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【第十二回ボカロクラシカ音楽祭】マショーのバラード「Riches D'amour」
ギヨーム・ド・マショーのバラード「Riches D'amour」を二人に歌ってもらいました。
3番めもあるんですが、苦手な発音が続いて苦しいので省略します。
テーマ:バッハより前
メンバー:
Cantus … 初音ミク
Tenor ... 猫村いろは
midi は「まうかめ堂」さんのHP( http://maucamedus.net/index.html )から頂いたものを少しアレンジしました。貴重なものをありがとうございます。
初音ミク - Benedictus qui venit (てくね Cover)
☆第十四回ボカロクラシカ音楽祭
☆参加部門: 自由曲部門
☆曲名: Benedictus qui venit
☆作曲: Adam Gumpelzhaimer(1559 – 1625)
☆選択テーマ: 14
☆歌唱: 初音ミク
☆初音ミクイラスト素材: eeee
第十二回/第十三回に引き続き今年もグンペルツハイマーの2部合唱曲。
すっかりハマってしまってもう毎年やろうかしら……。グンペルツハイマーはいいぞ!
もはやテーマ使わなくてもいいかなと思いつつも今回の選択テーマは「14」。
毎年使っているCompendium musicae(12版)の目次から14番目の曲を選曲しました。
という選曲方法だったので第十二回とタイトルというか歌詞が重複してしまいました。
ミサ通常文なのでしょうがないけどね!
普段なら選曲しない曲の短さだけど、おかげで良作に出会えたのはよかったです。
これからは曲の長さは気にせず選んでみようかと思ってしまうねー。
短いかわりにどこ歌っているか色塗り動画に仕立ててみましたが大丈夫そうでしょうか?
楽譜に慣れていない方でも追いかけやすいかしら~ということで。視覚的にも意外とおもしろい気がしました。
前回のグンペルツハイマー(Crucifixus): sm41421792
お持ち帰り用mp3データなど: https://technetiummm.net/31_benedictus/
第十四回ボカロクラシカ音楽祭の公式マイリスト: mylist/75599596
Célestine Lefèbvre - Immaculati lili pulcherrimi / v_flower&初音ミク&巡音ルカ
きっと、初めましてね。
私はCélestine Lefèbvre。
フランス語でセレスティーヌの愛称形はセリィ(Célie)だから、自分ではセリィ・ルフェーヴルって名乗ってるけど、お好きに呼んでくださって構わないわ。
ドミニコ会第三会員の在俗修道女、いわゆるカトリックのシスターよ。
普段はTwitter改めXで西欧音楽学たんをさせていただいてるわ。
現代音楽って伺って、私も参加させていただくことにしたの。
書き上がったのが締め切りぎりぎりで、動画に歌詞を入れられなくてごめんなさい。
代わりにラテン語歌詞を下の方に載せておくわね。
ちゃんとした古典ラテン語になってると思うけど、もし文法がおかしかったら突っ込んで頂戴。
コンセプト部門で、テーマは拡張された教会旋法(半音階聖歌)。
ソプラノは独唱で変格トリトゥスと正格デウテルスを交互に移動、メゾソプラノは斉唱で変格トリトゥス、アルトは斉唱で正格デウテルス。
横のメロディは順次進行をなるべく避けて、半音進行か大きな跳躍かのどちらかになってるわ。
聖母マリアを讃える曲だから、3拍子。
縦の和音は基本的に完全5度を中心にしてるから、調性音楽とも無調とも違う中世西欧音楽っぽい響きに聴こえるんじゃないかしら。
ソプラノはv_flower、メゾソプラノは巡音ルカ、アルトは初音ミク。
https://twitter.com/Musicologie_tan
https://youtube.com/@celestinelefebvre4110
https://note.com/musicologie_tan/
Immaculati lili pulcherrimi Written(Lyric&Music):Célestine Lefèbvre
Immaculati lili pulcherrimi.
Ob carpendum non potest quisquam.
Saeculo satiavi gratiae aromaticae.
Flos albus et magnificus florui.
Cantus precandi, cantandi.
Ob exemplar hominis cadit numquam.
Noctem serenat per caritatem infinitam.
Mater Dei ex luce munda dignata lustrat.
