タグ ボカロ古楽 が登録されている動画 : 184 件中 33 - 64 件目
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コラール「たえなる明け星」バッハ/パッヘルベル(ミク他)
聖誕の伝説「ベツレヘムの星」を題材にしたコラール(讃美歌)に基づく2曲を詰め合わせ。
前半は、バッハがカンタータの1曲として取り込んだ4声合唱。ありぽん師匠との合作です♪
後半は、パッヘルベルによるコラール前奏曲。コラールの基本メロディ「定旋律」をバス声部として、その上に多彩な変奏の技巧を展開させます。
ここでは定旋律に合わせて、和文讃美歌風の歌を加えてみました。(オルガンのみnm9006098)
+ カペレ・トリーナ + mylist/7369168 http://kapelle.triona.jp/ 演奏:古楽MIDI
(前半)合唱:初音ミク(S.A.T), 鏡音レン(B), GUMI(SATB補強) シュニットガー中全音律(D基準) カンマートーン(a'=415Hz) 合唱指揮:ありぽん様
(後半)初音ミク(S), 巡音ルカ(A) A.ジルバーマン音律 コーアトーン(a'=462Hz)
Claudio Monteverdi: 01.Kyrie [Missa In illo Tempore]
クラウディオ・モンテヴェルディ作曲の6声のミサ曲、"Missa In illo Tempore" より、冒頭のKyrie キリエ(憐れみの賛歌)をお送りします。1610年に出版されたミサ曲と聖母マリアの晩課の曲集に含まれる、6声の豪華なミサ曲です。フランドル楽派のニコラ・ゴンベール作曲のモテット "In illo Tempore" (そのときイエスは)から選んだ10個のモチーフによるパロディ・ミサで、構成はパレストリーナ様式に従っていますが、モンテヴェルディの初期のマドリガーレに似た音型も見られ、作曲者の個性を感じさせます。キリエは6声からなる重厚な響きが特徴です。Vocaloid: VY1V3, MIKU_V3_Solid, IA, KAITO_V3_Straight, VY2V3, Gackpoid_Native Temperadjust を使用して ミーントーン (B♭)、A=463.5Hz で調律しています。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
【ボカロクラシカクリスマス祭2014】 Die Himmel erzahlen die Ehre Gottes. SWV386
ドイツ音楽の父“ハインリッヒ・シュッツ (1558~1672)”
ガイストリッヒェ・コーアムジーク(1648刊)より
第18曲 Die Himmel erzahlen die Ehre Gottes.「天は神の栄光を語り」SWV386
詩篇19,2-7
シュッツ以前より多くの作曲家に作られてきた有名なテキストです。
師であるジョヴァンニ・ガブリエリも作曲しています。
曲調は力強く師ガブリエリを思わせる複合合唱の手法が使われています。
荘重で華やかさもある曲でクリスマスにも好んで演奏される曲です。
夕凪さんの「祈」ミクさんを華やかな赤を背景にクリスマス仕様にしていただきました。
「Temper adjust」でミーントーンにしています。
夕凪ショウさんのピアプロはこちらです。http://piapro.jp/bk201bk201
投稿マイリスト:mylist/34251940
Luca Marenzio: Tirsi morir volea ティルシは死を望んだ_修正版[5声のマドリガーレ]
先日投稿した動画の修正版です。少しテンポや Mix を調整していますが、音源は変わりありません。曲の印象が変わったので、イラストも描き直しました。マドリガーレの演奏については試行錯誤中なので、どうかご容赦下さい。自分としてもどちらが良いではないのですが....Vocaloid: Luka_V4X, VY1V4, KAITO_V3, VY2V3, Gackpoid. 前回同様 A=466.3Hz, temperadjust を使用してミーントーン(C)で調律しています。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Claudio Monteverdi: Zefiro torna e di soavi accenti 西風が戻り 甘美な口調で
