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クリシュナムルティ 「暴力からの解放」
「人は『である』という言葉に条件づけられています。その言葉は過去・現在・未来を含んでいます。あなた自身という感覚は『である』という言葉によって大きくなっています。人は『である』という言葉を持たずに生きられるでしょうか?『である』という言葉を捨てて生きることの意味を発見してください。」1980年11月にスリランカ政府から国賓として招待され、当時の首都コロンボにおいて行った全4回の講話の記録が「生の書物」というタイトルで翻訳されました。「暴力からの解放」の訳者あとがきを読んでずっと気になっていたので翻訳されて良かった。
クリシュナムルティ 「真理の種子」
質問者「あなたは自分の話すことが教えではないと言います。では、何のためにあなたは話すのですか?」K「質問は『なぜあなたは話すのか?』ですね。それは答えが必要ですか? あなたは道端の花に向かって『なぜおまえは咲いているんだ?』と言いますか? それはただそこにあって、あなたが見、聞き、その美を見、そしてその美を見るためにまた戻って来るだけです。それがすべてです。」
クリシュナムルティ 「自己の変容」
「明確にしておきましょう。私には信奉者などいません。私の話を聞く人々に対して責任などありません。私はどんなグループにも属しません。ひとりひとりが自分自身の光でなければならないのです。これは教義でも信条でも説得でもありません。私たちが出会うとき、理解しあえるか、しあえないかのどちらかです。」
クリシュナムルティ 「英知の教育」
「ただ内面世界にのみ関心を持つ人たちがいる。いわゆる『精神世界』を強調し、ますます孤立し、本質を外れて、ひとりよがりな信念、教義、幻想を追い求める。人生を内と外とに分けておいて、今度はこれらを一つに統合しようとするのだ。しかし、このやり方はよりいっそうの矛盾、葛藤に行き着くと私は思う。」
クリシュナムルティ 「英知の探求」
「みなさんが精神分析家のところへ行っても、彼らもまたフロイトやユングやアドラーたちに条件づけられていて、その条件づけに従ってみなさんを分析するのですから、彼らはみなさんを自由にさせてはくれません。分析とは行動の否定なのです。」「英知の探求」に収録された講話の一部→sm31436843
クリシュナムルティ 「生の全変容」
「欲望を開花させることが、その欲望の終わりなのです。欲望が起こり、開花するさまを見守り、負けたり抵抗せず、起こりつつあることに注意深く気づくようにすると、やがてそれが活力を失っていくのを見られるでしょう。気づき、見守れば、そこには何の制御もないのです。」
クリシュナムルティ 「私は何も信じない」
質問者「意識のなかに葛藤があるかぎり、権威が精神を支配するかぎり、体験、記憶にもとづいて内面的な権威を作るかぎり、回避、自己規律、啓示、いかに高尚でも理想があるかぎり、分析して自分を知ろうとするかぎり、イメージ、シンボル、観念に固執するかぎり、さらに一歩進めて、思考があるかぎり変容はありえない、ということですね?」K「そのとおりです」質問者「変容とは、いかなるものですか?」K「条件づけの根底部自体の爆発、時間の打破です」
クリシュナムルティ 「静けさの発見」
「お尋ねしてよろしければ、私が悟ったということを、あなたはどのようにして知るのでしょうか。その経験の理解を持つには、あなたもまた経験しなければなりません。さらに、私が悟ったか否か、それが何事であるというのでしょうか。たとえ私が悟っていないとしても、私は真理を語っていないでしょうか。誰が悟っているかということは全く重要ではないのです。」
クリシュナムルティ 「智恵からの創造」
重要なことは、問題の解決への探求ではなく、問題を理解することです。「私は何をすべきでしょうか」と質問した瞬間、あなたはすでに、あなたを分割することになる思考の体系に入ったのではないでしょうか。そのときあなたは一つの体系を持ち、私はもうひとつの体系を持つのです。私たちは体系・体制を持っているかぎり、人々に関心がありません。これの重要性を見てください。ただ人間だけがあるのです。
ブッダの感興の言葉 ニルヴァーナ
youtubeより転載 http://www.youtube.com/watch?v=LylEULqigAo
ブッダの言葉を丁寧に朗読されています。
ブッダの感興の言葉 第26章 安らぎ・ニルヴァーナ
ニルヴァーナとは、涅槃のことです。
六道輪廻図を立体模型にしてみた。
煩悩の根源は、貧(むさぼり)瞋(怒り)癡(無知)です。塔の周りは六道で、天、人間、修羅、畜生、修羅、餓鬼、地獄です。その外側は十二因縁で、無明、行、識、名色、六処、触、受、愛、取、有、生、老死を表しています。円の外周の縦の部分は禅の十牛図です。煩悩に惑わされている限り、苦しみからは永遠に逃れられないことを表現してみました。模型のヘッドマークは法輪です。(特定の宗派とは一切関係ありません。)