【巡音ルカ megpoid】Sing,sing ye Druids 【パーセル】
Henry Purcell/Sing,sing ye Druids Z.574
歌え 歌え お前たちドルイド僧よ
V4ルカさんとAIメグさんに英語で歌っていただきました。
V6の英語使いにくい、てか単純な頭の持ち主には荷が重い、、。日本語も英語も切り替えなしで歌えるのだけど、日本語でも意味の通じる英語(makeとか)は発音記号(候補が出てくる)を指定しなければならない。そして英語の発音記号で打ちこむにはその音符が英語ということをまず認識させなければならないという面倒くさいことに。何かやり方があるのかもしれないけど見つけられませんでした。だれか教えてorz
Johannes Ockeghem: Fors seullement contre [3声のシャンソン]
ヨハネス・オケゲム作曲の3声のシャンソン Fors seullement contre をお送りします。同じ3声のシャンソンでは Fors seullement l'actente の方が有名ですが、時間経過(?)の順序に従って今回はこちらを演奏しました。 l'actente の方はまた別の機会に演奏します。イラストに合わせて、トップはミクさんに歌ってもらいました。挿絵のイラストは拙作です(im3318731)。合唱:Miku_Solid, KAITO_V3_Straight, Gackpoid_Native秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394A=466.2Hz, temper adjust1.0.0 を使用してミーントーンで調律しました。歌詞は3節からなり、リフレインを含めて5番まであります。演奏時間を考慮して、1、2、5番を演奏しています。
Thomas Morley: 06. Lo ! here another Love [Canzonets to Two Voices (1595)]
トマス・モーリー作曲の2声のカンツォネット集より、6曲目の Lo ! here another Love, [ご覧よ、愛の神がもう一人]をお送りします。突然訪れる恋の理不尽さを、愛の神の投げ矢と言い、愛の苦悩を歌っています。Vocaloid: MIKU_V3_English, Luka_English.A=440Hz, ミーントーン(F)で調律しました。2人のソプラノ、ソプラノ/テナーなどで演奏されますが、今回はこの人達に歌ってもらいました。MEIKOさんが非常に上手なのですが、事情で MIKUに出てもらっています。挿絵は拙作です。愛の神のダーツは、何だか APFSDSみたいになってしまいました…秋茄子の公開マイリスト:
【ミク・いろは】ノートルダム・ミサ曲のサンクトゥス【Maika・Mew】
ギヨーム・ド・マショー(Guillaume de Machaut:1300?~1377)作曲の「ノートルダム・ミサ曲」から、サンクトゥスを歌ってもらいました。
メンバー:
Triplum … 初音ミク
Motetus … 猫村いろは
Tenor … Maika
Contratenor … Vocaloid3 Library Mew
歌詞:
Sanctus, Sanctus, Sanctus
Dominus Deus Sabaoth.
Pleni sunt caeli et terra gloria tua.
Hosanna in excelsis.
Benedictus qui venit in nomine Domini.
Hosanna in excelsis.
その他の作品 → mylist/11965306
Giovanni Pierluigi da Palestrina: 02. Offertorium [Missa pro defunctis]
ローマ楽派の作曲家 Giovanni Pierluigi da Palestrina ジョバンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ(1525-1594)作曲の、 Missa pro defunctis 死者のためのミサ より、Offertorium 奉献唱 を演奏します。ミサ中の聖体の奉献、奉納祈願の際に歌われる聖歌に基づいています。パレストリーナの曲は重く沈鬱で、死者を悼む悲しみを表すようです。奉献唱は極めて中世的で叙情的な歌詞ですが、第二バチカン公会議後の典礼改革により用いられなくなりました。合唱:VY1, IA, KAITO_V3_Straight, VY2V3, Gackpoid_Native. A=440Hz, Temperadjust を使用してミーントーン(F)で調律しました。挿絵は拙作ですが、同じパレストリーナ作の Stabat Mater を思わせる曲想からの連想です。秋茄子の公開マイリスト:
【オリジナルクラシカ初演祭】混声合唱曲『東の野に』
詞:柿本朝臣人麿 様
曲:soso 様 (nc71334)
画:もこい様 (http://piapro.jp/isopen)
奏:ジャコウネズミ (mylist/29219876)
唱:Sop. 猫村いろは Alt. Lily V3 Ten. 神威がくぽ Bas. VY2V3
律:ピタゴラス音律 (C基準)
【UTAU】『モンセラートの朱い本』より 「No.1 おお、ここに輝く乙女よ」
原曲名:No.1 O Virgo Splendens
スペインはバルセロナ郊外に位置する「モンセラート修道院」に伝わる歌曲集で、
この場所にある黒いマリア像への巡礼者たちによって歌われた曲の一つです。
「朱い本」とは、19世紀に朱い表紙に再装幀されたことによりついた名前です。
この曲は3人のカノンになっています。
歌詞は中世ラテン語のようですが、訳すのが難しいので意訳です。
よろしくお願いいたします。
