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「鎌倉仏教」第87回黒田裕樹の歴史講座 6/7
この動画は第87回黒田裕樹の歴史講座「鎌倉時代その2 ~鎌倉仏教~」のうち「鎌倉仏教」の講演を、令和4(2022)年8月に新たに収録したものです。
動画のレジュメは「黒田裕樹の百万人の歴史講座」から入手できます。ぜひご加入ください。過去からの全てのレジュメを読むことができます。今なら20,000円で永久会員です!
http://1000000reki.jugem.jp/
ブログ「黒田裕樹の歴史講座」
http://rocky96.blog10.fc2.com/
「黒田裕樹の歴史講座」講演申し込みサイト
https://kokuboukai.com/category/history-study-session/kuroda-hiroki/
黒田裕樹の歴史講座・メルマガ編
https://www.mag2.com/m/0001672748
#黒田裕樹
#鎌倉仏教
#浄土宗
#浄土真宗
#時宗
#日蓮宗
#臨済宗
#曹洞宗
#黒田裕樹の歴史講座
鎌倉仏教を暗記する【日本史・スタディ実況】
0:01 ~ オープニング
1:33 ~ 抜き打ちテスト
2:51 ~ 抜き打ちテストの評価
5:17 ~ 浄土宗
9:00 ~ 浄土真宗
12:59 ~ 時宗
13:45 ~ 日蓮宗
16:34 ~ 臨済宗
18:49 ~ 曹洞宗
22:01 ~ ゴル君の勉強タイム
22:36 ~ ゴル君のテスト再挑戦
26:13 ~ おまけの確認テスト
日常生活では絶対に聞かれないが、
これを覚えなければならない学生・受験生がいる!
もし苦戦しているならば、我々と一緒にサクっと暗記しよう!
日本史の教科書(10,000語以上)を丸暗記し、
センター試験で100点を取った学園長が
全国の学生たちと共闘します。
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主にYouTubeにて活動中!
特にお気に入りの動画を
ニコニコにも投稿していきます。
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大魔王立 スマイル学園
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【使用画像】
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■無料写真素材 写真AC
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■スマイル大魔王 画
【使用楽曲】
■フリーBGM・音楽素材 MusMus
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【鎌倉仏教シリーズ】特別会・仏教関係者座談会6-6
約2年間、特別会を含めば100回近くとなったこのシリーズも今夜の仏教関係者座談会をもって完全に終わりとなりますが、今回は鎌倉仏教系および密教系の現役の僧侶さんたちを迎えて日本仏教全般についてのトークショウーとなります。日本仏教が日本人の気質に与えた絶大な影響から、今日および将来の日本にとって日本仏教はどう関わっていくのかを多方面から中身の濃い話し合いをします。何が飛び出すかは放送の中でのお楽しみです。
【鎌倉仏教シリーズ】特別会・仏教関係者座談会6-5
約2年間、特別会を含めば100回近くとなったこのシリーズも今夜の仏教関係者座談会をもって完全に終わりとなりますが、今回は鎌倉仏教系および密教系の現役の僧侶さんたちを迎えて日本仏教全般についてのトークショウーとなります。日本仏教が日本人の気質に与えた絶大な影響から、今日および将来の日本にとって日本仏教はどう関わっていくのかを多方面から中身の濃い話し合いをします。何が飛び出すかは放送の中でのお楽しみです。
【鎌倉仏教シリーズ】特別会・仏教関係者座談会6-4