モンテヴェルディ作曲の2声と通奏低音のためのマドリガーレ、Zefiro torna e di soavi accenti 「西風が戻り 甘美な口調で」をお送りします。Scherzi musicali cioè arie et madrigali, 1632「音楽の諧謔 (1632)」およびマドリガーレ集第9巻 (1651)に収録されたマドリガーレです。通奏低音の軽快なリズムに乗って2声の掛け合いで春の曙の美しさを歌っていきますが、最後にああそれなのにそれなのにとオチがつくのは当時の曲のお約束ということで…Vocaloid: KAITO_V3_Straight, VY2V3 A=466.2Hz, Temperadjustを使用してミーントーン(G)で調律しています。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト mylist/33133394
コラール「たえなる明星」和文讃美歌+パッヘルベル変奏曲:ミク&PipeOrgan
ハウプトヴェルクを手に入れたので、懐かしのネタnm8941756をリメイク☆
例によって、聖誕と公現祭(1月6日)にまつわる伝説「ベツレヘムの星」を題材にしたコラールに基づく2曲を詰め合わせです。
前半は、独語詞とバッハ編の4声コラール(BWV36-4)を基に、和文讃美歌風に独自和訳。
後半は、パッヘルベルによるオルガン曲の再録。コラールの基本メロディ「定旋律」をバス声部として、その上に多彩な変奏の技巧を展開させます。
mylist/7369168 http://kapelle.triona.jp
合唱:初音ミクAppend Soft(S,A)/Solid(T,B)
Hauptwerk Virtual Pipe Organ
A.ジルバーマン音律(A462) ボカロ調律に「はちゅ~ん」使用
Giovanni Pierluigi da Palestrina: Salve Regina 元后、憐れみ深き御母 [5声のモテット]
パレストリーナ作曲の5声のモテット、Salve Regina "元后、憐れみ深き御母"を演奏します。有名なグレゴリオ聖歌のアンティフォナに基づくモテットで、各声部に交互に現われる定旋律の周囲を、練れたポリフォニーとハーモニーが交錯する、大変美しいモテットです。合唱:VY1V3, IA, KAITO_V3_Straight, VY2V3, Gackpoid_Native. Temperadjust を使用し、A=440Hz, ミーントーン(F)で調律しています。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
初音ミク+鏡音レン J.S.バッハ カンタータ第80番(1) 古楽風伴奏付き
nm2750997(平均律ミサ曲風)に引き続き、ありぽんPの神作品(sm1913321)に、またまた打ち込みで古楽オーケストラ風の伴奏を付けてしまいました。トランペットとティンパニが勇壮な、大バッハの長男W.F.バッハによる編曲版ですが、オーボエとか付け加えてるので独自編曲に近いです。伴奏の調律はシュニットガーのミーントーン。それにしても、ドイツ語の発音がホントに神級ですね@@
+ Kapelle Triona + 指揮:トリーナ・クレー
★作品リスト→mylist/7369168 ★家→http://kapelle.triona.jp/
*背景:さささ様→http://piapro.jp/sasasa
Claudio Monteverdi: 08.Nisi Dominus [Vespro della Beata Vergine (1610)]
クラウディオ・モンテヴェルディ作曲の Vespro della Beata Vergine (1610) 「聖母マリアの夕べの祈り」より、8曲目の10声の詩篇唱 Nisi Dominus 「主が家を建てられるのでなければ」をお送りします。前半では主なる神への信頼を、後半では子を持つ喜びを歌った詩篇です。10声の複合唱のための大規模な合唱曲ですが、緩急、強弱の変化に富んでおり、印象的なメロディーもありと、飽きさせない構成は実に見事です。合唱:VY1V3, IA, Miku_Solid_V3, Megpoid_Native, KAITO_V3_Straight, VY2V3, Kiyoteru, Gackpoid_Native . A=466.2Hz, ミーントーン(F)で調律しました。挿絵イラストは拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Luca Marenzio: Tirsi morir volea ティルシは死を望んだ [5声のマドリガーレ]
