バッハ カンタータ 第140番 4. シオンは物見らが歌うのを聴く BWV.140

バッハ カンタータ 第140番 4. シオンは物見らが歌うのを聴く BWV.140

三位一体節後の第27日曜日に朗読された、マタイ福音書第25章1から13節は、 花婿の到着を待つ乙女のたとえを用いて、神の国の到来への備えを説いています。まず、花婿とは神の国のたとえです。 花婿の到来が遅れ10人の乙女たちは眠ってしまい、灯火を切らしてしまいました。 5人は予備の油を持っていたので結婚式に出席できましたが、 残りの5人は準備を怠り油を買いに行ったため、式に出席できなかったという話です。つまりやがて訪れる神の国の到来に備え、目を覚まして備えよというたとえです。これをふまえて、真夜中に物見らの声を先導として到着したイエスが、 待ちこがれる魂との喜ばしい婚姻へと至る情景を描いたのがニコライのコラール。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm30666558