約2年間、特別会を含めば100回近くとなったこのシリーズも今夜の仏教関係者座談会をもって完全に終わりとなりますが、今回は鎌倉仏教系および密教系の現役の僧侶さんたちを迎えて日本仏教全般についてのトークショウーとなります。日本仏教が日本人の気質に与えた絶大な影響から、今日および将来の日本にとって日本仏教はどう関わっていくのかを多方面から中身の濃い話し合いをします。何が飛び出すかは放送の中でのお楽しみです。
【鎌倉仏教シリーズ】特別会・仏教関係者座談会6-3
約2年間、特別会を含めば100回近くとなったこのシリーズも今夜の仏教関係者座談会をもって完全に終わりとなりますが、今回は鎌倉仏教系および密教系の現役の僧侶さんたちを迎えて日本仏教全般についてのトークショウーとなります。日本仏教が日本人の気質に与えた絶大な影響から、今日および将来の日本にとって日本仏教はどう関わっていくのかを多方面から中身の濃い話し合いをします。何が飛び出すかは放送の中でのお楽しみです。
【鎌倉仏教シリーズ】特別会・仏教関係者座談会6-2
約2年間、特別会を含めば100回近くとなったこのシリーズも今夜の仏教関係者座談会をもって完全に終わりとなりますが、今回は鎌倉仏教系および密教系の現役の僧侶さんたちを迎えて日本仏教全般についてのトークショウーとなります。日本仏教が日本人の気質に与えた絶大な影響から、今日および将来の日本にとって日本仏教はどう関わっていくのかを多方面から中身の濃い話し合いをします。何が飛び出すかは放送の中でのお楽しみです。
【鎌倉仏教シリーズ】特別会・仏教関係者座談会6-1
約2年間、特別会を含めば100回近くとなったこのシリーズも今夜の仏教関係者座談会をもって完全に終わりとなりますが、今回は鎌倉仏教系および密教系の現役の僧侶さんたちを迎えて日本仏教全般についてのトークショウーとなります。日本仏教が日本人の気質に与えた絶大な影響から、今日および将来の日本にとって日本仏教はどう関わっていくのかを多方面から中身の濃い話し合いをします。何が飛び出すかは放送の中でのお楽しみです。
【鎌倉仏教シリーズ】最終回・日蓮系新興宗教⑥創価学会2-2
2年近くの歳月をかけ続けたこの鎌倉仏教シリーズも今回が最終回となります。最終回を締めくくるのは創価学会で、これは日蓮の弟子、日興の流れを汲む日蓮正宗から破門されて単独宗教法人として活動してるグループですが、もともとは日蓮正宗の大石寺にある日蓮上人直筆の板大曼荼羅を大本尊として礼拝してたのですが、破門されてしまった為、「信心こそ大本尊」という論法を使わざるをえなくなった状況ながら、その折伏力はすざまじく、現在国内最大宗教勢力となり、世界にも自称数千万の信者を抱える団体に発展しています。この創価学会が目指すところは何なのか? そこに焦点を絞り、できるだけ客観的に見て行きたいと思います。
【鎌倉仏教シリーズ】最終回・日蓮系新興宗教⑥創価学会2-1
2年近くの歳月をかけ続けたこの鎌倉仏教シリーズも今回が最終回となります。最終回を締めくくるのは創価学会で、これは日蓮の弟子、日興の流れを汲む日蓮正宗から破門されて単独宗教法人として活動してるグループですが、もともとは日蓮正宗の大石寺にある日蓮上人直筆の板大曼荼羅を大本尊として礼拝してたのですが、破門されてしまった為、「信心こそ大本尊」という論法を使わざるをえなくなった状況ながら、その折伏力はすざまじく、現在国内最大宗教勢力となり、世界にも自称数千万の信者を抱える団体に発展しています。この創価学会が目指すところは何なのか? そこに焦点を絞り、できるだけ客観的に見て行きたいと思います。
【鎌倉仏教シリーズ】第95回・日蓮系新興宗教⑤顕正会2-2
日蓮の弟子・日興の流れ(日興門流)を引き継ぐ日蓮正宗は、その正宗を構成する多くの法華講(構成ユニット)の中で巨大化した法華講の顕正会と創価学会を、国立戒壇の解釈を巡って対立し、やがてこの両者の法華講を破門することになります。国立戒壇とは、日蓮が唱えた三大秘法の中の「本門の戒壇」の極端な解釈を明治末期頃にした国柱会の田中智學によって生み出されたものですが、これは戦前、日蓮主義と呼ばれ、釈迦牟尼仏(絶対神)の生まれ変わりである天皇が中心になって世界中を法華経信仰一色にするべきだ(八紘一宇)という思想です。この思想を引き継いだのは日蓮正宗なんですが、中でも顕正会と創価学会は国立戒壇論を強く主張し、正宗から破門されることになりました。
