タグ ボカロ古楽 が登録されている動画 : 184 件中 33 - 64 件目
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【ボカロ11人で】夏は来たりぬ Sumer is icumen in【輪唱】
英国に伝わる最古のカノンとされる「夏は来たりぬ」"Sumer is icumen in"を、
英語ボカロ11人で合唱させてみました。
Cyber SongmanとDEXがオスティナートで、輪唱部はAvannnaがソロでまず一回通し、
Avannna→Daina→ルカお姉様→ミクさん→リンちゃん→GUMI→KAITO兄→レンくん→マクネナナ
の順で入れてます。
画像はpiaproよりホルダー様の作品を使用させて頂きました。ありがとうございました。
英語の曲だからうちにいる英語ボカロ全員総動員で・・・
あれ?ミクさんどうしました青い顔して。
『(コレエイゴナノホトンドノタンゴシラナイヨコナイダノキマツノテンスウアカテンチカカッタシツウチヒョウサイアクダッタシヒョットシテミンナコレクライカンタンニワカルノモシカシテベンキョウシナイトヤバイノ)』
【ボカクラ祭7】 セイキロスの墓碑銘 【IA】
第7回ボカロクラシカ音楽祭、ガチテーマ「1分以内」で
「セイキロスの墓碑銘」をIAさんに歌ってもらいました。
この曲は古代ギリシャ、紀元前2世紀頃から紀元後1世紀頃に作られた曲で、墓石に刻まれた文字譜に残されています。現在も完全な形で残っている世界最古の楽曲です。
作曲者のセイキロスがその妻エウテルペに捧げたものと考えられています。
イラストはpiaproより「YY」様のものを使わせていただきました。ありがとうございました。
今まで投稿したもの:http://www.nicovideo.jp/my/mylist/#/58027123
?「なんで他の人は簡単な曲で、私ばっかりこんな(nm24971676)わけわからないの(nm27688997)歌わせるんですか!イジメですか!?答えて下さいマスター!」
【第七回ボカクラ祭】 恋が私を焦がれさせ 【MAYU】
第7回ボカロクラシカ音楽祭、自由曲部門の「色」で、
ギョーム・ド・マショー作曲「恋が私を焦がれさせ」"amours me fait désirer"です。
けっ、中学生が色気づきやがって
イラストはpiaproより「もげ」様の絵を使わせていただきました。
ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます
ギョーム・ド・マショーは中世最大の音楽家とされ、個人で全てが作曲された最古のミサ曲とされる「ノートルダム・ミサ」や、宮廷の愛を歌った世俗曲を多く作曲しています。
今回は恋の歌ということでMAYUちゃんに。
まあこの子ヤンデレなんで、相手束縛しまくって重いって捨てられ、相手は恨まれてオノで八つ裂きという結末しか思い浮かば・・・おっと、誰か来たようだ。
【ボカロクラシカ納涼祭】冷たく澄んだ水の流れよ…【さとうささら】
Fresco y claro arroyuelo
Cancionero Musical de la Casa de Medinaceli, siglo XVI; no.14, fols.11v-12r
16世紀スペイン、セビリャの作曲家フランシスコ・ゲレーロによる世俗曲です。
歌:CeVIO Creative Studio S さとうささら
HD版→https://youtu.be/aiyfPVkyNLo
納涼祭→mylist/56541938
投稿作品一覧→mylist/40937337
【さとうささら】夏は来たりぬ Sumer is icumen in【最古のカノン】
"Summer has come in"
作詞・作曲者不明
歌:CeVIO Creative Studio S さとうささら
13世紀頃の作品で「世界最古のカノン」として知られている楽曲です。この歌の 'svmer'; summer は日本の唱歌『夏は来ぬ』での「夏」と同様、現代の感覚よりかなり早い時季を指しており、緑あふれる季節の到来の喜びを描いています。
中英語による歌詞の中、'verteth' (uerteþ) という単語は現代英語訳が確定しておらず、長らく古英語 *feortan (>現代英語fart;放屁) の異綴として、そしてこの歌のオチとして解釈されてきたようですが、今回は古英語 *weorþan;「回る」と解釈して翻訳してみました。現代英語では死語となってしまいましたが、convert とか divert とかの -vert 部分、ラテン語 vertit とかロシア語 вертит とかそんな感じの雰囲気。
HD版→https://youtu.be/FV5v5vDkppI
投稿作品一覧→mylist/40937337
【ミク・いろは】ノートルダム・ミサ曲のグローリア【Maika・Mew】
Guillaume de Machaut(1300? ~ 1377)のノートルダム・ミサ曲からの一曲です。
最初に聞いたときは、その強引な和声の運びに「なんだこれ? いい加減に作曲したんじゃないの~?」と腰を抜かしたものでした。通常、ミサ曲に抱く敬虔で荘厳なイメージとはかけ離れていました。
しかし何度か聴いていく内に、そのグロテスクで原始的で生々しい響きが病みつきになって…。いや~、二重導音終止ってホントに強烈ですね!