No.7 母なるマリアを讃えん nm19432595
【いろは・MEW】ヤコポ・ダ・ボローニャの「Oselletto Selvaggio」【2声のマドリガーレ】
ヤコポ・ダ・ボローニャ(Jacopo da Bologna:14世紀の人)による2声のマドリガーレを歌ってもらいました。おそらく2羽の鳥が滑空する様子を音楽にしたものだと思われます。邦題は「野生の鳥」。
赤文字の音節を伸ばして唄うメリスマ唱法の歌です。 同じ母音を執拗に上げ下げする中に、動物的本能の発露が感じられます(動物の鳴き声っぽい)。
その他の作品 → mylist/11965306
Thomas Morley:01.Go ye, my canzonets [Canzonets to Two Voices (1595)]
エリザベス一世時代のイングランドの音楽家 Thomas Morley (1557-1602)トマス・モーリー編集のCanzonets to Two Voices (1595)「2声のカンツォネット集」より、冒頭の Go ye, my canzonets 「行っておくれ、私の歌よ」をお送りします。高貴な婦人に向かって、歌にふさわしい栄誉を与えて欲しいと嘆願する内容です。この婦人は、聖母マリア、あるいはモーリーの庇護者で主君のエリザベス一世と思われます。モーリーは終世カトリック信者でしたが、同時にエリザベス一世のお気に入りの宮廷音楽家でもありました。処世に長けたモーリーらしい配慮とも言えるでしょう。Vocaloid: Cantus: Miku_V3_English, Secundus: Meiko_V3_EnglishTemperadjust を使用して、ミーントーン(F)、A=440Hz で調律しています。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:
Palestrina: Dominus Jesus in qua nocte trabebatur 主イエスは渡された夜
ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ(Giovanni Pierluigi da Palestrina)作曲の5声のモテット、Dominus Jesus in qua nocte trabebatur 主イエスは渡された夜 を演奏します。最後の晩餐を記念する聖木曜日の聖歌で、共観福音書、一コリントに見られるイエスの言葉に取材していますが、ミサ典礼中のラテン語の奉献文(ローマ典文)に最も類似しており、典礼文からとられた歌詞と考えられます。全体にポリフォニックな構成が目立ち、暗く沈んだ中にも落ち着きのあるパレストリーナらしい曲作りと言えるでしょう。合唱:VY1V3, MEIKO_V3_Straight, IA, Luka, VY2V3, KAITO_V3_Straight, Gackpoid_Native, Kiyoteru A=440.0Hz, ミーントーンで調律しました。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
Tomás Luis de Victoria: Popule meus 私の民よ [4声のモテット]
16世紀後半のスペイン・ルネサンス黄金時代の作曲家、Tomás Luis de Victoria トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611)作曲の4声のモテット、 Popule meus 私の民よ を演奏します。聖金曜日の典礼(この日はミサ聖祭が無い)で演奏される「とがめの交唱」Improperia インプロペリアの一部に作曲されています。キリストの受難は我らの罪のためであることを諭し、回心を促す聖歌です。ビクトリアの曲は終始淡々と進行しますが、その中に時折見せる感情の高まりが、ビクトリアらしいと言えましょう。合唱:VY1V3, IA, KAITO_V3_Solid, Gackpoid_Native. A=440.0Hz、temperadjust を使用しミーントーン(F)で調律しました。秋茄子の公開マイリスト:
Luca Marenzio: Tirsi morir volea ティルシは死を望んだ_修正版[5声のマドリガーレ]
先日投稿した動画の修正版です。少しテンポや Mix を調整していますが、音源は変わりありません。曲の印象が変わったので、イラストも描き直しました。マドリガーレの演奏については試行錯誤中なので、どうかご容赦下さい。自分としてもどちらが良いではないのですが....Vocaloid: Luka_V4X, VY1V4, KAITO_V3, VY2V3, Gackpoid. 前回同様 A=466.3Hz, temperadjust を使用してミーントーン(C)で調律しています。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
初音ミク - Benedictus qui venit (てくね Cover)
☆第十二回ボカロクラシカ音楽祭
☆参加部門: 自由曲部門
☆曲名: Benedictus qui venit
☆作曲: Adam Gumpelzhaimer(1559 – 1625)
☆選択テーマ: バッハより前
☆歌唱: 初音ミク
☆グンペルツハイマーの肖像画: Lucas Kilian(1579 – 1637)
☆初音ミクイラスト素材: eeee
初音ミクカバー聖歌~ということで久々にボカクラ祭に投稿。グンペルツハイマーの2部合唱曲。
この曲はなかなか歌唱音源が見つからなくて実際に歌うとどうなのか気になっていました。
今回ボカクラ祭のテーマに合致してたので、せっかくだし作ってみました。
短い曲でありながらこの聴きごたえ。グンペルツハイマーはいいぞ!
