マイリスト 小火器諸々
gRik さんの公開マイリスト 転載のみ。あまり一般的でないメカを使った銃多し。ロシア物が多いのは面白いから。
https://www.nicovideo.jp/user/791936/mylist/13172941
VKS / VSSK 「Vychlop」12.7mm消音狙撃銃
つべから転載詳細→http://world.guns.ru/sniper/sn72-e.htm12.7x54亜音速弾を使用するロシアの大口径狙撃銃。装弾数5発、手動リロード、短い射程というデメリットと引き換えに、1mちょっとの全長かつマガジン込みでも7kg未満という軽量コンパクトさと、200m先の16mm鋼板を貫く貫通力を併せ持つ、実に剣呑な狙撃銃です。VSK-94(sm10259871)やVSS(sm9198841)の上位互換ともいえるコンセプトで、亜音速弾薬とサイレンサーの組み合わせによってこれほどの威力を持ちながら銃声がほとんどありません。なお、ASh-12.7アサルトライフルの12.7x55弾薬とは薬莢こそ共通の設計ですが、弾頭デザインがまったく違うため弾薬共用はできないのではないかと思われます。mylist/13172941
6:34|2013年05月16日 19:49:37 投稿
「PPSh」及び「PPS」サブマシンガン
つべから転載。PPSh 詳細→http://world.guns.ru/smg/rus/pca-41-e.htmlPPS 詳細→http://world.guns.ru/smg/rus/ppp-43-e.htmlWW2でソ連が生産したサブマシンガン二種。PPSh/PPSは共に生産性の高さのみ注目されることが多いのですが、放熱カバーを利用した銃口部のマズルブレーキやPPSのボルト後退距離(発射サイクルを落とすのが目的)など、細かい部分もよく考えられています。少ない資材で時間を消費せずに作れて、その上で必要な機能は妥協しない。技術の使いどころはかくあるべし、というお手本のような道具です。mylist/13172941
9:42|2013年05月01日 14:12:39 投稿
WW2ソ連航空機銃 7.62mm「ShKAS」 20mm「ShVAK」 12.7mm「UB」
ShKASのメカニズムでは弾薬はベルトから後方に抜き出されて給弾機構にセットされ、機構の回転に伴って機関部の周囲をぐるりと回ってから薬室へと移動します。銃身とそれを取り囲む給弾機構のせいで機関部は二重構造になっていて、よくもまあこんな代物を1930年代に作り上げたものだと思います。
つべから転載。詳細→http://www.airpages.ru/eng/ru/shkas.shtml サムネイル画像はShKASと拡大版ShVAKの特徴になっている回転式給弾メカニズム。このリボルバー状の給弾機構のおかげでShKASは7.62x54リムド弾を使用しながら、当時の航空機銃としてはトップクラスの高発射速度(1800発/分)を実現しています。 ShVAKは使用弾薬を20x99リムド弾に拡大したもの。 UB(Universal Berezin)は12.7x108弾薬を使用する軽量コンパクトな航空機銃。B-20(Berezin 20mm)やVYa 23(Il-2シュトルモビクに搭載された23mm砲)と同じ機関部構造を持っています。 mylist/13172941
6:18|2011年12月24日 09:22:31 投稿
ADS amphibious rifle(ADS水中/地上両対応アサルトライフル)
つべから転載。諸元→http://world.guns.ru/assault/rus/ads-dvuhsredny-e.html おなじみツーラKBP社が開発したブルパップアサルトライフルA-91(sm12331205)をベースにした、APS水中用アサルトライフル(sm8543735)の後継水中アサルトライフルです。 新しくデザインされた5.45x39水中用弾薬(諸元のリンク先に図あり)を使用しており、陸上での射程もAPSより伸びていると推測されます。動作メカニズムはA-91と基本的に同じもののようで、射手から見て右前方に薬莢が排出される前方排莢のシステムを採用しています。 mylist/13172941
3:01|2011年11月09日 17:46:36 投稿
FAD(Fusil Automático Doble)アサルトライフル
つべから転載。ペルーSIMA社製ブルパップ形式5.56mmアサルトライフル。グリップまわりの形状も奇怪ですが、ブルパップ形式の難点である薬莢排出方向を物凄い力業で解決しています。 具体的にはマガジンが(後方から見て)左斜め下から挿入されるようになっており、薬莢は機関部右側面に設けられたエジェクションポートから下向きに排出されるという形態になっています。また、チャージングハンドルはマガジンとエジェクションポートの間にあり、下方に突出しています。 mylist/13172941