その他の作品 → mylist/11965306
【Mew・いろは・ルカ】ギヨーム・ド・マショーのモテット1【ボカロ古楽】
Guillaume de Machaut(1300?~1377)のモテット第1番です。
タイトルが「Quant en moy / Amour et biauté / Amara Valde」と長いです…。
・歌詞は、「愛と完璧な美」とか「hardement=勇気、熱意」で、宮廷愛を歌ったトルヴェールの典型例なんだと思いますが、詳しくは分かりません…。
・"なんちゃって古仏語"です。
・はちゅ~んを使って、Eを真ん中にしたピタゴラス音律で歌ってもらってます。
イラスト…りちかさん:デフォルメボカロ全員つめあわセット(http://piapro.jp/t/xdWF)
その他の作品 → mylist/11965306
Claudio Monteverdi:04.Se vittorie sì belle もし愛の戦が [マドリガーレ集第8巻]
クラウディオ・モンテヴェルディ編のマドリガーレ集第8巻(1638)より、2声のマドリガーレ(コンチェルト)、Se vittorie sì belle 「もし愛の戦が」をお送りします。曲集前半の Canti Guerrieri 戦いの歌より4曲目のマドリガーレです。興奮様式 stile contitato に乗ったテナー2声部の掛け合いが印象的ですが、歌詞の内容は「当たって砕けろ!」ということでしょう。やはり恋愛の極意は今も昔も変わりませんね。Vocaloid: Kaito_V3_Straight, VY2V3. temperadjust を使用して、A=466.2Hz, ミーントーン(D)で調律しました。挿絵は拙作です。古代ローマの勝利の女神(Victoria)のイメージで描きました。ヴィクトリア像はなぜか薄衣で胸ポロリというイメージなのですが、その方が兵士達も盛り上がったのでしょう。秋茄子の公開マイリスト:
Josquin Des Prez: Ave Maria, gratia plena アヴェ、マリア、恵みに満ちた方[6声]
ジョスカン・デ・プレ作曲の6声のモテット、Ave Maria, gratia plena 「アヴェ、マリア、恵みに満ちた方」をお送りします。最晩年のコンデ=シュール=レスコー時代の作品で、ジョスカンが遺言で聖母マリアの祝日に演奏するよう指示したパーテル・ノステル/アヴェ・マリアの後半部分です。アヴェマリアの歌詞は前半の天使祝詞と、後半の祈願の部分からなりますが、祈願の部分は葬儀/追悼式などに向けて変更されており、天国での聖母に会う事を願う内容になっています。曲は全体にホモフォニックな構成が目立ち、歌詞を噛んで含めるように進行していきます。Vocaloid: IA, Iroha_V4, KAITO_V3, VY2V3, Kiyoteru_V4, Gackpoid. A=466.2Hz, ミーントーン(F)で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Josquin Des Prez: Pater noster, qui es in caelis 天におられるわたしたちの父よ
ジョスカン・デ・プレ作曲の6声のモテット Pater noster, qui es in caelis 「天におられるわたしたちの父よ」をお送りします。主イエス・キリストが自ら教えて下さった最も大切な祈りの一つで、「主の祈り」「主祷文」の名前でも知られています。ジョスカンはおそらくグレゴリオ聖歌を元に6声のモテットとして作曲していますが、曲想は暗く沈んだ感じで、最後の2節に向かう高揚感が印象的です。彼の遺言に聖母マリアの祝日に自作の「主の祈り」を演奏するようにとあるのはこの曲の事です。ジョスカン最晩年の曲と考えられます。Vocaloid: IA, Iroha_V4, KAITO_V3, Kiyoteru_V4, VY2V3, Gackpoid. A=466.2Hz、ミーントーン(F)で調律しています。挿絵は拙作で、一応作曲家のイメージです。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Josquin Des Prez: Benedicta es, caelorum regina 御身は祝されたまえり 天の女王よ
盛期ルネサンスの作曲家ジョスカン・デ・プレ作曲の6声のモテット、Benedicta es, caelorum regina 「御身は祝されたまえり 天の女王よ」をお送りします。聖母マリアのお清めの祝日(2月2日、現在は「主の奉献」の祝日)のためのアンティフォナに基づいて作曲されたモテットで、華麗で清新な曲想は当時の人々にも印象的だったと思われます。ジョスカンの代表作の一つです。全体に低めの声域で作曲されていますが、今回は原調で演奏しました。Vocaloid: IA, KAITO_V3, Kiyoteru_V4, VY2V3, Gackpoid. A=466.2HZ. Temperadjustを使用してミーントーン(C)で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Aressandro Grandi: Hodie nobis de caelo 今日 われらに天より [2声のモテット]