後期ルネサンスのイタリアの作曲家、Luca Marenzio ルカ・マレンツィオ 作曲の5声のマドリガーレ、 Tirsi morir volea 「ティルシは死を望んだ」をお送りします。歌詞はほぼ同時代の詩人グァリーニの田園詩からで、表向きはニンフと羊飼いの情死の光景です。詩はリズミカルで大変優雅なものですが、イタリア語の読み方次第で濡れ場の光景になるという技巧が凝らされています。例えば、死ぬ=逝くと読み替えてみて下さい。当時から官能的な恋愛詩として有名な詩です。曲は暗く落ち着いた曲想ですが、時折見せる情感の高まりが、いかにもマレンツィオらしいと言えるでしょう。Vocaloid: Luka_V4X, VY1V4, Kaito_V3, VY2V3, Gackpoid A=466.2Hz, temperadjust を使用してミーントーン(C)で調律しました。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
【第七回ボカクラ祭】 恋が私を焦がれさせ 【MAYU】
第7回ボカロクラシカ音楽祭、自由曲部門の「色」で、
ギョーム・ド・マショー作曲「恋が私を焦がれさせ」"amours me fait désirer"です。
けっ、中学生が色気づきやがって
イラストはpiaproより「もげ」様の絵を使わせていただきました。
ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます
ギョーム・ド・マショーは中世最大の音楽家とされ、個人で全てが作曲された最古のミサ曲とされる「ノートルダム・ミサ」や、宮廷の愛を歌った世俗曲を多く作曲しています。
今回は恋の歌ということでMAYUちゃんに。
まあこの子ヤンデレなんで、相手束縛しまくって重いって捨てられ、相手は恨まれてオノで八つ裂きという結末しか思い浮かば・・・おっと、誰か来たようだ。
Giovanni Pierluigi da Palestrina: Lapidabant Stephanum 石で打たれたステファノは
パレストリーナ作曲の4声のモテット、Lapidabant Stephanum 「石で打たれたステファノは」をお送りします。12月26日の聖ステファノの記念日のためのモテットで、聖ステファノの殉教を叙情的に歌って行きます。ステファノの言葉に特に力を入れて作曲しており、後世、対位法の教科書のように言われたパレストリーナ作品の、叙情的な側面を良く表す一曲です。挿絵は拙作です。Vocaloid: VY1V3, IA, Kaito_V3_Straight、Gackpoid_Native. A=440Hz, Temperadjust を使用して、ミーントーン(C)で調律しています。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
【VY2V3】Flow my tears(Dowland)【古発音】
17世紀初頭にヨーロッパで大ヒットした「流れよわが涙」(ダウランド作曲)です。メッサP様のあまりにも素晴らしいリュート伴奏の音源がピアプロ http://piapro.jp/t/HA31 にあったので、ゆうま君にカウンターテナーソロをつけてもらいました。楽譜は1600年出版の初版で、冒頭の画像で、左側にあるのが主旋律パート譜とリュート奏法譜、右側に見えるのはバスのパート譜です。字幕スペルは楽譜そのままですので、現代とは違うところがあります。シェークスピア時代の発音(original pronunciation)で歌ってもらったので、いわゆるアメリカ英語に近い感じがすると思います。調律は、はちゅ~んを使いました。メッサP様の原作品⇒sm20778824
Josquin des Prez: Nymphes des bois-La déploration de la mort de Johannes Ockeghem
フランドル楽派の作曲家ジョスカン・デ・プレ作の5声のシャンソン Nymphes des bois-La déploration de la mort de Johannes Ockeghem「森のニンフよーヨハネス・オケゲムの死を悼む」をお送りします。1497年に師のヨハネス・オケゲムが死去した事を悼んで、詩人のモリネ作の哀歌に作曲したと言われています。歌詞中にはジョスカンの同世代の作曲家達の名前が挙げられているのが興味深いです。師を悼む真情の溢れる美しいシャンソンです。Vocaloid: VY1V4_Normal, IA, KAITO_V3_Straight, Gackpoid_Native. A=466.2Hz, Temperadjust を使用して純正律(イ短調)で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
シュッツ「主を喜びとしなさい」(初音ミク)
バッハの100歳先輩、「ドイツ音楽の父」シュッツです。
伴奏(ミミコピmidi):ポジティフオルガン/リュート/ヴィオラ・ダ・ガンバ(バス)/アルトリコーダー*2のパートは適当に追加。
+ Kapelle Triona + 指揮:トリーナ・クレー