2:25|2011年03月01日 14:13:40 投稿
AK-630M1-2 Duet 艦載30mm対空機関砲システム
この艦載用30mmガス圧駆動ガトリングは1960年代に採用された後、軽量かつコンパクトだったため若干の仕様変更を施して航空機関砲としても使われています。GSh-6-30系列がそれ。更にそれをダウンサイジングしてGSh-23-6系列が作られており、西側外部動力式ガトリングの20mmバルカン(ファランクス)→30mmアベンジャー(ゴールキーパー)とまったく逆の流れになっているところが面白く感じられます。
つべから転載。元映像はTV-roscosmosの番組。詳細(ロシア語)→http://pvo.guns.ru/naval/roy.htm 1960年代に開発されたソ連海軍艦艇用の30mm対空機関砲システムAK-630の最新世代にあたります。西側のファランクス・ゴールキーパーCIWSに相当する存在(実用化はこちらの方が遙かに早いですが)。 2007年に発表されたこのモデルは30mmガス圧駆動ガトリング砲AO-18(GSh-6-30K)を縦に二門搭載し、低RCS化を意識した砲塔デザインが採用され"Duet"という愛称が付けられています。 mylist/13172941
3:45|2011年02月05日 01:07:17 投稿
DP-64 45mmグレネードランチャー
陸上で使用される他のグレネードランチャーと比較するとやたら取り回しづらく重量のある投射機ですが、おそらく船上や岸から潜水工作員をアウトレンジする射程と攻撃範囲を弾薬に持たせたためにランチャーがこうなったと思われます。
つべから転載。元映像はTV-roscosmosの番組。諸元→http://www.zid.ru/en/products/military/dp64.html ロシアには水中用の銃(sm8543735)が存在しますが、そのような武器を使用する潜水工作員対策ともいえるのがこれ。 水中の目標に対して船の上などからマーカーを撃ち込んだ上で、水から顔を出したら破片榴弾、潜ったらHE弾(水中では爆雷のような効果が得られます)を投射するという寸法。 41秒あたりから後のおっさんがお茶目なことをしていますが「こっち向けんな」と言わざるをえません。 mylist/13172941
2:47|2010年12月13日 16:43:45 投稿
21世紀のロシア軍小火器 公報映像 Small Arms of the 21st century.
つべから転載。ロシア宇宙局公式チャンネルTV-roscosmos(http://www.tvroscosmos.ru/)の番組。 順番にPSS(sm9203227)、Pecheneg(sm8876090)、AK及びRPG用射撃訓練システム(?)、SR-2 Veresk、SR-1 Gyurza(共に9x21mm弾を使用するSMGと拳銃)、AK74の依託射撃デモ。SR-2 Veresk(諸元→http://world.guns.ru/smg/rus/cp-2-ling-e.html)とSR-1 Gyurza(諸元→http://world.guns.ru/handguns/hg/rus/serdyukov-sps-cp1-gyurza-e.html)の鮮明な射撃映像は初めて見ました。SR-2は連射速度が900rpmと高いため反動がそれなりに大きいようです。 mylist/13172941
2:23|2010年12月13日 09:10:37 投稿
KM-8 GRAN レーザー誘導120mm迫撃砲弾システム
つべから転載。開発元→http://kbptula.ru/eng/kuw/gran.htm ロシア軍で一般的な120mm迫撃砲で使用する誘導砲弾システムです。ライフル・スムーズボア両形式の砲身に対応。 システムは(自己推進能力を持つ)砲弾と射出用の装薬、前線観測員が持つレーザー照準機、コマンド用のパネルとそれらを相互に接続する通信機で構成されます。 観測員が目標をレーザー照準機で狙い、迫撃砲から投射された弾体がその目標に誘導されるセミアクティブ方式。設定によっては一つの目標に複数の砲弾を同時誘導する、などということも可能なようです。 mylist/13172941
8:06|2010年10月07日 03:13:40 投稿
GM-94 43mmグレネードランチャー 宣伝映像