17世紀始めのヴェネチアを中心に活躍した作曲家、アレッサンドロ・グランディ(1586-1630)作曲の2声と通奏低音のためのモテット、Hodie nobis de caelo 「今日 われらに天より」をお送りします。モテット集第一巻(1610)の冒頭の曲で、降誕祭の日中のミサのレスポンソリウムに作曲されています。グランディはモンテヴェルディと同時期にサン・マルコの副楽長を勤めていますが、比較的短い生涯の間に出版された楽譜の多さが、当時の名声を物語っています。動画は当初は鏡音リン/レン誕生祭とボカロクリスマス祭に向けて製作中でしたが、今回リン/レンV4Xで作り直しました。Vocaloid: Rin_V4X_Power/Warm, Len_V4x_Power/Serious. A=466.2Hz, ミーントーン(F)で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:
Luca Marenzio: Tirsi morir volea ティルシは死を望んだ_修正版[5声のマドリガーレ]
先日投稿した動画の修正版です。少しテンポや Mix を調整していますが、音源は変わりありません。曲の印象が変わったので、イラストも描き直しました。マドリガーレの演奏については試行錯誤中なので、どうかご容赦下さい。自分としてもどちらが良いではないのですが....Vocaloid: Luka_V4X, VY1V4, KAITO_V3, VY2V3, Gackpoid. 前回同様 A=466.3Hz, temperadjust を使用してミーントーン(C)で調律しています。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Luca Marenzio: Tirsi morir volea ティルシは死を望んだ [5声のマドリガーレ]
後期ルネサンスのイタリアの作曲家、Luca Marenzio ルカ・マレンツィオ 作曲の5声のマドリガーレ、 Tirsi morir volea 「ティルシは死を望んだ」をお送りします。歌詞はほぼ同時代の詩人グァリーニの田園詩からで、表向きはニンフと羊飼いの情死の光景です。詩はリズミカルで大変優雅なものですが、イタリア語の読み方次第で濡れ場の光景になるという技巧が凝らされています。例えば、死ぬ=逝くと読み替えてみて下さい。当時から官能的な恋愛詩として有名な詩です。曲は暗く落ち着いた曲想ですが、時折見せる情感の高まりが、いかにもマレンツィオらしいと言えるでしょう。Vocaloid: Luka_V4X, VY1V4, Kaito_V3, VY2V3, Gackpoid A=466.2Hz, temperadjust を使用してミーントーン(C)で調律しました。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Claudio Moteverdi: 02. Gloria 栄光の讃歌 [Missa "In illo tempore" (1610)]
モンテヴェルディ作曲のゴンベールの主題による6声と通奏低音のためのパロディー・ミサ、"In illo tempore"(そのとき(イエスは))より、2曲目の Gloria 「栄光の讃歌」をお送りします。1610年刊行のミサ曲と聖母マリアの晩課に収録されたミサ曲ですが、ニコラ・ゴンベール作曲の同名のモテットのテーマ(フーゲ)をアレンジし、パロディ・ミサにしています。対位法の規則に従いつつも通奏低音と旋律線、和声を志向した曲構成で、17世紀初頭のマントヴァでの聖母の祝日のための荘厳ミサを彷彿とさせる華麗な曲です。Vocaloid: Miku_V3, VY1_V4, Luka_V4X, Kaito_V3. VY2V3, Gackpoid. A=446.3Hz, temperadjust でミーントーン(B♭)で調律しました。挿絵は「キリストの昇天」で拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Claudio Monteverdi: 01. Cruda Amarilli つれないアマリッリ(修正版)
先日投稿した Cruda Amarilli の修正版です。テンポを若干遅めにし、ピッチを A=440Hz に変更しました。調律はミーントーン(G)に変更しています。mix も再調整しました。どちらが良いではありませんが、同じ音源を使った演奏でも、その時の気分でこれだけ変わりますということで… どうかご参考までにお聴き下さい。曲の解説は先日の演奏をご参照下さい。ボカロの音源構成には変更ありません。挿絵は前回とおなじ拙作です。Vocaloid: Luka_V4X, IA, VY2V3, Kaito_V3, Gackpoid.秋茄子の公開マイリスト;mylist/33133394
