バルトーク 弦楽四重奏曲第3番 Sz.85 (1927)

バルトーク 弦楽四重奏曲第3番 Sz.85 (1927)

全部で15分ほどしかない、小品とも言える作品ですが、バルトークの最高傑作の一つと言われています。19世紀ロマン派の影響は影を潜め、12音技法的な旋律と不協和音を中心にした和声、東欧民謡からの断片的な動機の集まり、弓の木の部分で弦を叩く(コル・レーニョといいます)打楽器的奏法などの特殊奏法を効果的に使った荒々しいリズム、その一方バロック音楽を思わせる対位法的進行など、バルトークの特長が凝縮された一曲です。この曲は一楽章の曲ですが、4つの部分に分かれています(カッコ内に時間を示します)。I. Prima parte : Moderato - attaca: (0:00-)II. Seconda parte : Allegro - attaca: (4:34-)III. Ricapitulazione della parima parte : Moderato (9:57-)IV. Coda : Allegro molto (13:23-)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm11003274