調律:プレトリウス中全音律/ピッチ:コーアトーン
イラスト超久々にお絵描きしました…お目汚し失礼; 3:25からは古典名画をお楽しみ下さい。なお、イラストの意味深なロゴはラテン語(学名)で葱です。
★作品リスト→mylist/7369168 ★家→http://kapelle.triona.jp/
作者不詳:Stella serena 翳りなき星よ [3声のコンドゥクトゥス]
1200年頃成立したフィレンツェ写本より、ノートルダム楽派の作者不詳の3声のコンドゥクトゥス Stella serena 「翳りなき星よ」をお送りします。歌詞は聖母への賛辞を連呼する連禱の形式ですが、現行のグレゴリオ聖歌には収録されていません。典型的なノートルダム楽派のコンドゥクトゥスで、終末部に比較的長大なメリスマが付されています。歌詞は拙訳、挿絵は拙作です。ピタゴラス音律(F)で調律しました。合唱:KAITO_V3_Straight. VY2V3, Gackpoid_Native です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Palestrina: Dominus Jesus in qua nocte trabebatur 主イエスは渡された夜
ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ(Giovanni Pierluigi da Palestrina)作曲の5声のモテット、Dominus Jesus in qua nocte trabebatur 主イエスは渡された夜 を演奏します。最後の晩餐を記念する聖木曜日の聖歌で、共観福音書、一コリントに見られるイエスの言葉に取材していますが、ミサ典礼中のラテン語の奉献文(ローマ典文)に最も類似しており、典礼文からとられた歌詞と考えられます。全体にポリフォニックな構成が目立ち、暗く沈んだ中にも落ち着きのあるパレストリーナらしい曲作りと言えるでしょう。合唱:VY1V3, MEIKO_V3_Straight, IA, Luka, VY2V3, KAITO_V3_Straight, Gackpoid_Native, Kiyoteru A=440.0Hz, ミーントーンで調律しました。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Giovanni Gabrieli:Jubilate Deo, omnis terra 全地よ神に向かって喜びの叫びをあげよ
ご降誕および新年明けましておめでとうございます。昨年のクリスマス祭には間に合いませんでしたが、主の公現の祭日(1月5日)にちなんだ聖歌をお送りします。Giovanni Gabrieli ジョバンニ・ガブリエーリ作曲の8声のモテット、 Jubilate Deo, omnis terra 全地よ、神に喜びの叫びをあげよ です。ヴェネチア楽派流の華やかなモテットですが、ガブリエーリ晩年の器楽曲を思わせる構成も見られ、彼の代表作の一つです。今回はコルネット、トロンボーン、弦楽合奏による器楽伴奏を加えました。MIKU_V3_Solid, VY1V3, IA, Megpoid_Native, KAITO_V3_Straight, VY2V3, Gackpoid_Native の演奏です。ミーントーン(C)で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト: mylist/33133394
パッヘルベルのカノンでチベット聖歌(初音ミク合掌団)
卍オンマニペメフム卍
師匠の南無阿弥フーガsm1389824につられてついやってしまいました。タシデレ~。
†元ネタ→nm4309841
+ Kapelle Triona + 指揮:トリーナ・クレー
★作品リスト→mylist/7369168 ★家→http://kapelle.triona.jp/
【ボカロ古楽】そなたは美しい【ジョスカン・デ・プレ】
ジョスカンデプレのモテットを歌って貰いました
タイトルにボカロ古楽と付けようか中々に悩みましたが、そもそもDTMにオーセンティシティなど味噌糞かと付けてみました
ちなみにRVウィリアムズのフロスカムピというのは「花の園」このくだりですよね
この曲は器楽でも度々演奏されますが、このような傑作を歌だけが専有するなんて卑怯だと言う話から、こぞって器楽譜が出版されたそうです
実にわかるというものです わかりみ
画像はルフェーブルの「ヴィトリアコロンナ」(PD)、調律は425Hzのキルンベルガー第二(fisセンター)、拙訳は私によるものです
mylist/24963463 mylist/29113406
■追記:広告ありがとうございます!
