カラー‐ミュージック

カラー‐ミュージック

 1844年、D. D. ジェイムソン考案。 D. D. ジェイムソンという謎の人物については、ほとんど知られていません。彼は、「形」による記譜法よりも「色」による記譜法のほうが自然であると考えて、『Colour-Music』(1844)という本を書きました。あたらしい記譜法「Colour-Music」は、音高を《色》と《縦》、音価を《横》であらわします。こうすることで、直観的に理解できるうえに、音楽の美しさを目でみることができます。さらに、「12色の水を12個のグラスにそそぎ、それぞれランプで照らす。ピアノの鍵盤のうごきにあわせてカバーが上下し、くらい部屋が美しく彩られる」という仕掛けも構想していました。『Colour-Music』に掲載されている全6曲は、そのころロンドンで流行していた音楽(ロッシーニやヘンデルなど)です。 user/741800

http://www.nicovideo.jp/watch/sm18797552