つべから転載。諸元→http://world.guns.ru/grenade/gl27-e.htm 開発元→http://www.kbptula.ru/eng/str/grenades/gm94.htm もっと短い紹介→sm12332962 ロシア製43mmグレネードランチャー。KBP社謹製の宣伝ビデオ……だと思うんですが、3:10あたりからの一連のシーンは役者が体張りすぎ。 これに限りませんが、KBP社の小火器は「(強力な弾薬の採用による)大威力を小型軽量な発射機で実現しようとする」傾向があるように思えます。 mylist/13172941
6:54|2010年10月07日 02:19:00 投稿
OSV-96 大口径狙撃銃/アンチマテリアルライフル 宣伝映像
つべから転載。諸元→http://world.guns.ru/sniper/sn60-e.htm 製造元→http://kbptula.ru/eng/str/strelk/osv96.htm 実射→sm10259747 12.7x108弾を使用するロシア製大口径狙撃銃。ロゴ等を見るに、製造元のKBP社自体が制作した宣伝映像のようです。特徴的な折り畳み機構なども登場します。 mylist/13172941
4:52|2010年10月07日 01:24:15 投稿
RMB-93 12ゲージショットガン
つべから転載。諸元→http://world.guns.ru/shotgun/sh11-e.htm 開発元→http://www.kbptula.ru/eng/str/rifles/rmb93.htm 12ゲージ散弾を使用するポンプアクション形式のロシアKBP社製ショットガンです。12ゲージを使用する銃としては軽量(本体重量3kg未満)で、銃身が下でマガジンが上にあるという特徴を持ちます。このショットガンにはもう一つ特徴があり、装填の際通常とは逆に「フォアエンドを銃身ごと銃口側に押し出す」極めてユニークなポンプアクションを採用しています。 同社のGM-94(sm12332962)と構成がそっくりなため、件のグレネードランチャーに設計が流用されているのではないかとも。 mylist/13172941
1:17|2010年10月05日 19:34:33 投稿
PP-90M1 サブマシンガン
つべから転載。諸元→http://world.guns.ru/smg/smg59-e.htm 開発元→http://www.kbptula.ru/eng/str/strelk/pp90m1.htm 9x19規格の弾薬を使用するロシアKBP社製サブマシンガンです。最大で64発装填可能なヘリカルマガジンを採用しているのが特徴(アダプターを介して32発の通常型マガジンを付けることもできます)。 銃身上に突き出したボルトそれ自体を押し込むことでコッキングを行う形態は同社のPP-2000(sm8783623)とも共通で、同様に強装AP弾薬7N31を使用できます。 mylist/13172941
1:22|2010年10月05日 19:00:51 投稿
GM-94 43mmグレネードランチャー
つべから転載。諸元→http://world.guns.ru/grenade/gl27-e.htm 開発元→http://www.kbptula.ru/eng/str/grenades/gm94.htm クリス・ライアン氏が撃ってハシャいでる動画→sm7892362 少し長めの宣伝映像→sm12347396 銃身ごと前方にスライドするフォアエンドとそれを待つ次弾が綺麗に映っています。マガジン基部で次弾を装填する部分は初見。そこ開くんだ……非常に面白い機構です。 mylist/13172941
1:44|2010年10月05日 18:36:26 投稿
A-91 5.56mmブルパップ形式アサルトライフル
つべから転載。諸元→http://world.guns.ru/assault/as66-e.htm 開発元→http://kbptula.ru/eng/str/strelk/556a91.htm 開発はロシアKBP社。単発の40mmグレネード発射機を内装(映像の銃にはグレネード用の銃身とトリガーが付いていません)したブルパップ形式のアサルトライフルです。特筆すべき点は排莢が左右ではなく前方に行われることで、このためブルパップ形式でありながら(FN F2000のように)容易に左右に持ち替えることができます。7.62x39と5.56x45のモデルが存在しますがどちらも軍の大々的な採用には至っていないようです。 また、専用の特殊な弾薬を採用したモデルが水中銃として開発されているという話もあります(sm16123802を参照)。 mylist/13172941
1:19|2010年10月05日 14:33:03 投稿
Polsten 20mm Quad(20mm四連装対空砲)