お持ち帰り用mp3データなど: https://technetiummm.net/48_benedictus/
第十二回ボカロクラシカ音楽祭の公式マイリスト: mylist/72010140
初音ミク - Crucifixus etiam pro nobis (てくね Cover)
☆第十三回ボカロクラシカ音楽祭
☆参加部門: 自由曲部門
☆曲名: Crucifixus etiam pro nobis
☆作曲: Adam Gumpelzhaimer(1559 – 1625)
☆選択テーマ: 祈り
☆歌唱: 初音ミク
☆初音ミクイラスト素材: eeee
初音ミクカバー聖歌。去年の第十二回に引き続き今年もグンペルツハイマーの2部合唱曲。
聖歌ということで今回のテーマ「祈り」にぎりぎり当てはまっていると思いたいです。
内容的にはキリストが十字架につけられるところですが意外と悲壮感は薄いような気がするのは
そういうものなのか私の感性がずれているのか……。
そんなところも含めて素敵な一曲だと思うのです。グンペルツハイマーはいいぞ!
前回のグンペルツハイマー(Benedictus): sm39706239
お持ち帰り用mp3データなど: https://technetiummm.net/crucifixus/
第十三回ボカロクラシカ音楽祭の公式マイリスト: mylist/74066779
Giovanni Pierluigi da Palestrina: Vexilla Regis prodeunt 王の御旗は進む
パレストリーナ作曲の4声(一部5声)のモテット、Vexilla Regis prodeunt 「王の御旗は進む」をお送りします。本来は聖週間および字架賞賛の祝日に演奏される聖歌ですが、聖週間に遅刻してしまいました。。歌詞は6世紀のポワチエ司教フォルトゥナトゥス Venantius Fortunatus (c.530–c.600/609)作で、ビザンツより聖遺物の「真の十字架」の断片が王妃ラデグンドの尽力でポワチエに勧請された際に作られた、十字架を讃える聖歌です。パレストリーナが作曲した歌詞は、当時のものとは一部の章句で異同がありますが、グレゴリオ聖歌のメロディーを活かしつつ、端正ながら迫力のある構成は、パレストリーナらしいと思います。合唱:VY1_V4_Normal, IA, KAITO_V3_Straight, Gackpoid_Native. A=466.2Hz, ミーントーンで調律しました。
Guillaume Dufay: Vergene bella, che di sol vestita 陽の衣を纏いし、美しき乙女よ
ブルゴーニュ楽派の巨匠ギヨーム・デュファイ作曲の3声のストローファ Vergene bella, che di sol vestita 陽の衣を纏いし、美しき乙女よ をお送りします。フランチェスコ・ペトラルカ晩年の恋愛詩集 Canzoniereカンツォニェーレより、最後の詩の第一節に作曲されています。ペトラルカ没後50年を記念してデュファイがパトロン(ペトラルカのパトロンの孫)より作曲を依頼されたようで、ペトラルカの詩に作曲したものとしては最古の事例の一つです。一昨年も演奏した曲ですが、今回は最上旋律を男声で、歌詞のない残り2声部を器楽で演奏しました。 KAITO_V3_Straight の演奏です。A=466.2Hz, ミーントーンで調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
【Mew・いろは・MAIKA】ペロタンのアレルヤ【クリスマス祭】
クリスマスということでキリスト教にちなんだものを投稿しようと思いました。
Pérotin もしくは Magister Perotinus(1160?~1230?)はもろに中世の人です。「Alleluia Nativitas」という曲の冒頭部分になります。「ア・レ・ル・ヤ」の4つの音節を、こんなにも長く伸ばす音楽があるのか~と驚きました。
少しやっつけですが、お聞きください。
カバー曲リスト → mylist/11965306
Thomas Morley:02. When lo, by break of morning [Canzonets to Two Voices (1595)]
