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【DTM】ドップラーのオルガン(バッハ/フーガ ト短調BWV131a、アラ・ブレーヴェ ニ長調BWV589)【A=432Hz】
先日、アニメ「惑星ロボ ダンガードA」(1977-1978)に登場する、敵キャラのドップラー総統が弾いていたオルガン曲が急に気になり、少し調べてみました。
ウィキペディアで調べると、ドップラーの弾いたオルガン曲は2曲あった、とのことで、その情報を頼りにして、時間がかかりましたが特定できました。
(1)Fugue in G minor, BWV131a (フーガ ト短調 BWV131a)
(2)Alla breve in D major, BWV589 (アラ・ブレーヴェ ニ長調 BWV589)(1703-07)
作曲は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(J.S. Bach 1685-1750)です。
(1)は、 BWV131「主よ、深き淵よりわれ汝を呼ぶ(Aus der Tiefen rufe ich, Herr, zu dir)」(1707)の最終の合唱曲のアレグロ部分を、オルガン用に編曲した音楽ですが、編曲者はバッハ自身ではないようです。
(2)の”alla breve”とは、イタリア語の音楽用語で「2分の2拍子で」の意、もしくは2分の2拍子の記号(Cに縦線1本のような形)のことで、この曲もその拍子で書かれています。このオルガン曲は、偽作(絵画でいうところの贋作)との説もあるようです。
演奏を手の部分だけ自分でやってみようかとも思いましたが、無理そうだったので、打ち込みで再現してみました。
(ピッチ:A=432Hz, 音律:(1)キルンベルガー in G, (2)キルンベルガー in A)
両手の3パートはそれぞれ定位をずらして、各パートが比較的わかるようにしてあります。
◇特定のヒントとなった動画◇(アップした方々に感謝!)
(1)https://www.youtube.com/watch?v=a8LCPFwQne8
(2)https://www.youtube.com/watch?v=tvvA7gT-ZS0
◇実際のオルガン演奏音源◇
フランスのオルガニスト、マリー=クレール・アラン(1926-2013)の演奏による
“Bach: Complete Organ Works (1959-67)”より(本編での使用音源?かも…)
(1)https://www.youtube.com/watch?v=EjnlBDXyHPA
(2)https://www.youtube.com/watch?v=MmanD1bB4ok
※追加情報(2024/12/15)(youtubeより)
(1)が映画「マジンガーZ対デビルマン」(1973)でも使用。 選曲担当は同じ、宮下滋さん。
バッハ:カンタータ第131番「主よ、深き淵よりわれ汝を呼ぶ」BWV131
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=2Xd5vY6NM80)。
1707年、21歳のバッハはミュールハウゼンにある聖ブラジウス教会のオルガン奏者募集に応募し、
試験演奏で見事な腕前を示して就任することとなりました。しかし、彼が就任する直前の5月末に
ミュールハウゼンで大火が発生し、聖ブラジウス教会周辺も被災してしまいます。そして7月ごろ、
ミュールハウゼンにあるもう1つの教会である聖マリーア教会の牧師は、大火後の悔い改めの礼拝
に演奏するためのカンタータの作曲をバッハに依頼しました。カンタータ「主よ、深き淵よりわれ
汝を呼ぶ」BWV131は作曲・初演がいつごろなのかを示す資料が残っていない作品ですが、おそら
くこの依頼に応じて作曲され、1707年中に初演されたと考えられており、この作品の作曲・初演
によって、バッハはミュールハウゼンでの音楽活動を始めたと思われます。
本作の歌詞は詩篇第130篇をルターがドイツ語に翻訳したものが使われ、嘆きの底から希望の新生
を歌うものとなっています。音楽様式としては、同時期に作曲されたと思われるカンタータ「神の
時こそいと良き時」BWV106と類似していますが、BWV106が全4曲なのに対して本作は全5曲で、
合唱曲とアリア・コラールが交互に演奏される構成となっています。
また、作品中のルターによるコラールは後に「深き悩みの淵より、われ汝に呼ばわる」BWV38で
も使用されています。
ロタール・オディニウス(テノール)
クラウス・メルテンス(バス)
トン・コープマン指揮
アムステルダム・バロック管弦楽団
アムステルダム・バロック合唱団
バッハ カンタータ 第106番 神の時こそ、いと良き時 1. ソナティーナ
200曲以上もあるバッハのカンタータの中でも特に人気の高い作品です。バッハのカンタータを集めたCDでは、外せない楽曲のひとつになっています。この曲はバッハが20歳代前半、ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会の オルガニストを務めていた1707年に作曲されたと見られ、BWV131と共に彼の最初期に属する教会カンタータです。
バッハ カンタータ 第106番 《神の時こそ、いと良き時》 1 [ピアノ版]
BWV 106「神の時こそいと良き時」は、BWV 131と共にバッハ最初期のカンタータと 言うことです。そうとは知りませんでしたが、実は以前からとても好きな曲でした。 特に冒頭の「ソナティーナ」は2本のリコーダーとビオラ・ダ・ガンバによる、静か な静かな、心にしみるような、頭が空っぽになるような、悲しみとか悩みとかいろん な感情を突き抜けたような、そういう気持ちになれる音楽です。
【Vocaloid】カンタータ第131番『深き淵より』その1【バッハ】
【作曲者のコメント】
1707年5月に、ミュールハウゼンで大火があった。その後に行われた悔い改めの礼拝のための曲がこれ。大きな災害の前に人間は無力であり、こういう時、これは人々に対する警告ではないかと考えたりするわけである。人々が似たような気持ちを抱くのは、どの時代でも変わらぬ。
曲一覧→mylist/13980235
画:チリヨ氏 http://piapro.jp/t/SNL2
写真:うp主
【Vocaloid合唱】カンタータBWV131-3【バッハ】
VWV131-3.coro画像は北海道-恵庭の銀河庭園のものです。