Claudio Monteverdi: 01. Cruda Amarilli つれないアマリッリ [マドリガーレ集第5巻]
クラウディオ・モンテヴェルディ作曲の「5声のマドリガーレ集第5巻(1605)」より、第一曲の Cruda Amarilli つれないアマリッリ をお送りします。保守的な音楽理論家アルトゥージの批判に応えて、第二作法の特徴を存分に示した傑作として知られています。歌詞は当時一世を風靡したグァリーニ作の牧歌劇 Il pastor fido 「忠実な羊飼い」の第一幕からで、神託により突如恋人アマリッリとの仲を引き裂かれた羊飼いのミルティッロが不幸を嘆いて歌う場面です。実はアマリッリはミルティッロの事を深く愛しており、やはり不幸を嘆いているのですが、ミルティッロは知る由もありません。。 Vocaloid: Luka_V4X, IA, VY2V3, Kaito_V3, Gackpoid. temperadjust で A=415.3Hz, ミーントーン(F)に調律しました。秋茄子の公開マイリスト;mylist/33133394
【ボカクラクリスマス祭2015】Nowel: Owt of your slepe aryse【緑咲香澄】
ボカロクラシカクリスマス祭2015
オックスフォード大学ボドリアン図書館セルデン写本収録
”Noel: Out of your sleep arise”
作詞・作曲者不詳、15世紀頃のキャロルです。
歌:CeVIO Creative Studio S 緑咲香澄
第六回ボカクラ祭&クリスマス祭2015公式リスト→mylist/52405978
投稿作品一覧→mylist/40937337
【ミク・いろは】F.ランディーニ「Ecco La Primavera」【第六回ボカクラ祭】
14世紀イタリアの世俗歌曲を集めたというスクアルチャルーピ写本の一曲。
日本の梁塵秘抄に楽譜が付いてるようなものなんでしょうか?
この時代は、カラフルな挿絵の写本が各地域にあって面白そうですね。
原曲リンク → https://www.youtube.com/watch?v=8Sdd1ivlWzo
ボカロクラシカ音楽祭の参加作品です。
作者のランディーニは1325(もしくは1335)年生まれらしいので、「ガチテーマ:生誕690(もしくは680)年」でお願いします。
追記:freschezza は[S e]ではなく[s k e]の間違いです、フレスケッツァです。
その他の投稿物 → mylist/11965306
【第六回ボカロクラシカ音楽祭】Ave verum corpus(W.Byrd)
男声ボカロ4人組(ピコ、YUU、KYO、VY2V3)によるウィリアム・バード作曲のアヴェ・ヴェルム・コルプスです。ルネサンス音楽の中でも人気が高く、よく歌われます。
バード自身の出版による当時の楽譜が見つかったので、動画にしました。音源ももちろん、その楽譜をもとに作ってあります。歌詞はラテン語の文法にも注意を払って、直訳を心がけたつもりです(?なところもありますが)。
イラストはピアプロよりお借りしました。
http://piapro.jp/t/bbZT まめ様
http://piapro.jp/t/-EUj ikku09様
http://piapro.jp/t/xSWW kkc様
http://piapro.jp/t/8byQ えぃみー様
楽譜はペトルッチ楽譜ライブラリーよりお借りしました。
みなさま、ありがとうございます。
Clément Janequin: La chasse "狩"[4/7声のシャンソン]【第六回ボカクラ祭】
ルネサンス時代フランスの作曲家クレマン・ジャヌカン作の4声(7声)のシャンソン、 La Chasse "狩"をお送りします。ジャヌカン得意のオノマトペを多用した表題シャンソンで、慌ただしい狩の準備から、獲物の牡鹿を発見、犬をけしかけて追いつめ、最後はフランス王が止めを刺しホルンが鳴って狩は終了です。当時の大規模な巻狩りの様子を活写した傑作シャンソンです。最大7声とジャヌカンのシャンソンでは最大規模です。第一部の歌詞は訳出が困難で途中から省略しました。第6回ボカロクラシカ音楽祭参加作品です。自由曲部門:ネタテーマ「俺得」。Vocaloid: Miku_V3_Solid, VY1V4_Normal, IA, Luka_V4X_Hard, Kaito_V3_Straight, VY2V3, Gackpoid_Native. A=466.2Hz, Temperadjust を使用しミーントーン(F)で調律しました。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Claudio Monteverdi: Si, ch'io vorrei morire うん、僕は逝くよ