トマス・モーリー作曲の2声のカンツォネット集(1595)より、2曲目の "When lo, by break of morning" (ご覧よ 明け方に)をお送りします。朝方に見かけた花摘みの女性の美しさを讃える歌で、明るく軽快なメロディーが、男性の幸福な気持ちを代弁するかのようです。この曲集は前半4曲目までは明るい曲が多いのですが、徐々に男性が思い詰めたのか、暗い曲が増えてきます。。今回は、 KAITO の重唱でお送りします。Vocaloid: KAITO_V3_English. A=440Hz, ミーントーン(F)で調律しています。挿絵は拙作です。やはりKAITOの讃える女性と言えば、この人でしょうw秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
John Dowland: Sleep, wayward thoughts 眠れ、わがままな想いよ[The First Booke of Songs]
16世紀後半のイングランドの作曲家ジョン・ダウランド(1563~1626)作曲の4声のリュート伴奏付歌曲集、The First Booke of Songes or Ayres (1597) より 13曲目の "Sleep, wayward thoughts" 「眠れ、わがままな想いよ」をお送りします。3番までの歌詞の内、1番、2番を演奏しました。歌詞は例によって、報われない恋に陶酔する男性の独白で、宮廷風恋愛の系譜に属する詩的表現です。Luka, Miku_V3_English, KAITO_V3, BigAL に歌ってもらいました。A=440Hz, Temperadjust を使用し、ミーントーン(F)に調律しています。秋茄子の公開マイリスト:
Thomas Morley:05.Miraculous love's wounding [Canzonets to Two Voices(1595)]
トーマス・モーリー編の2声のカンツォネット集 (1595)より、Miraculous love's wounding "奇跡の愛は傷を負わせる"をお送りします。愛の苦しみと喜びを歌った内容ですが、宮廷風恋愛の伝統と、やや沈んだ曲想から、身分違いの愛などが考えられます。Vocaloid: Cantus: MEIKO_V3_English, Tenor: KAITO_V3_English. Temperadjust を使用して、ミーントーン(F)、A=440Hz で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
John Dowland: Whoever thinks or hopes of love [The first booke of songes ]
ジョン・ダウランド作曲の4声のリュート伴奏付歌曲、"Whoever thinks or hopes of love" 誰でも愛について考え望む者は をお送りします。The First Booke of Songes (1597)より2曲目です。例によって暗い歌詞ですが、リュートの伴奏に乗ったキビキビした各声部の動きが特徴です。ルカ誕生祭でしたので、今回はルカさんにトップを歌ってもらいました。Luka, MIku_V3_English, KAITO_V3_English, BigAL の合唱です。A=446.2Hz, ミーントーンで調律しました。挿絵はルカ誕生祭向けに描いた、拙作です。秋茄子の公開マイリスト:mylist//33133394
【ミク・いろは】ノートルダム・ミサ曲のアニュス・デイ【MEW・Maika】
ギヨーム・ド・マショー(Guillaume de Machaut:1300?~1377)作曲の「ノートルダム・ミサ曲」から、「アニュス・デイ」と「イテ・ミサ・エスト」を歌ってもらいました。
最初にこのミサ曲を聞いたときは、今の音楽とのあまりの和声感覚の違いに度肝を抜かれたものですが、こちらは比較的明るめで聞きやすい方かと思います。
歌詞:
Agnus Dei, qui tollis peccata mundi, miserere nobis.
Agnus Dei, qui tollis peccata mundi, miserere nobis.
Agnus Dei, qui tollis peccata mundi, dona nobis pacem.