つべから転載。詳しい説明は http://en.wikipedia.org/wiki/Polsten http://www.anti-aircraft.co.uk/polstenquad.html を参照。イギリスでWW2中に実用化された動力銃塔形式の対空機関砲です。主武装の20mmはエリコンSS 20mm機関砲(日本海軍が使用した一号・二号機銃よりも強力な上位モデル)を、英国に亡命していたポーランド人技術者がプレス加工に対応させて省力化・廉価にしたものです。"Poland"と"sten"で"Polsten"という安直な名称に英国面の奥深さが感じられます。 mylist/13172941
4:01|2010年07月01日 07:28:33 投稿
VSK-94 実射
つべから転載 諸元→http://world.guns.ru/sniper/sn58-e.htm 製造元→http://kbptula.ru/eng/str/strelk/vsk94.htm 分解→sm9198772 9x39弾を使用する消音狙撃銃VSK-94の実射。銃口より前方から撮っているにもかかわらずこの程度の銃声しか拾われていないというのはそら恐ろしいものを感じます。射撃の後に尾を引くように聞こえるのは弾頭の飛翔音でしょうか。 mylist/13172941
0:39|2010年04月03日 06:32:13 投稿
OSV-96 大口径狙撃銃/アンチマテリアルライフル 実射
つべから転載。諸元→http://world.guns.ru/sniper/sn60-e.htm 製造元→http://kbptula.ru/eng/str/strelk/osv96.htm 長めの映像→sm12346786 旧東側で一般的な12.7x108弾を使用するロシア製大口径狙撃銃。銃身を根本から折りたたんで1m程度まで短縮できる特徴があります。 反動はマズルブレーキで抑えられていますが左右に人がいた場合大迷惑。五発目は装填不良でも起きたのか、マガジンを外し、排莢口から直接装填した上でボルトを閉鎖しています。 mylist/13172941
1:55|2010年04月03日 06:13:55 投稿
SV-98 実射
つべから転載。諸元→http://world.guns.ru/sniper/sn28-e.htm ロシア製ボルトアクション狙撃銃SV-98の射撃風景。銃口部分にはサイレンサーが装着されています。 mylist/13172941
1:24|2010年04月03日 05:48:50 投稿
PSS 実射
つべから転載。sm9199064の補足。燃焼ガスが薬莢の中に封じ込められているため、ほとんどメカの作動音しか聞こえません。 mylist/13172941
0:39|2009年12月26日 17:38:03 投稿
PSS 分解手順と各部解説
この可動する薬室ですが、発射直後にスライドと同期して後退し、薬莢が排出された後に銃身下のスプリングで若干前進したところで「もう一度」スライド前端に引っかかって後退し主リコイルスプリングの足し(緩衝器)になるようです。
つべから転載その六。射撃映像→sm9203227 諸元→http://world.guns.ru/handguns/hg24-e.htm ロシア(旧ソ連)は薬莢内にピストンを仕込んで燃焼ガスを漏らさない消音弾薬を開発してきましたが、ピストンが発射後に大きく突き出てしまうのが難点でした。PSSは、その点を解決したSP-4弾薬(http://world.guns.ru/ammo/sp-e.htm#SP-4)を採用してようやく普通のオート同様のメカニズムで装填/排莢できるようになった拳銃です。 さすがにロシア人の手でもこの巨大なグリップは握りづらかったのか(真相はどうか知りませんが)、同じSP-4弾薬を使用するOTs-38というリボルバーも作られています。 mylist/13172941
9:34|2009年12月26日 05:40:56 投稿
OTs-14 Groza(9x39モデル) 分解手順と各部解説
つべから転載その五。諸元→http://world.guns.ru/assault/as09-e.htm リアサイトが何m単位で調節できるのか動画で出たのはこれが初のような。 mylist/13172941
6:20|2009年12月26日 04:44:58 投稿
AS Val 分解手順と各部解説
つべから転載その四。諸元→http://world.guns.ru/assault/as10-e.htm ボルトまわりの分解を見ると、AK系のハンマー式撃発を受け継いだ9A-91(sm9198816)/VSK-94(sm9198772)と、AS/VSS(sm9198841)のストライカー式の違いがよくわかります。アサルトライフル扱いですがサイレンサーを外した状態で撃つ事ができないため、実質VSSを折り畳みストックにしただけ。 mylist/13172941
4:00|2009年12月26日 04:31:16 投稿