【鎌倉仏教シリーズ】第95回・日蓮系新興宗教⑤顕正会2-1
日蓮の弟子・日興の流れ(日興門流)を引き継ぐ日蓮正宗は、その正宗を構成する多くの法華講(構成ユニット)の中で巨大化した法華講の顕正会と創価学会を、国立戒壇の解釈を巡って対立し、やがてこの両者の法華講を破門することになります。国立戒壇とは、日蓮が唱えた三大秘法の中の「本門の戒壇」の極端な解釈を明治末期頃にした国柱会の田中智學によって生み出されたものですが、これは戦前、日蓮主義と呼ばれ、釈迦牟尼仏(絶対神)の生まれ変わりである天皇が中心になって世界中を法華経信仰一色にするべきだ(八紘一宇)という思想です。この思想を引き継いだのは日蓮正宗なんですが、中でも顕正会と創価学会は国立戒壇論を強く主張し、正宗から破門されることになりました。
【鎌倉仏教シリーズ】第94回・日蓮系新興宗教④日蓮正宗2-2
日蓮正宗は、霊友会や霊友会から派生した立正佼成会などの明治以降に突如と現れた新興宗教団体ではなく、日蓮の直弟子で六老僧の一人、日興の流れを汲む由緒ある正当な日蓮宗の一派であり、その日蓮正宗から「分裂」ではなく「破門」されて独立宗教法人にならざるを得なくなった顕正会や創価学会も、顕正宗とか創価宗と「宗」を名乗らず「会」と呼称し続けるのは、今日でも自らはあくまで日蓮正宗の法華講(放送内で説明します)の一つだと訴え続けてるからです。しかし、日蓮正宗と、正宗から破門された創価学会や顕正会の間では激しい対立抗争が続き様々な社会問題を起こしてきたことがマスコミからもたびたび伝えられてきています。本放送では、この流れを第三者的な公平な立場から解説したいと思います。
【鎌倉仏教シリーズ】第94回・日蓮系新興宗教④日蓮正宗2-1
日蓮正宗は、霊友会や霊友会から派生した立正佼成会などの明治以降に突如と現れた新興宗教団体ではなく、日蓮の直弟子で六老僧の一人、日興の流れを汲む由緒ある正当な日蓮宗の一派であり、その日蓮正宗から「分裂」ではなく「破門」されて独立宗教法人にならざるを得なくなった顕正会や創価学会も、顕正宗とか創価宗と「宗」を名乗らず「会」と呼称し続けるのは、今日でも自らはあくまで日蓮正宗の法華講(放送内で説明します)の一つだと訴え続けてるからです。しかし、日蓮正宗と、正宗から破門された創価学会や顕正会の間では激しい対立抗争が続き様々な社会問題を起こしてきたことがマスコミからもたびたび伝えられてきています。本放送では、この流れを第三者的な公平な立場から解説したいと思います。
【鎌倉仏教シリーズ】第93回・日蓮系新興宗教③立正佼成会2-2
霊友会の会員だった庭野日敬(にっきょう)と長沼妙佼(みょうこう♀)は、霊友会の教組の小谷喜美と法華経をめぐる解釈で対立し脱会し、昭和17年(1942)に「立正交成会」(現在の名称「立正佼成会」は昭和32年(1957)以降)を創立します。祖霊供養とか総戒名という思想は霊友会と同じですが、そこに密教的修行教義や道教陰陽五行的な姓名鑑定や星占いや民間信仰(七面大明神など)も採り入れ独特の教義を形成して行きます。政治的には保守政党(自民党)を推しつつも、首相・閣僚の靖国神社参拝に反対するなど保守左派的な立場を取り、さらに国際的に他宗教との交流や反核平和活動、慈善運動などと手広く活動の範囲を広げる一方、霊感商法的な勧誘など社会的問題も話題になっています。
【鎌倉仏教シリーズ】第93回・日蓮系新興宗教③立正佼成会2-1
霊友会の会員だった庭野日敬(にっきょう)と長沼妙佼(みょうこう♀)は、霊友会の教組の小谷喜美と法華経をめぐる解釈で対立し脱会し、昭和17年(1942)に「立正交成会」(現在の名称「立正佼成会」は昭和32年(1957)以降)を創立します。祖霊供養とか総戒名という思想は霊友会と同じですが、そこに密教的修行教義や道教陰陽五行的な姓名鑑定や星占いや民間信仰(七面大明神など)も採り入れ独特の教義を形成して行きます。政治的には保守政党(自民党)を推しつつも、首相・閣僚の靖国神社参拝に反対するなど保守左派的な立場を取り、さらに国際的に他宗教との交流や反核平和活動、慈善運動などと手広く活動の範囲を広げる一方、霊感商法的な勧誘など社会的問題も話題になっています。
