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GUMIによる Crni Bombarder (スルプスカ共和国軍歌 日本語吹替え版 3番まで)
今回のリクエスト曲は、もうひとつのセルビアことスルプスカ共和国の軍歌「黒き爆弾」をお届け致します。
セルビア語はラテン文字とキリル文字と両方での表記が存在しますので、キリル表記だと曲の題名は「Црни бомбардер」となります。
(国内向けはキリル文字、国外向けはラテン文字だそうな。)
大変ややこしいことに、スルプスカ共和国(Република Српска)の「スルプスカ」は「セルビア人」という意味なので本当は「セルビア人共和国」と表記するのが妥当なのですが、
別の国で通称「セルビア」こと「セルビア共和国」(Република Србија)が存在し、めっさ混同しやすいので、
他国はボスニア・ヘルツェゴビナ構成体のセルビア人の国を「スルプスカ共和国」と呼んで区別しているのが現状です。
(めっちゃロシアっぽい色合いの旗ですが、間違い探しレベルでロシアの国旗とは異なります。)
歌自体は1992年から1995年まで続いたボスニア・ヘルツェゴビナ紛争時代の代物でして、これをスルプスカ共和国側からの視点で歌ったものになります。
ユーゴスラビアという国が割れる事で発生したボスニア・ヘルツェゴビナ紛争は、まぁ昔(オスマントルコ統治時代以前)からいがみあってる
ボシュニャク人・クロアチア人・セルビア人が互いに殺しあう悲惨な内戦でした。
(わかる人にはチェトニックとか、ウスタシュの単語でピンと来ると思いますが・・・。)
この戦争、今のスーダンよろしく陣取り合戦というよりは、特定の民族の虐殺や強制収容が特徴の戦争でして、まぁ根深いとしかいいようがないです。
一応、2019年12月にはようやく新政府が発足し、すったもんだの挙句、2023年1月には新閣僚評議会が発足。
主要課題を巡る見解の相違等で足並みが揃わず、国民の休日すら満足に決定する事すら出来なかった昔の状況から比べればかなり改善はされている様子。
相変わらず各民族同士での不信感はあるものの、当座は国・各民族の共通目標であるEU加盟に向けてがんばっているそうです。
ふむ・・・このアカウントにて48曲目の投稿となりましので、50曲投稿となった段階で一番古いアカウントにお引越し(出戻り)しようと思っております。
ご容赦を。
次回投稿予定:2023年5月18日
次弾装填:陸軍教化隊の歌
★本日のうちのMMD的家系図
ままま式 GUMI Suzy125 型
結月ゆかりによる Sprem'te se sprem'te četnici(クロアチア軍歌 日本語吹替版 6番まで)
今回のリクエスト曲は「チェトニックは準備万端たり」というクロアチア&セルビア語の歌だっぺよ~。(因みにセルビア語の題名だと Српска ми труба затруби「スルプスカに響くラッパ」)
この歌、近代バージョンだと1番と6番を繰り返すだけで間の2~5番の歌詞がねぇですよ…。
まぁ、いつものワールドワイド、かつFullverでお届けしますのでよろしゅう。
歌の内容は1900年初頭のセルビア軍 対 ブルガリア軍の戦いで頭角を表したヨハン・バブンスキー公爵による(本名:Jovan Stojković ヨハン・ストイコビッチ 1878年生まれ。)「ドレノヴァ村の戦い」です。
バブンスキー公は、第1次・第2次バルカン戦争、第1次世界大戦にて活躍したチェトニック(セルビアのゲリラ組織)指揮官で、第1次バルカン戦争勃発時、マセドニア革命組織に弟と甥を殺害され、その復讐の為チェトニック指揮官としてマセドニア、旧セルビア、バルカン半島等を転戦し、各地のブルガリア軍、及びオスマン帝国軍と生涯にわたって戦うという人生を送ったそうな…。(1920年にベレスにて死亡。)
歌詞に出てくる敵役のStevan Dimitrov ステーヴァン・ディミトロフ将軍はブルガリアの貴族で、Tuva 出身。(「トゥーバ」モンゴル、アルタイ、ハカス等と接している地域 露語:Тыва)
Vasil Veleški ヴァシリ・ヴェレシキー公爵は内通者としてステーヴァンの場所をバブンスキー公に教えたそうな。(動画中最後の写真に、実はバブンスキー公がいます。)
★オリジナル軍歌のアイデアを募集しておりましたが締め切りました。皆様ありがとうございました!
次弾装填:航空決死兵
★本日のうちのMMD的家系図
くま式 結月ゆかり ChaChaMARU型
広告に関する謝辞:xpucmo様、広告ありがとうございました。
【セルビア軍歌】Марш на Дрину / ドリナ行進曲 [日本語字幕付き]
第一次世界大戦中のドリナ川をめぐる戦いの犠牲者を称えて作られたセルビアを代表する行進曲/軍歌。
演奏のみver⇒sm32968267
日本語歌詞は社会評論社「世界軍歌全集」より
→http://www.shahyo.com/mokuroku/culture/sub_culture/ISBN978-4-7845-0968-3.php
GUMIによる Panteri Mauzer (スルプスカ共和国軍歌 日本語吹き替え版)
もう一つのセルビア、スルプスカ共和国の軍歌。
ボスニア・ヘルツェゴビナの構成体の一つで、元の言語はセルビア語ですじゃ。(ラテン文字とキリル文字を両方使う不思議な言語)
歌の題名はガルダ・パンテリ旅団創設者である、PanteriさんとMauzerさんが由来なり。
そして国民の祝日すら民族・宗教が違い過ぎて、まともに決められないという国・・大変だわ・・。
(「パンテリ・パンテリ」箇所の写真はガルダ・パンテリ旅団の写真ですが、例によってそれだけだと画が保たないので、スルプスカ共和国軍の写真も新旧混ざっておま。)
次弾装填:嗚呼飯塚部隊長
★本日のうちのMMD的家系図
ままま式 GUMI Suzy125 型
広告に関する謝辞:梅宮様、ブルバキ様(あれ?複数回もらってる?)、広告ありがとうございました。