VSS Vintorez 分解手順と各部解説
つべから転載その三。諸元→http://world.guns.ru/sniper/sn20-e.htm 内部構造はAS Val(sm9198877)と同じ。 mylist/13172941
2:04|2009年12月26日 04:22:17 投稿
9A-91 分解手順と各部解説
つべから転載その二。諸元→http://world.guns.ru/sniper/sn58-e.htm 安全装置兼セレクターがVSK-94(sm9198772)と反対側の位置に付いているモデル(Modern Firearmsの画像と付き合わせると、どうも初期型っぽい?)は初めて見ました。この位置だとスコープ他を取り付けるレールと干渉したのかも? mylist/13172941
6:08|2009年12月26日 04:13:41 投稿
VSK-94 分解手順と各部解説
つべから大量転載その一。諸元→http://world.guns.ru/sniper/sn58-e.htm 新発見があるのは嬉しいけど、この動画群どこから流出してきたんだろう。元のうp主の身が心配になってきます。 mylist/13172941
4:06|2009年12月26日 04:04:54 投稿
PKP Pecheneg軽機関銃(音ずれ修正版)
つべから転載。諸元→http://world.guns.ru/machine/mg30-e.htm ロシアの汎用機関銃PKMのマイナーチェンジ仕様です。PKMよりも射撃を長時間(銃身交換を行わずに)持続させるため、ルイス軽機関銃(http://www.cairdpublications.com/images/enlarged/LewisWorkings.htm)に似たバレルジャケットと放熱フィン付き銃身の組み合わせによる強制空冷システムを採用。また、二脚とキャリングハンドルの形状・装備位置が変更されています。以上の変更点によりPKMのようにその場で銃身を交換することがPechenegではできなくなりました。 個人的な印象ですが、この銃身冷却システムは銃口付近の負圧を利用して空気の流れを作る点で「ダイソンのあれ」と原理が似通っているようにも思います。 mylist/13172941
1:43|2009年11月22日 01:12:02 投稿
9A-91 射撃訓練
正確には複数弾種(7.62x39、5.45x39、9x39、5.56x45)に対応した「A91」という小型アサルトライフルのシリーズを開発する計画だったようなのですが、まがりなりにも生き残れたのは9x39のタイプのみ。 凄まじくややこしい事にKBPでは「A-91/A-91M」というブルパップ形式のアサルトライフルも作ってます。
つべから転載。諸元→http://world.guns.ru/assault/as64-e.htm 製造元→http://www.kbptula.ru/eng/str/strelk/9a91.htm 経緯がやや複雑で、まず80年代後半に9x39弾を使用する近距離用の消音狙撃銃VSS Vintorez/AS Valが作られ、その短縮版として再設計されたSR-3 Vikhrの(より安価な)互換品として90年代に生産され始めたのがこの銃です。 ストックを固定にした上でサプレッサーとスコープを追加したVSK-94という狙撃銃モデル(こちらはVSSの互換品)にも発展しています。 互換といいつつVSS系とは内部メカと操作性が異なりますが、サイズや重量はほとんど変わらないものに仕上がっています。 動画の銃はサプレッサーとフォアグリップ、スコープマウントにオープンダットサイトを取り付けているようです。 mylist/13172941
0:21|2009年11月14日 02:16:22 投稿
PP-2000宣伝ムービー
予備マガジンをストックとして使えたりするのはご愛敬(リップ歪んだりしないんですかね)。ストレートブローバックでこの発射速度だとサイズ、重量的に似通ってるステアーTMP(B&T MP9)涙目。設計時期が十年違うから仕方がないんですが。
つべから転載。諸元→http://world.guns.ru/smg/smg61-e.htm 製造元→http://kbptula.ru/eng/str/strelk/pp2000.htm 英語wiki→http://en.wikipedia.org/wiki/PP-2000 ロシア製にしては珍しく(偏見)変態メカを使っていないシンプルなSMGで、Sa.23(とUZI)以来のテレスコピックボルトを採用しています。銃身上に剥き出しのボルト兼チャージングハンドルが目立つ特徴。ロック機構を持たないストレートブローバック。機関部以外はポリマー製で、トリガーガード前端がフォアグリップを兼ねるデザインがロシア流。 使用弾薬は9x19でGSh-18(sm8748679)と同じ7N31に対応。クローズドボルトで射撃を行い、左側面のセレクターでセミ/フル切り替えが可能です(world.guns.ru二枚目画像の位置がフル、英語wiki画像の位置がセミ)。 mylist/13172941