Claudio Monteverdi: Zefiro torna 西の風がもどり
クラウディオ・モンテヴェルディのマドリガーレ集第6刊(1614)より、Zefiro torna e il bel tempo rimena「西の風がもどり 好天をもたらす」をお送りします。ペトラルカのソネットによる5声と通奏低音のためのマドリガーレで、前半の春ののどかな光景と、後半の詩人の苦悩の対比が印象的です。Vocaloid: Miku_V3_Original, Luka_V4X_Hard, IA, Kaito_V3_Straight, Gackpoid_Native です。A=440Hz, Tenperadjust を使用してミーントーン(C, D)で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:
Johannes Ockeghem: Salve regina 元后憐れみ深き御母[4声のモテット]
Johannes Ockeghem ヨハネス・オケゲム(1410頃-1497)作曲の4声のモテット、Salve regina 元后憐れみ深き御母 をお送りします。オケゲムはグレゴリオ聖歌に基づく多声の Salve regina を2曲残していますが、今回演奏した曲は演奏時間5分弱と短いながらも、いかにもオケゲムらしく、美しくかつドラマチックな構成です。合唱:VY1V3, KAITO_V3, VY2V3, Gackpoid_Native、A=466.2Hz, temper adjust 1.0.0 でミーントーンに調律しました。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394 使用イラスト:im3303921(拙作です)日本語訳詞は公教会祈禱文に収録された旧訳を載せました。追記)先日投稿した動画は、ミーントーンでの調律に問題があったため、修正しました。sm21471088は削除しました。御視聴いただいた皆様、申し訳ありませんでした。
Claudio Monteverdi:10.Lauda Jerusalem Dominum [Vespro della Beata Vergine]
クラウディオ・モンテヴェルディ作曲の Vespro della Beata Vergine 「聖母マリアの夕べの祈り」(1610)より、10曲目の詩篇唱、"Lauda, Jerusalem, Dominum"; 「エルサレムよ主をほめよ」をお送りします。7声の合唱および通奏低音のための曲ですが、テナーの定旋律+3声x2のダブルコーラスの構成で、互いに歌い交わすアンティフォナ形式で作られているため、曲の構成がわかりやすいよう各声部を配置しました。女声の高声域を活かした、ダイナミックな合唱曲で、モンテヴェルディの「第二作法」が遺憾なく発揮された傑作です。合唱:VY1V3, MIKU_V3_Solid, IA, Megpoid_Native, VY2V3, Gackpoid_Native. A=463.5Hz, ミーントーン(C)で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリストmylist/33133394
【ミク・いろは】ノートルダム・ミサ曲のグローリア【Maika・Mew】
Guillaume de Machaut(1300? ~ 1377)のノートルダム・ミサ曲からの一曲です。
最初に聞いたときは、その強引な和声の運びに「なんだこれ? いい加減に作曲したんじゃないの~?」と腰を抜かしたものでした。通常、ミサ曲に抱く敬虔で荘厳なイメージとはかけ離れていました。
しかし何度か聴いていく内に、そのグロテスクで原始的で生々しい響きが病みつきになって…。いや~、二重導音終止ってホントに強烈ですね!
