマや陰謀説に大きな圧力をかけられていると、述べた。 中国国際テレビ(CGTN)の独占インタビューで、石正麗研究員は、新型コロナウイルスが武漢ウイルス研究所から流出したという米政治家による根拠もない非難を強く否定したうえ、科学者として最も望んでいる唯一のことは、人類のより良い生活のために貢献したいのだと述べた。 <中国科学院武漢ウイルス研究所 石正麗研究員> 「とても悔しくて落ち込んでいる。科学者として、私たちの考えはものすごく単純だ。つまり、科学知識を活かして人々の自然に対する理解に役立ち、科学的な知識と技術を利用して人類のより良い生活のために技術的なサービスを提供したいと考えている。しかし、未知の新型コロナウイルスに見舞われ、認識不足なため、世界全体で混乱が起こっている」 <中国科学院武漢ウイルス研究所 石正麗研究員>「こういう時、根拠もない非難や責任転嫁ではなく、各国が互いに協力しあい、共に難関を乗り越えていくことが必要だ」 <中国科学院武漢ウイルス研究所 石正麗研究員> 「私たちの研究チームと武漢ウイルス研究所はデマや陰謀論による圧力を受けている。スタッフ全員、そして私たちの家族も多くの疑問と不信に直面して苦しんでいる。しかし、こうした圧力の中でも、仕事を邪魔させずにきちんと進めている。 こうした悔しさと圧力の中、私たちの研究チームはいかなる可能性も諦めず、プロジェクトの実質的な進展を遂げてきた。そして、国内外の研究チームの求めに応じて無私の支援を提供した。圧力を受けながら、実験や研究の進展に支障なく推進してきている」  

http://www.nicovideo.jp/watch/so37406158