クラウディオ・モンテヴェルディ作曲の5声のマドリガーレ集第4巻 Il quarto libro de madrigali a cinque voci, 1603 より、Si, ch'io vorrei morire 「うん、僕は逝くよ」をお送りします。モンテヴェルディにしては非常に官能的な歌詞のマドリガーレですが、曲は歌詞の内容に非常にコミットしており、不協和音も多用した劇的な感情表出が印象的です。歌詞は "Monteverdi, Songs&Madrigals" の解説をおよび英訳を参考に訳出しました。Vocaloid: Miku_V3_Solid, IA, VY2V3, KAITO_V3_Straight, Gackpoid_Native. temperadjust を使用し、A=466.2Hz, ミーントーン(G)で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
さとうささらが古代の歌を歌うようです【セイキロスの墓碑銘】
古ギリシア語。現存する最古の歌と言われています。自由にテンポを揺らしてみました。
伴奏はこちらから。
https://soundcloud.com/matteo-mezzabotta/seikilos-epitaph-on-celtic
wikipediaから拝借した日本語訳↓
生きている間は輝いていてください
思い悩んだりは決してしないでください
人生はほんの束の間ですから
そして時間は奪っていくものですから
mylist/53637011
さとうささらがグレゴリア聖歌を歌いました Ut Queant Laxis
今回試みたこと ルバート唱法 明るい母音、暗い母音の使い分け 言葉の自然な抑揚
時は11世紀のイタリア、アレッツォという場所。グイード・ダレッツォという名の神父が、聖歌隊の少年たちが正しくメロディを歌えるように、この歌の各フレーズの頭を取った「ウト,レ,ミ,ファ,ソル,ラ」を用いて、歌唱指導をしました。これが、現在まで続く、ドレミファソラシの始まりです。
《胸いっぱいに空気を吸って のびのびと声高らかに あなたがなさった驚くべきことを しもべである私たちが語れるように、 罪で汚れたくちびるを どうか清めてください、聖なるヨハネよ。》
mylist/53637011
Claudio Monteverdi: Zefiro torna e di soavi accenti 西風が戻り 甘美な口調で
モンテヴェルディ作曲の2声と通奏低音のためのマドリガーレ、Zefiro torna e di soavi accenti 「西風が戻り 甘美な口調で」をお送りします。Scherzi musicali cioè arie et madrigali, 1632「音楽の諧謔 (1632)」およびマドリガーレ集第9巻 (1651)に収録されたマドリガーレです。通奏低音の軽快なリズムに乗って2声の掛け合いで春の曙の美しさを歌っていきますが、最後にああそれなのにそれなのにとオチがつくのは当時の曲のお約束ということで…Vocaloid: KAITO_V3_Straight, VY2V3 A=466.2Hz, Temperadjustを使用してミーントーン(G)で調律しています。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト mylist/33133394
【初音ミク】Greensleeves【VOCALOID】
衝動的に作りたくなって作ってみました
グリーンスリーブスとさやかちゃんのテーマの区別が時々つかなくなるMelnikです
百合風の歌詞でユリーンスリーブス……とか、言ってみたかっただけです。
その他Vocaloid曲:mylist/55826654
Giovanni Pierluigi da Palestrina:Assumpta est Maria in coelum マリアは天に上げられた
8月15日の聖母被昇天の祝日のためのアンティフォナ Assumpta est Matia in coelum「マリアは天に上げられた」に基づく、パレストリーナ作曲の6声のモテットをお送りします。パレストリーナ晩年のモテットで、練れたポリフォニーとホモフォニーが織りなす心地よい和声、歌詞にマッチした高揚感が特徴で傑作の一つに数えられています。パレストリーナがこのモテットを元に作曲したMissa "Assumpta est Maria "も有名です。「ボカロアカペラフェス2015」参加作品です。Vocaloid: Miku_V3_Solid, VY1V4_normal, IA, Kaito_V3_straight, VY2V3, Gackpoid_Native. A-466.2Hz, ふるるP様作のTemperadjust を使用してミーントーン(A#)で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Claudio Monteverdi: Zefiro torna 西の風がもどり