1:30|2009年11月12日 11:06:42 投稿
GSh-18宣伝ムービー
つべには他にも-50度の冷凍庫やオーブンに放り込んでから撃つ映像があったりします。……正直、なんでこの重量でSMG用強装弾並みの高圧がかかる7N31を撃てるのか不思議なんですが、よほどバレルとスライドが頑丈に作ってあるんでしょうか。
つべから転載。sm8708409に「英語でおk」タグが付いたので英語で説明してる映像を引っ張ってきました。発音に微妙な違和感がありますがこれがロシア訛りなんでしょうかね。 机の上に置かれてるSMGはPP-2000(sm8783623)。8mm厚のスチール板に穴が開く部分はどうもPP-2000で撃った時の映像を持ってきてるような。確かに同じ弾を使ってますがそれはどうよと。 現時点で9x19mm 7N31弾薬はこのGSh-18、PP-2000、それとPP-90M1(sm12333185)の三つの銃で使用できます。 mylist/13172941
1:14|2009年11月08日 16:11:23 投稿
Gryazev-Shipunov GSh-18
設計したGryazev氏とShipunov氏はGSh系航空機関砲で有名。ロッキングラグを通すために前が開いているスライド内に土や砂が入るのでは? との疑問もあるのですが、トライアルを通過しているようなので動作に問題はないのかも。
例によりつべから転載。諸元はこちら→http://world.guns.ru/handguns/hg111-e.htm 製造元→http://www.kbptula.ru/eng/str/strelk/gsh18.htm 9パラの装薬を増やした上で弾頭に鉄芯を入れた高速徹甲弾9x19mm PBP(7N31)を使用する拳銃で、装弾数は18発。ショートリコイル・ターンバレルロッキング形式。安全装置や撃針まわりはグロックの影響を強く受けています。 軽量コンパクトかつ装弾数が多い拳銃ですが、既にロシア軍制式拳銃はMP-443系に決まり、貫通力の面では9x21を使用するSR-1 Gyurzaがあるためこの先日の目を見られるかどうかは微妙なところです。 英語で説明してる映像はこちら→sm8748679 mylist/13172941
2:22|2009年11月04日 12:25:35 投稿
APS水中アサルトライフル及びSPP-1水中拳銃
自分の記憶が間違ってなければ、水中でフルオートまで可能なのは今のところこのAPSぐらいだったはず。
つべから転載。それぞれの諸元は APS→http://world.guns.ru/assault/as69-e.htm SPP-1→http://world.guns.ru/handguns/hg140-e.htm を参照。共に旧ソ連時代に作られた水中射撃に特化した銃です。モリのような長細く重量のある専用弾頭を使用しているのが特徴。反面、陸上で使用する場合の射程・精度は通常形式の銃に比べて劣ります。 mylist/13172941
2:00|2009年10月18日 03:20:21 投稿
PG-7EI(ルーマニア製RPG-7用サーモバリック弾頭)
榴弾と相互補完的に使われると(遮蔽物に隠れた歩兵にはサーモバリック弾頭、いぶり出されてきたら榴弾)非常に嫌らしいことになる気がします。
つべから転載。ルーマニアCarfil社が2007年にお披露目したもので、ロゴから推測するに広報用のデモ映像ではないかと思われます。ルーマニア人の選曲センスは謎。 同様の弾頭はRPG系列を運用する各国(本家ロシアや中国、ブルガリア他)でも作られており、ロシアはこのタイプの弾頭をチェチェン紛争に投入しています。 mylist/13172941 追記:FAE(燃料気化爆弾など)とサーモバリック爆薬は「気体爆薬を一定範囲に噴霧し、その範囲内の対象を爆圧によって破壊もしくは殺傷する」同一ジャンルの兵器です。乱暴に言ってしまえば、気体として噴霧する前の状態が液体(燃料)か固体かの違いだけ。
5:20|2009年08月11日 00:10:33 投稿
GM-94 43mmグレネードランチャー 実射(高画質版)
タイヤの吹っ飛び具合でわかると思いますが、サーモバリック弾頭は榴弾のように破片効果で殺傷するのではなく、爆圧で「吹き飛ばす」形になります。
