タグ 空前のあっちむいてフォニイブーム が登録されている動画 : 2 件中 1 - 2 件目
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ん、私ともフォニイをやるべき
ん、私ともさようならまたねと呟くべき
ん、メインストーリーのネタバレを含むから見てから私とも視聴すべき
先駆者先生→sm41773113
ん、私ともこっちも見るべき→sm41779465
ん、私ともあっちむいてフォニイをやるべき
初投稿です。
「ん、私ともあっちむいてホイをやるべき」
彼女は言った。
しかし私は大人でずるいから、ルールなんかを持ち出して断ってしまうのだ。
してやればいいのに。
彼女は少しふくれっ面を浮かべて溜息を吐いた。
彼女の目が私を責めているように見えたのは、きっと私がずるいからだ。
「先生も今度一緒に、銀行強盗…する?」
彼女は言った。
しかし私は先生でずるいから、常識なんかを持ち出して断ってしまうのだ。
彼女の笑顔に比べたら、些細な事だろうに。
彼女は残念そうな顔を隠して、いつかを楽しみにしていると言った。
いつかがいつか、触れようとしないのは、きっと私がずるいからだ。
そんな事もあったね。
私の揺れる頭に遠い記憶が揺蕩った。
「ーーーーー」
彼女は泣いていた。
されど私はずるいから、その涙も拭えないでいる。
今更後悔しても遅いのに。
「ーーーーー」
彼女の声が聞こえない振りをしてしまうのは、きっと私がずるいからだ。
吹き付けるビル風は冷たく、彼女の腕が暖かい。
路地裏の床は固く、彼女の愛が温かい。
この透き通る世界は、ずっと私を拒絶して、かつ抱きしめている。
残った力で、指を動かす。
彼女は私の震える指先を見つめた。
私は青く輝く空を指さした。
彼女はそれを追った。
君の負けだね、と私が言うと、白い鳥が、一羽。
空へ飛び立つのを彼女は見ていた。