その他の作品 → mylist/11965306
Claudio Monteverdi: Laudate Dominum [Selva morale e spirituale]
モンテヴェルディ晩年の宗教曲/宗教的マドリガーレ集である Selva morale e spirituale「倫理的・宗教的な森」(1640, 1641)より、Laudate Dominum 「神(主)を賛美せよ」をお送りします。ソプラノ(テナー)ソロと通奏低音のための詩篇歌で、モンテヴェルディ晩年のモノディー様式で作られており、太鼓やシンバル(タンバリン)の音を表す音型が巧みに用いられています。今日(4月5日)は復活祭ですので、復活節の詩篇150番を歌詞にもつこの歌を選びました。ソロは巡音ルカV4X です。今回はHard/Soft のクロスシンセシスを使用しています。Temperadjust を使用して A=466.2Hz、ミーントーン(C)で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Orlande de Lassus: Victimae paschali laudes 過越の生け贄を讃えよ
後期フランドル楽派の作曲家 Orlande de Lassus オルランド・ドゥ・ラッスス作曲の5声のモテット Victimae paschali laudes 過越の生贄を讃えよ をお送りします。復活の主日(復活祭)の日中のミサに歌われる続唱 sequentia に基づき、グレゴリオ聖歌と交互に歌い交わす交唱形式で進行するモテットで、3声の中間部と後半の5声の対比が印象的です。歌詞は前半は復活したキリストの賛歌、後半はマグダラのマリアの言葉を中心とした復活の証言で構成されています。今回は歌詞の内容に合わせて挿絵を描きました。合唱:VY1V3, IA, Megpoid_Native, KAITO_V3_Straight. Gackpoid_Native. A=440.0Hz, ミーントーン(E♭)で調律しています。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
ヘンデル「メサイア」序文を勝手に作曲してみた(ルカ他)
実は前半の歌は全くもってヘンデル作ではありませんw
当時プログラムの表紙に掲載されていた作詞者によるプロローグ詩を、エセヘンデル風なレチタティーヴォに仕上げたオリジナル作曲です
最初の「十字架のしるし」(アーメンまで)は完全にオリジナルの蛇足です
後半のシンフォニアは、正真正銘ヘンデルのメサイア第1曲。ボカロなしですが、ぜひ最後までお聴きください><
ダブリンでの初演に因んで、背景はアイルランド・ケルト古教会の至宝「ケルズの書」より
mylist/7369168 http://kapelle.triona.jp/
演奏:古楽MIDI 合唱:ルカ/ミク/レン ラモー中全音律 カンマートーン(A415)
☆没後250年ヘンデル祭り
ピファnm9006026/ハレルヤsm10338354(合作)/支援:ラッパが響いてsm9235434/終曲:屠られし羊こそ-アーメンnm10338575
Orlande de Lassus: Timor et tremor 恐れと おののき【6声のモテット】
後期フランドル楽派の作曲家、Orlande de Lassus オルランド・ドゥ・ラッスス(Orlando di Lasso オルランド・ディ・ラッソ)作の6声のモテット Timor et tremor 恐れとおののき をお送りします。四旬節の痛悔のモテットで、ホモフォニックな構成の中にも下行半音階を活かした劇的表現が印象的な、ラッススの代表作の一つです。VY1V3, MIKU_V3_Solid, IA, MEIKO_V3_Straight, KAITO_V3_Straight, VY2V3, Gackpoid_Native, Kiyoteru の演奏です。ミーントーンで調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Orlande de Lassus: Tristis est anima mea わたしの魂は悲しみのあまり