【鎌倉仏教シリーズ】第92回・日蓮系新興宗教②霊友会2-3
日蓮の弟子(六老僧)からの流れとはまったく無関係に大正時代より彗星の如く現れた霊友会は、日蓮の弟子・日朗の流れを汲む本門仏立宗出身の西田無学の影響を受け、法華経を、夫婦の先祖供養を修行(菩薩行)の中心と据えてると解釈し、創始者の久保角太郎は最初「霊能者」の若月チセらと大正15年(1924年)に北千住霊友会を創立し、やがてチセと袂を分かち、兄嫁の小谷喜美らと昭和2年(1927年)に赤坂霊友会を創立し、それが昭和5年(1930年)現在に至る霊友会へと発展していきます。突然現れた霊友会は、果たして田中智學らの国柱会日蓮主義とはまったく異なる流れなのか? その辺を検証しながら見て行きたいと思います。
【鎌倉仏教シリーズ】第92回・日蓮系新興宗教②霊友会2-2
日蓮の弟子(六老僧)からの流れとはまったく無関係に大正時代より彗星の如く現れた霊友会は、日蓮の弟子・日朗の流れを汲む本門仏立宗出身の西田無学の影響を受け、法華経を、夫婦の先祖供養を修行(菩薩行)の中心と据えてると解釈し、創始者の久保角太郎は最初「霊能者」の若月チセらと大正15年(1924年)に北千住霊友会を創立し、やがてチセと袂を分かち、兄嫁の小谷喜美らと昭和2年(1927年)に赤坂霊友会を創立し、それが昭和5年(1930年)現在に至る霊友会へと発展していきます。突然現れた霊友会は、果たして田中智學らの国柱会日蓮主義とはまったく異なる流れなのか? その辺を検証しながら見て行きたいと思います。
【鎌倉仏教シリーズ】第92回・日蓮系新興宗教②霊友会2-1
日蓮の弟子(六老僧)からの流れとはまったく無関係に大正時代より彗星の如く現れた霊友会は、日蓮の弟子・日朗の流れを汲む本門仏立宗出身の西田無学の影響を受け、法華経を、夫婦の先祖供養を修行(菩薩行)の中心と据えてると解釈し、創始者の久保角太郎は最初「霊能者」の若月チセらと大正15年(1924年)に北千住霊友会を創立し、やがてチセと袂を分かち、兄嫁の小谷喜美らと昭和2年(1927年)に赤坂霊友会を創立し、それが昭和5年(1930年)現在に至る霊友会へと発展していきます。突然現れた霊友会は、果たして田中智學らの国柱会日蓮主義とはまったく異なる流れなのか? その辺を検証しながら見て行きたいと思います。
【鎌倉仏教シリーズ】第91回・日蓮系新興宗教①大きな流れ説明2- 2
霊友会、本門仏立宗、創価学会など日蓮系の新興宗教は、在家集団として既成仏教各派を凌ぐほどの信者数を確保してますが、その流れは、日興門流や日朗門流の流れを汲む創価学会と本門仏立宗と、まったくの新興宗教団体である霊友会系に分別され、日本の宗教団体全体の中でも大きな割合を占めてます。中でも霊友会系と創価学会系は、芸能、芸術、スポーツなどの文化面のみならず政治にも積極的にかかわっていく姿勢を明確に出し、政界でも大きな影響力を持つまでに勢力を伸ばしています。今回は、まずこれらの日蓮系新興宗教教団の大きな流れについて分かりやすく説明したいと思います。
【鎌倉仏教シリーズ】第91回・日蓮系新興宗教①大きな流れ説明2- 1
霊友会、本門仏立宗、創価学会など日蓮系の新興宗教は、在家集団として既成仏教各派を凌ぐほどの信者数を確保してますが、その流れは、日興門流や日朗門流の流れを汲む創価学会と本門仏立宗と、まったくの新興宗教団体である霊友会系に分別され、日本の宗教団体全体の中でも大きな割合を占めてます。中でも霊友会系と創価学会系は、芸能、芸術、スポーツなどの文化面のみならず政治にも積極的にかかわっていく姿勢を明確に出し、政界でも大きな影響力を持つまでに勢力を伸ばしています。今回は、まずこれらの日蓮系新興宗教教団の大きな流れについて分かりやすく説明したいと思います。
【鎌倉仏教シリーズ】第90回・日蓮主義⑨妹尾義郎と左翼日蓮主義 2-2
