バッハ 小フーガ ト短調 BWV578

バッハ 小フーガ ト短調 BWV578

バッハは生前作曲家というより、優れたオルガニストとして知られていました。若い頃は宮廷オルガニストとして活躍し、この「小フーガ」も含めて多くのオルガン曲がこの時期に書かれました。バッハが作曲家として評価されたのは、死後100年経ってのことでした(メンデルスゾーンが発掘)。フーガとはひとつの主題を基に複数の旋律が後を追って展開する様式ですが、似たものであるカノンが「かえるの歌」のような同じ旋律の繰り返しであるのに対し、フーガはより自由に異なった旋律も登場してきます。そのため音楽の奥行きがぐんと広がるのです。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm30666293