つべから転載。開発元http://www.kbptula.ru/eng/str/grenades/gm94.htm 詳細http://world.guns.ru/grenade/gl27-e.htm 別映像→sm12332962 ロシアKBP製のグレネードランチャーで、対人弾頭(160グラムのサーモバリック爆薬が充填されたもの)と三種類の非致死性弾が用意されています。上の筒は弾倉で、銃身は下の方。ポンプアクションですが、通常とは逆にフォアエンドを銃口の方に押し出す動作(銃身自体も前進します)で排莢と装填を行う珍しい形式です。装弾数は3発+1。 折り畳めるストックが付いたモデルとグリップ兼用の固定ストックを装備したモデルの二種があるようですが、それぞれのピストルグリップ部分は同じくKBP製の9A-91/VSK-94のそれとよく似ています。 mylist/13172941
0:34|2009年08月10日 07:58:10 投稿
PM-63(Wz 63)サブマシンガン
スライドが前進位置なのにトリガーを引いて発射、という描写をよくされてしまう可哀想な銃。
つべから転載。諸元はhttp://world.guns.ru/smg/smg41-e.htmを参照。最近ではブラックラグーンで登場したポーランド製サブマシンガンです。オートマチック拳銃のスライドのように見えるボルトが前後する独特なデザインを採用しています(コッキング用のツメが前方に突き出ているのも特徴的)。このデザインのために、後退位置から撃発するオープンボルト形式の流れが一目でわかります。 ※余談:実はこの銃、奇妙な外見で知られる旧軍の「試製二型機関短銃」(正確には前身の南部式機関短銃一号)とスプリング配置などのレイアウトがよく似ています。 直接的な関係はないと思いますが、スライド様のボルトが豪快に前後する有様は、映像資料が残っていない「試製二型機関短銃」の参考になるかもしれません。 mylist/13172941
0:33|2009年08月03日 10:39:06 投稿
Sphinx 2000 水から出して射撃(サイレンサー付き)+水中射撃
やまむらはじめの境界戦線第三話「Invincible Lady」の主役、通称"乳傭兵"の愛銃。
http://www.sphinx-systems.ch/から転載。諸元はpdfを落とすかhttp://world.guns.ru/handguns/hg124-e.htmを参照。スイスSphinx Systems社製。見たままCZ75系の銃で、高い工作精度で削り出されたフレームとスライドは質が良く、よく当たる銃という評判です(ただしそれなりに高価)。スライド上端が真っ平らなのが外見的特徴。 後継機のSphinx 3000(http://world.guns.ru/handguns/hg125-e.htm)ではステンレス・アルミ・チタンの構成が選択できるようになり、銃口下まで伸びたフレームにレールシステムが追加されました。 mylist/13172941
2:07|2009年07月31日 05:02:49 投稿
AEK-971・ボルトキャリアーとカウンターパートの動作。
カバー内に入り込んだ泥やゴミがギアに噛んだらどうなるんだろう、とか考え始めるとやや微妙な構造かもしれません。
つべから転載。AEK-971に関してはこちらを参照→http://world.guns.ru/assault/as34-e.htm AK系列の難点として、重量のあるボルトキャリアーが前後動するために振動が大きいという点がありますが、ボルトキャリアーと連動して逆方向に動くパーツを取り付けることで解決を図ったのがこの銃です。他にAK-107/108も同様の形式→http://world.guns.ru/assault/balanced_action.gif ボルトキャリアーと同様に銃身から導かれるガスによって駆動し、二つのパーツの間に設けられたギアで同期を取ります。 mylist/13172941
0:39|2009年06月23日 08:10:50 投稿
Wildey pistol(ウィルディ・マグナム)
売り文句のひとつにレギュレータ調整で単発銃として撃つこともできる、というのがありますがどんな状況を想定してるのか聞いてみたいところです。
http://www.wildeyguns.com/より転載。オートマグやデザートイーグルの陰に隠れて微妙に目立ちませんがこれもまたアメリカ人のマグナム信仰の権化。冒頭は「スーパーマグナム(原題Death Wish 3)」のワンシーン。懐かしいところでは漫画のGREY序盤で主役が使ってた記憶があります。他のウィルディ社製品→sm7393439 mylist/13172941
7:27|2009年06月20日 07:48:38 投稿
Viper JAWS pistol(ヨルダン軍採用拳銃)
この銃の設計と製造に関わったと思われる(KADDB責任者)ヨルダンの国王アブドラ二世はwikiを見る限り相当に独特な人のようです。趣味人?