日蓮主義と言えば、八紘一宇を訴えて世界侵略と世界征服を画策した田中智學や、一生一殺をスローガンに政府財界要人暗殺の運動を進めた井上日召など国家主義的な法華右翼のイメージが強い中、きわめて異色な存在として、左翼日蓮主義者として労働運動や社会主義運動に参加した妹尾義郎(せのうぎろう)がいます。同じ日蓮主義で右翼と左翼がいるという事自体に違和感を感じる人は多いと思いますが、実は、右翼とか左翼というのは方法論の違いで、根本は法華経で世界を統一(政治界も宗教界も)しようという原点は共有していたのです。妹尾は戦前、戦後を通じて自らの左翼日蓮主義的立場を貫き、最後には共産党にまで入党するという経緯を辿ります。
【鎌倉仏教シリーズ】第90回・日蓮主義⑨妹尾義郎と左翼日蓮主義 2-1
日蓮主義と言えば、八紘一宇を訴えて世界侵略と世界征服を画策した田中智學や、一生一殺をスローガンに政府財界要人暗殺の運動を進めた井上日召など国家主義的な法華右翼のイメージが強い中、きわめて異色な存在として、左翼日蓮主義者として労働運動や社会主義運動に参加した妹尾義郎(せのうぎろう)がいます。同じ日蓮主義で右翼と左翼がいるという事自体に違和感を感じる人は多いと思いますが、実は、右翼とか左翼というのは方法論の違いで、根本は法華経で世界を統一(政治界も宗教界も)しようという原点は共有していたのです。妹尾は戦前、戦後を通じて自らの左翼日蓮主義的立場を貫き、最後には共産党にまで入党するという経緯を辿ります。
【鎌倉仏教シリーズ】第89回・日蓮主義⑧外八州史観と神道カルト2-2
木村鷹太郎は、昭和2年(1927)に「一天四海五大洲の大日蓮」という本を出版し、かつて太古の昔は世界が日本であった、言う「外八州史観」を発表します。しかし、末法の時代とともにかつての外八州(=全世界)日本は失われ、今や内八州という小さな領土になってしまった日本が、法華経の公布という使命を負って再び外八州を取り戻す(つまり、侵略するという意味)べきだと主張します。この誇大妄想的な発想は、平田国学の流れを汲む平田系神道カルトの間にも広まり(大本教「世界雛形理論」、さらには陸軍中枢まで広まる(神道天行居など)と、それは妄想から狂気の現実となり、日本を絶望的な戦争への道へと導いて行きます。
【鎌倉仏教シリーズ】第89回・日蓮主義⑧外八州史観と神道カルト2-1
木村鷹太郎は、昭和2年(1927)に「一天四海五大洲の大日蓮」という本を出版し、かつて太古の昔は世界が日本であった、言う「外八州史観」を発表します。しかし、末法の時代とともにかつての外八州(=全世界)日本は失われ、今や内八州という小さな領土になってしまった日本が、法華経の公布という使命を負って再び外八州を取り戻す(つまり、侵略するという意味)べきだと主張します。この誇大妄想的な発想は、平田国学の流れを汲む平田系神道カルトの間にも広まり(大本教「世界雛形理論」、さらには陸軍中枢まで広まる(神道天行居など)と、それは妄想から狂気の現実となり、日本を絶望的な戦争への道へと導いて行きます。
【鎌倉仏教シリーズ】第88回・日蓮主義⑦江川桜堂と「死のう団」2-2
昭和8年(1933)6月、日蓮会殉教衆青年党を組織した江川桜堂(忠治)は、28名の党員の青年男女に「殉教千里行」という、全員が黒衣に白袴という装束で「死のう!死のう!」と叫びながら鶴岡八幡宮まで行進する行動を行ったところ、途中の逗子桜山で官憲に全員逮捕され、江川も含め、拘置所で1~2か月間の間拷問取り調べを受けることになり、釈放後、江川ら日蓮会は官憲への抗議活動として、皇居前、警視庁前、内務省、国会議事堂前などで割腹パフォーマンス抗議を行ったりする中、江川本人が病死し、盟主江川の死亡を嘆く日蓮会の若い男女5名(うち女性3名)が相次いで自殺をするという、所謂「死のう団事件」なるものを起こします。
【鎌倉仏教シリーズ】第88回・日蓮主義⑦江川桜堂と「死のう団」2-1