後期フランドル楽派の作曲家、Orlande de Lassus (1532-1594) オルランド・ド・ラッスス (Orlando di Lasso オルランド・ディ・ラッソー)作曲の5声のモテット、 "Tristis est anima mea" わたしの魂は悲しみのあまり をお送りします。受難に先立ってゲッセマネの園で苦しみ祈るイエスの姿を、マタイによる福音書を翻案した歌詞で静かに歌って行きますが、時折見せる劇的な表現はラッススらしいものです。第五回ボカロクラシカ音楽祭、自由曲部門「5」で投稿いたします。Vocaloid: VY1V3, MIKU_V3_Solid, IA, Megpoid_Native, Kaito_V3_Straight, VY2V3, Gackpoid_Native, Kiyoteru: A=440.0 Hz, ミーントーン(F)で調律しました。ふるるP様作の、TemperAdjust を使用しました。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Josquin Des Prez: Pater noster, qui es in caelis 天におられるわたしたちの父よ
ジョスカン・デ・プレ作曲の6声のモテット Pater noster, qui es in caelis 「天におられるわたしたちの父よ」をお送りします。主イエス・キリストが自ら教えて下さった最も大切な祈りの一つで、「主の祈り」「主祷文」の名前でも知られています。ジョスカンはおそらくグレゴリオ聖歌を元に6声のモテットとして作曲していますが、曲想は暗く沈んだ感じで、最後の2節に向かう高揚感が印象的です。彼の遺言に聖母マリアの祝日に自作の「主の祈り」を演奏するようにとあるのはこの曲の事です。ジョスカン最晩年の曲と考えられます。Vocaloid: IA, Iroha_V4, KAITO_V3, Kiyoteru_V4, VY2V3, Gackpoid. A=466.2Hz、ミーントーン(F)で調律しています。挿絵は拙作で、一応作曲家のイメージです。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
【ミク・いろは】ノートルダム・ミサ曲のアニュス・デイ【MEW・Maika】
ギヨーム・ド・マショー(Guillaume de Machaut:1300?~1377)作曲の「ノートルダム・ミサ曲」から、「アニュス・デイ」と「イテ・ミサ・エスト」を歌ってもらいました。
最初にこのミサ曲を聞いたときは、今の音楽とのあまりの和声感覚の違いに度肝を抜かれたものですが、こちらは比較的明るめで聞きやすい方かと思います。
歌詞:
Agnus Dei, qui tollis peccata mundi, miserere nobis.
Agnus Dei, qui tollis peccata mundi, miserere nobis.
Agnus Dei, qui tollis peccata mundi, dona nobis pacem.
Ite missa est
Deo gratias
その他の作品 → mylist/11965306
アヴェ・マリア(アルカデルト/リスト)Vocaloid合唱編曲
作曲:ジャック・アルカデルト 編曲(伴奏):フランツ・リスト
合唱編曲・指揮:マリアP 聖マリア大聖堂聖歌隊
編曲協力・動画制作:Triona Klee (trionaP)
歌唱:IA、結月ゆかり、猫村いろは
イラスト:zara様 https://piapro.jp/zara
フデヤマ様 https://piapro.jp/fudeyama
アルカデルトのアヴェ・マリアは、16世紀(ルネサンス期)の作曲家アルカデルトのシャンソン(世俗歌曲)を元に、19世紀フランスで「アヴェ・マリア」の詞をあてがい聖歌として編曲されました。さらに、19世紀の作曲家フランツ・リストがピアノ独奏曲として編曲しました。
本作は、リストの編曲をもとにしたオルガン伴奏に合わせて、再度「アヴェ・マリア」の詞をあてがい、三声のコーラスに再々編曲したものです。
歌詞の後半は現在用いられている「アヴェ・マリアの祈り」とは異なり、ジョスカン・デ・プレ、パレストリーナ、ビクトリアなどの歌詞として用いられている異稿です。
2012年3月11日、東日本大震災1周年の祈りを込めて。
※諸般の事情により一旦公開停止になったものを、マリアPに代わって動画リメイク・代理投稿です。
YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=8rY81dE2taA