http://www.wildeyguns.com/より転載。かのウィルディ・ピストル(→sm7393584)を設計したウィルディ・ムーア氏とヨルダンKADDB(King Abdullah II Design and Development Bureau)によって設計、ヨルダンで生産されているという経緯からしてかなり独特な拳銃。数少ない「回転バレル式ディレード・ブローバック」を採用している拳銃のひとつ(後退を遅らせるディレードメカの動作に、ライフリングに弾頭が食い込む際に銃身に発生するトルクを利用する形式)。長いこと放置してた間違いを訂正。この銃はクーガーやPX4、QSZ-92 9mmバージョンの「回転バレル式ショートリコイル」と同じ形式です。mylist/13172941
6:16|2009年06月20日 07:25:37 投稿
ロシア製多用途ピストルOSA(Оса)その2
例の如くつべから転載。本体→sm7292541 OSA用18x45mm各種弾薬の解説動画。前半はTraumatic cartridges(ゴムスタン弾)、1:06前後からFlash-sound cartridges(音響閃光弾?)、1:41前後からLighting cartridges(照明弾)。ここに映っていないSignal cartridgesはLighting cartridgesの光源を色付きの煙幕にしたもの? 動画内の説明に比べると微妙にスペックに下駄履かされてるような気がしますが各種弾薬の詳細(英語)はこちら→http://www.maxmerlin.cz/en/produkt/multi-purpose-non-lethal-self-defence-barrelless-pistol-pb-4-1-ml-osa mylist/13172941
2:30|2009年06月10日 05:47:54 投稿
ロシア製多用途ピストルOSA(Оса)その1
一応チェコ陸軍が採用しているものの、ロシア本国では軍用というより民生用っぽいです。後半はどう見てもTVショッピングのノリ。
つべから転載。弾薬→sm7301093 18x45mm専用弾薬を使用する四連発の至近距離用小型ピストル(一応non-lethal weapons分類)。シリーズ名称OSAのコマーシャル動画。電気撃発やレーザーポインター標準装備など興味深い特徴がいくつか。諸元はこの辺を参照(チェコのサイト)→http://www.maxmerlin.cz/en/produkt/multi-purpose-non-lethal-self-defence-barrelless-pistol-pb-4-1-ml-osa Security Armsその1→http://www.securityarms.com/20010315/galleryfiles/2400/2427.htm その2→http://www.securityarms.com/20010315/galleryfiles/2700/2743.htm ※セルフディフェンス用として普通に市販されているらしく、つべで検索するとそこらのお姉ちゃんが撃ってる動画が出てきたりします。 mylist/13172941
3:31|2009年06月09日 07:58:08 投稿
Stechkin APS及びOTs-23「Drotik」、OTs-27「Berdysh」
つべを漁ったらこの動画の一部カットされる前のバージョンを発見。カットされていたのはパーソナリティが解説している部分でした。
つべから転載。前半はStechkin APS。1:37前後からOTs-23、2:35前後からOTs-27。うp主はロシア語がわかりませんが、俄オタなりにコメントを付けてみました。後半の二丁の実写シーンがあるのはこの動画ぐらい。諸元はそれぞれ以下のサイトを参照。 Stechkin APS→http://world.guns.ru/handguns/hg22-e.htm OTs-23→http://www.enemyforces.net/firearms/drotik.htm http://world.guns.ru/handguns/hg235-e.htm OTs-27→http://www.kbptula.ru/eng/str/strelk/ots27.htm 「Modern Combat Pistols Book」到着。残念ながらOTs-27の閉鎖システムは特に情報がありませんでした。マイナーどころの拳銃も結構紹介されているので損ではなかったと思いたいところです。 mylist/13172941
3:20|2009年06月05日 04:27:35 投稿