Ite missa est
Deo gratias
その他の作品 → mylist/11965306
Aressandro Grandi: Hodie nobis de caelo 今日 われらに天より [2声のモテット]
17世紀始めのヴェネチアを中心に活躍した作曲家、アレッサンドロ・グランディ(1586-1630)作曲の2声と通奏低音のためのモテット、Hodie nobis de caelo 「今日 われらに天より」をお送りします。モテット集第一巻(1610)の冒頭の曲で、降誕祭の日中のミサのレスポンソリウムに作曲されています。グランディはモンテヴェルディと同時期にサン・マルコの副楽長を勤めていますが、比較的短い生涯の間に出版された楽譜の多さが、当時の名声を物語っています。動画は当初は鏡音リン/レン誕生祭とボカロクリスマス祭に向けて製作中でしたが、今回リン/レンV4Xで作り直しました。Vocaloid: Rin_V4X_Power/Warm, Len_V4x_Power/Serious. A=466.2Hz, ミーントーン(F)で調律しました。挿絵は拙作です。秋茄子の公開マイリスト:
Tomás Luis de Victoria: Pueri Hebraeorum ヘブライ人の子らは [4声のモテット]
16世紀後半のスペインの作曲家トマス・ルイス・デ・ビクトリア作曲の4声のモテット Pueri Hebraeorum ヘブライ人の子らは を演奏します。キリストのエルサレム入城を記念する 受難の主日(枝の主日:2014年は 4/13(日))のための聖歌で、ポリフォニックな導入部とホモフォニックな中間部の対比が美しいモテットです。四旬節にふさわしい曲として演奏しました。合唱:VY1V3, IA, Megpoid_Native, KAITO_V3_Straight, VY2V3, Gackpoid_Native, Kiyoteru A=440.3Hz, ミーントーンで調律しました。秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394
【東北きりたん】Weep O mine eyes (John Bennet)【四部合唱】
英語の古い歌をNEUTRINOの東北きりたんに歌ってもらいました。
Weep O mine eyes
(涙せよ、我が眼)
作曲: John Bennet
歌: 東北きりたん (NEUTRINO)
YouTube版: https://youtu.be/4Kgu_Y8JcLY
〈立ち絵〉
【素材】東北きりたん立ち絵 (かれい 様, https://seiga.nicovideo.jp/seiga/im7760810 )
〈背景写真〉
Pixabay より (etienne2424 様, https://pixabay.com/photos/3733910/ )
〈フォント〉
しねきゃぷしょん (chiphead 様)
にゃしぃフォント改二 (マルセ 様, 「よく飛ばない鳥」 https://marusexijaxs.web.fc2.com/ )
【ボカルネサンス】円形の無限カノン【ラモスデパレハ】
大航海時代はイタリアのバルトロメオ・ラモス・デ・パレハの無限カノンを歌って貰いました
500年以上前の作品です
追奏箇所を「息吹を与える4人」で示した円状楽譜が記譜史の印象的なトピックとして引用されることで知られます
円の中に書かれているのは歌詞ではなく音楽の性格で、世界のための音楽と題されるのはここに由来しているようです
パレハは、ピュタゴラス音律の支配にあった当時の調律法にテコ入れしたことでも知られており、高名な理論家でもあります
演奏にあたって調律はケプラーのFセンターを、楽器はハンドドラム(2台)とバロックティンパニ(6台)とルカ&MEW(4声)を採用しました
mylist/24963463 mylist/29113406
■追記:広告ありがとうございます!
【第六回ボカロクラシカ音楽祭】Ave verum corpus(W.Byrd)
男声ボカロ4人組(ピコ、YUU、KYO、VY2V3)によるウィリアム・バード作曲のアヴェ・ヴェルム・コルプスです。ルネサンス音楽の中でも人気が高く、よく歌われます。
バード自身の出版による当時の楽譜が見つかったので、動画にしました。音源ももちろん、その楽譜をもとに作ってあります。歌詞はラテン語の文法にも注意を払って、直訳を心がけたつもりです(?なところもありますが)。
イラストはピアプロよりお借りしました。
http://piapro.jp/t/bbZT まめ様
http://piapro.jp/t/-EUj ikku09様
http://piapro.jp/t/xSWW kkc様
http://piapro.jp/t/8byQ えぃみー様
楽譜はペトルッチ楽譜ライブラリーよりお借りしました。
みなさま、ありがとうございます。