昭和8年(1933)6月、日蓮会殉教衆青年党を組織した江川桜堂(忠治)は、28名の党員の青年男女に「殉教千里行」という、全員が黒衣に白袴という装束で「死のう!死のう!」と叫びながら鶴岡八幡宮まで行進する行動を行ったところ、途中の逗子桜山で官憲に全員逮捕され、江川も含め、拘置所で1~2か月間の間拷問取り調べを受けることになり、釈放後、江川ら日蓮会は官憲への抗議活動として、皇居前、警視庁前、内務省、国会議事堂前などで割腹パフォーマンス抗議を行ったりする中、江川本人が病死し、盟主江川の死亡を嘆く日蓮会の若い男女5名(うち女性3名)が相次いで自殺をするという、所謂「死のう団事件」なるものを起こします。
【鎌倉仏教シリーズ】第87回・日蓮主義⑥井上日召と血盟団事件2-2
昭和7年(1932)の2月から3月にかけて日蓮主義の僧侶・井上日召が率いる右翼テログループが、前蔵相の井上準之助および三井財閥の団琢磨を相次いで暗殺する事件(所謂世に言う「血盟団事件」)が起こります。日蓮主義者と陸軍および海軍における錦旗革命グループとの繋がりは強くなり、軍が武器を調達し、日蓮主義者がテロを行うというパターンが生まれて行きます。そして同年の5月には海軍グループによる「515事件」が発生します。これも背後には日蓮主義者たちが関わってきます。日蓮主義者と軍人クーデターグループの共通目標は、天皇を中心とした社会主義国家の建設であり、やがてその目標は4年後の2月26日に起きた「226事件」のように、国家改造および八紘一宇思想へと発展していきます。
【鎌倉仏教シリーズ】第87回・日蓮主義⑥井上日召と血盟団事件2-1
昭和7年(1932)の2月から3月にかけて日蓮主義の僧侶・井上日召が率いる右翼テログループが、前蔵相の井上準之助および三井財閥の団琢磨を相次いで暗殺する事件(所謂世に言う「血盟団事件」)が起こります。日蓮主義者と陸軍および海軍における錦旗革命グループとの繋がりは強くなり、軍が武器を調達し、日蓮主義者がテロを行うというパターンが生まれて行きます。そして同年の5月には海軍グループによる「515事件」が発生します。これも背後には日蓮主義者たちが関わってきます。日蓮主義者と軍人クーデターグループの共通目標は、天皇を中心とした社会主義国家の建設であり、やがてその目標は4年後の2月26日に起きた「226事件」のように、国家改造および八紘一宇思想へと発展していきます。
【鎌倉仏教シリーズ】第86回・日蓮主義⑤北一輝と226事件2-2
北一輝と言えば、イメージ的に「尊皇攘夷思想に燃えた青年将校たちを奮い立たせ、腐りきった財閥支配の政治を打倒し、天皇中心の愛国国家を建設を進める指導者」のような感がありますが、実は、本質は、幸徳秋水、堺利彦らの社会主義者思想や頭山満、内田良平らの日本・朝鮮・中国互恵の独立国連合を目指した大アジア主義、そして、その両者を、日蓮主義の八紘一宇思想で繋ぐ「革命の為の天皇利用論」者でした。226事件の事後、銃殺刑が決まって、すべてのクーデター参加者が「天皇陛下万歳」を叫んで銃殺された中、北一輝一人は天皇陛下万歳を唱えなかったのでも有名です
【鎌倉仏教シリーズ】第86回・日蓮主義⑤北一輝と226事件2-1
北一輝と言えば、イメージ的に「尊皇攘夷思想に燃えた青年将校たちを奮い立たせ、腐りきった財閥支配の政治を打倒し、天皇中心の愛国国家を建設を進める指導者」のような感がありますが、実は、本質は、幸徳秋水、堺利彦らの社会主義者思想や頭山満、内田良平らの日本・朝鮮・中国互恵の独立国連合を目指した大アジア主義、そして、その両者を、日蓮主義の八紘一宇思想で繋ぐ「革命の為の天皇利用論」者でした。226事件の事後、銃殺刑が決まって、すべてのクーデター参加者が「天皇陛下万歳」を叫んで銃殺された中、北一輝一人は天皇陛下万歳を唱えなかったのでも有名です
【鎌倉仏教シリーズ】第85回・日蓮主義④石原莞爾と国柱会2- (2)
釈迦尊と日蓮上人と天皇を一体視し、釈迦・日蓮の権化(生まれ変わり)としての天皇が中心となって世界を法華経で統一(世界征服)することを目指す日蓮主義は、大正時代頃から台頭しだした田中智學の国柱会を中心に知識人や軍人、経済人の間に広く浸透していきます。石原莞爾は、仙台陸軍幼年学校時代より法華経に興味を持ち、東京で陸軍大学卒業後には陸軍武官として国柱会に入会し、本格的に日蓮主義に没頭していきます。やがて彼は、日蓮主義の八紘一宇思想を実現すべく、満州事変の企画実行、そして世界最終戦争論を展開していきます。