【鎌倉仏教シリーズ】第88回・日蓮主義⑦江川桜堂と「死のう団」2-2

【鎌倉仏教シリーズ】第88回・日蓮主義⑦江川桜堂と「死のう団」2-2

昭和8年(1933)6月、日蓮会殉教衆青年党を組織した江川桜堂(忠治)は、28名の党員の青年男女に「殉教千里行」という、全員が黒衣に白袴という装束で「死のう!死のう!」と叫びながら鶴岡八幡宮まで行進する行動を行ったところ、途中の逗子桜山で官憲に全員逮捕され、江川も含め、拘置所で1~2か月間の間拷問取り調べを受けることになり、釈放後、江川ら日蓮会は官憲への抗議活動として、皇居前、警視庁前、内務省、国会議事堂前などで割腹パフォーマンス抗議を行ったりする中、江川本人が病死し、盟主江川の死亡を嘆く日蓮会の若い男女5名(うち女性3名)が相次いで自殺をするという、所謂「死のう団事件」なるものを起こします。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm30173869