シューベルトの主題による5つの変奏曲

シューベルトの主題による5つの変奏曲

 ヘルムート・ラッヘンマン作曲。1956年の作品です。 ラッヘンマン(1935-)はドイツ生まれの作曲家です。10代のころから作曲活動をしていましたが、1958年から1960年にかけてヴェネツィアに渡り、イタリアの作曲家ルイジ・ノーノのもとで学びました。特殊奏法を駆使した音響効果に定評があり、現代音楽の大家として広く知られています。代表作に『歌劇「マッチ売りの少女」』や、特殊奏法だけで構成されたピアノ曲『ギロ』などがあります。 本作『シューベルトの主題による5つの変奏曲』は、シューベルトの『ドイツ舞曲 嬰ハ短調 D. 643』をもとにした作品です。現代的な響きが使われているものの、嬰ハ短調で書かれているため、とても親しみやすい曲調になっています。 user/741800

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