クラウディオ・モンテヴェルディのマドリガーレ集第6刊(1614)より、Zefiro torna e il bel tempo rimena「西の風がもどり 好天をもたらす」をお送りします。ペトラルカのソネットによる5声と通奏低音のためのマドリガーレで、前半の春ののどかな光景と、後半の詩人の苦悩の対比が印象的です。Vocaloid: Miku_V3_Original, Luka_V4X_Hard, IA, Kaito_V3_Straight, Gackpoid_Native です。A=440Hz, Tenperadjust を使用してミーントーン(C, D)で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:
【初音ミク】 Eile mich Gott zu erretten.SWV282 【Heinrich Schütz】
クライネ・ガイストリッヒェ・コンチェルテⅠより
第一曲"Eile mich Gott zu erretten."です。
ソプラノ:初音ミクV2
ヴィオラ・ダ・ガンバ:すなみ(Continuo 即興)
初音ミクとチェンバロの打ち込み音源に、
ヴィオラ・ダ・ガンバの生演奏でコンティヌオを入れていただきました。
すなみさんのガンバが加わることで広がりのある響が表現出来ました。
初見即興という無茶ぶりに快く応じていただいたすなみさんには感謝の言葉もありません。
使用音源は2013年9月16日のライブ録音を元に再ミックスしたものになります。
動画のために素晴らしい画を描いてくださった夕凪ショウさん、録音を担当していただいたベーコンPさん、
ご協力いただいたDS_8さん、オトナシックさんにも感謝を捧げます。
Claudio Monteverdi: Dolcissimo uscignolo やさしい ナイチンゲールよ
モンテヴェルディ作曲の5声のマドリガーレ Dolcissimo uscignolo「やさしい ナイチンゲールよ」をお送りします。マドリガーレ集第8巻(1638)に収録された通奏低音付の合唱曲ですが、ソプラノのソロと旋律線に比重を置いて作曲されており、器楽伴奏付の独唱曲の形でも演奏されます。ナイチンゲールの鳴き声を模した音型が大変興味深いです。合唱:MIKU_V3_Original, LUKA_V4X_Hard, IA, KAITO_V3_Straight, Gackpoid_Native. ソロはミクさんにお願いしました。temperadjust を使用して、A=440Hz, ミーントーン(C)で調律しています。挿絵は拙作です。(im5078331)秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Claudin de Sermisy: Tant que vivray en aage florissant 「花咲く日々に生きる限り」
16世紀ルネサンス時代のフランスの作曲家、Claudin de Sermisy クローダン・ド・セルミジ作曲の4声のシャンソン、Tant que vivray en aage florissant 「花咲く日々に生きる限り」を演奏します。歌詞は若き日のクレマン・マロの作で、愛の成就を喜び青春を謳歌するシャンソンです。セルミジの代表作として生前から有名で、器楽曲としても親しまれてきました。Vocaloid: Len_cold, Rin_sweet, Kaito_V3_Straight, Gackpoid_Native. A=466.2Hz, 純正律(F)で調律しています。 Temperadjust を使用しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Claudin de Sermisy: Dont vient cela なぜそうなるのですか [4声のシャンソン]
16世紀のフランスの作曲家 Claudin de Sermisy クローダン・ド・セルミジ作曲の4声のシャンソン、Dont vient cela 「なぜそうなるのですか」をお送りします。歌詞は同時代の詩人Clemént Marot クレマン・マロ作で、暗く沈んだ合唱で恋を失った男性の悲しみを訥々と歌います。当時から大変有名なシャンソンで、作曲者の生前に器楽編曲されて、ダンスリー (1551)にも同名のバスダンスとして収録されています。今回は原曲のシャンソンとスザート編のバスダンスおよびルプリーズを演奏しました。 Vocaloid: Len_cold, Rin_sweet, Kaito_V3_Straight, Gackpoid_Native. A=466.2Hz, Temperadjust を使用して純正律(F)で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394